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陸上部だったから今がある。

当時、全校生徒がたった20人だった小学校に通っていた自分。

田舎だったこともあり車の通りも少なく

毎年学校の行事の一環として

冬になるとマラソン大会が開催されていた。

自分より2つ年上の先輩はいつも元気でスポーツもできて

遊んでいる時も自分のことを弟のように可愛がってくれた。

マラソン大会の時も常に1位だった。

走っている時先輩の背中を見ていつか追いつきたいという気持ちだった。

先輩が6年生の時、ぴったりついて走れるようにまでなっていた。

きっと先輩が気を使ってくれていたのだと思う。

最後はペースを上げられ距離が広がり結果は惜しくも2位。

けれど自分のベストタイムを大きく更新できていた。

それから2年。田舎なので通う中学校も1校しかない。

隣町に中学校があるため

毎日山道を自転車で漕いで1時間ほどで着くところだった。

中学になると他の町の子もいるため当時生徒は多かった。

先輩は3年生で陸上部のキャプテンをしていた。

野球部の選択もあったが球技が苦手な自分。

先輩に誘わたので迷わず陸上部に入部した。

自分は先輩と同じく800m、1500mを主に走っていた。

大会前のウォーミングアップは他校の足の速い人たちと集まり

ワイワイしながら練習し体を慣らしていた。

本番になると先輩たちはすごく速く大会でもいつもいい成績だった。

自分は走る時ペース配分があまりできていなかったこともあり

後半追いつかれることがよくあり決勝に行けず1年の頃は予選止まり。

普段の練習中、先輩や先生に目の前に見えるモノを目標にして走る事や

呼吸方法・腕の振り方など様々なアドバイスをしてもらい

練習の中走っている時に、自分は頭の中でアドバイスを工夫しながら

前の電柱まで走ろう。次の電柱まで走ろう。

と自分なりに目標をたてる走りを取り組んだり

呼吸方法を改善して走るペースが持続する方法や

足が疲れた時は手をよく降って足が動くようにしたりと色々取り組んだ。

そんな練習の甲斐もあり年を重ねるごとに

いいタイムを更新できるようになり大会でも決勝進出。

数回ほど800mで1位も取ることができるようになりいい成績だった。

そして現在社会人になって10年目。

現在は、学生の頃のように走る事は最近あまりできていないが

仕事や趣味など今も人間関係であったり趣味の事など

色々苦労する問題ばかりで山あり谷ありの日々ではあるのだけれど

仕事も趣味なんかもスポーツと同じで

まだ自分自身、明確な目標であるゴールの設定できていないのだけれど

自分が取り組めそうな事(目の前の課題)を

少しずつこなして(タスク)いくと

ゴール(人生の目標)に近づけるようになると思う。

人それぞれゴール(人生の目標)は違うが

前に進み続けていくと結果は出ると思う。




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