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プロデューサー論:エレン・イェーガーは最高のプロデューサーなのか!?

今回は、ビジネススキルに重要な要素であるプロデュース能力に求められることはなにか、を「進撃の巨人」の劇中を参考に分解していきます。
※ネタバレ注意(進撃の巨人のラスト分かっちゃいます)


プロデューサーが行う業務プロセス

プロデューサーとは僕の中の定義では、対象に対する課題解決を執行する人材としています。
故に、社長、営業マン、C◯◯など、ほぼビジネスマン全員に共通する人材の概念であり、プロデューススキルはビジネスマンによって必須のスキルと考えています。

そして、そのプロデューサーが行う業務プロセスは以下です。

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特に2と3のプロセスの品質が高ければ高いほど、あなたはプロデュース業務を行っていると捉えられます。


解決すべき課題をより大きくする

課題を大きくするということは、解決した後の各方面への影響が大きくなります。
影響度を与えるベクトルは自社、顧客、社会の3つがあると考えています。

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これらの◯を大きくしていくことで、関連ステークホルダーへの貢献度が高くなります。

課題を大きくするためにはいくつか手法があると思いますが、僕がよく使用するのは、与えられる責務と寄与度を上げることです。

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これは僕の別記事から引用しているものですが、この左上のセグにレベルを上げていくことを目指していくイメージです。


解決策に必要な準備(武器をデリバリー)を行う

次に設定した課題を解決する策を考えます。
本来解決策を導き出す際は、自分の能力もしくは定常アセットで乗り切るのが通常です。
しかし、自分の能力だけでは解決出来る課題の◯は大きくなりません。

自分の能力では出来ない部分を遂行出来る人材もしくはソリューションを調達することも重要です。

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解決策を魅せる(魅力的に訴求する)

ここが一番重要なプロデューサーを構成する要素です。

単純に解決策を実施するのではなく、より多くの人が共感を持てるように魅せることが重要です。

解決策を執行する上で産まれる障壁をなくし、解決策の価値をより上げるためです。

魅力的に訴求する考え方を以下に記載します。

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エレン・イェーガーは最高のプロデューサー!?

ここで「進撃の巨人」の劇中に出てくるエレン・イェーガーを題材にしましょう。(※ここからネタバレ注意!)

エレン・イェーガーは今回の「プロデューサーが行う業務プロセス」方程式に当てはめると以下を行いました。

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言語化すると、3番やばすぎわろたww

エレンはパラディ島に生まれて、自分たちの運命を変えるべく、日々邁進し、そして、世界の真実を知りました。

さらにユミルと出会うことで、進撃の巨人となることで、未来を見通し、自分がなすべきことを悟ります。

パラディ島だけではなく、全人類と世界を救うために奔走し、虐殺を行いながらも最大限まで解決策を魅せることに注力したのです。

最後は今後の課題解決の推進は仲間たちが行ってくれると信じて生涯を終えました。

やったことはやばすぎるのですが、真実を知る仲間たちが現代のビジネスマンにあったならば、彼こそが最高のプロデューサーだったと言うでしょう。

進撃の巨人を観た僕からすればそう感じましたし、涙しました。

今回は以上になります。

今回のnoteを書くために参考にした書籍も掲載しますので、皆さんも是非参考にしてみてください!


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