ファンコミニティ

サービスや機能性では差別化しにくい時代です。どこから買うか、どこを応援するかの判断は、誰から買いたいか、誰を応援したいかに重要性が移っていると感じています。

大切なことは、各社のサービスや機能性がさほど変わらない部分。私たちスポーツ界なら、会場に来れば席はあるし、トイレもあるし、試合は観れるし、試合観戦というサービスを受けるのに何ら問題ありません。しかし、サービスを高いレベルで突き詰める前提で差別化しにくい境地を語らないと本質からズレます。サービスは似て非なりで、ここは頑張らねばです。

突き詰めると意思を持って経営した上で、誰から買いたいか、誰を応援したいかの選択肢に選ばれなければなりません。やはりパーパスやストーリーに共感してもらえることが重要かなと思います。コアに存在するのは、熱量の高いファンの皆さまとなりますが、ファンクラブなどのあり方、目的をもう少し繋がりを深めていくものにら変えていくというのはアリかなと個人的に考えています。

ファンコミニティとも言えますが、共感・共鳴できる健全な仲間が集い、お客様にダイレクトに繋がることで買いたいであるとか、応援したいと思っていただける場を作ることは今こそ、スポーツ界には必要な手段かなと思います。

既にこのような発想で運営している人や団体はありますが、どんどん増えたり、進化していってほしいです。また、ファン同士、素敵な繋がりが増えるのが理想ですね。