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常に自分と向き合う必要がある(再発させない為には)
昨年秋に私は適応障害と診断された。
この病気、近年増えてはいるようだが、本やネットで調べても情報が非常に少ないと思われる(私なりの解釈)
原因としては(上記のサイトより引用)
・一生懸命働いているが、仕事量が多く、休めない
・自分のペースで仕事ができない。
・仕事内容が、自分の性格や能力に合っていない
・職場の人間関係がよくない。
私の場合は仕事量は全く多くないが、それ以外は全て当てはまった。
具体的には
・自分のペースで仕事ができない
これは、複数人で仕事してるから仕方ないかことだが、必要以上に結構周りに相当気を遣い過ぎていた(この辺は匙加減が難しいが)
・仕事内容が自分の性格や能力に合ってない。
これはまさにドンピシャ。
私はこれでも16年同じ仕事をしていた。仕事が凄く出来る訳でもないが、そこまで出来ない訳でもない。割り振りされる仕事量が極端に少なく、物足りなさは常に感じていた。やる気があって、かけあっても対応してもらえない。軽んじられていたのかと今なら思える。
・職場の人間関係がよくない。
これは9割当てはまる。
前の職場は2年前から勤め始めた。
1月でだめだ、合わない。と肌で感じた。
直属の上司の威圧感や私に対してのあたりが半端なくキツい。恐怖しかなかった。
ほぼ業務上以外のまともな会話がない職場であった。
空気が本当重くて、辛かった。メンタルをじわじわと蝕んでいく。
別に仲良しこよしなんて望まない。
だが、適度な雑談はコミニュケーションを円滑にする為に必要であると思う。
それでも頑張れたのは、もう一人の上司の存在。
後でさりげなく
気にするな!あなたは頑張ってるからね。
声かけてフォローして貰えたのは大きい。
だが、その上司は異動になった。
異動は前からなんとなく決まっていて、覚悟はしていた。
切り替えて、新しいメンバーで頑張ろうと気持ちにはなっていた、いたが。
職場の雰囲気はガラッと変わった。
最初の気づきは後輩の変化。
最初はその子ともほどほどにうまくやっていけたと思った。
だから、今回もみんなで力を合わせて・・・
と思ったが、違った。
多分その子なりに必死だったんだと思う。
いつしか自分を蚊帳の外に押し出すようになっていた。
事前に相談して欲しかったことも、いつの間か単独で決めて行動していた。
彼女が何をしたいのか分からなかった。
いちいち彼女の行動に疑問を抱くようになっていた。常に不安につきまとわれるような感覚があった。
多分、じっくりと彼女と向き合って話せば良かったのかもしれない。でもそんな余裕がなかった。
最後の引き金は、異動について。
後1年半は出来ない。
告げられた瞬間に何が壊れた。
これがあと半年、なら頑張れた。
だが、1年半も待てない。頑張れない。
もう、希望も、何もかもが消えた。
涙が溢れた。
朝起きれなくなった。動けなくなった。
そして、私は適応障害と診断され今に至る。
適応障害はストレスから離れると症状は改善するとある。
実際のところ、私の場合も当てはまり、2ヶ月くらいでだいぶ気持ちも落ち着いてはいた(その感に少しずつ出来ることも増えた)
ただ、パニック発作の症状は、今でもたまに現れる。電車に乗ると息苦しさなど、調子が悪くなるなどだ。
大事なことは再発させない為に、
常に自分と向き合うこと。
具体的には
・自分の感情を無視しない。
・紙に書き出す。
・早めに相談。
この病気は周りからはわからない。わかりにくい。
だから辛いなら辛いって言わないと分からない、理解して貰えない。
周りはもっと大変だとか言われたり、思われたりするが、そんなのは関係ない。
自分の気持ちを否定しない。
他の誰でもなく、自分だけは。
私は休職前はそれが出来なかった。
常にポジティブ、前向きに!!
なんてよく見せたくて、自分を相当繕っていた。
嫌な感情は全て蓋をして閉じ込めていた。
もちろんそれが悪いことではないが、その結果が、いっぱいいっぱいになってダウンした自分だった。
どんな自分でも自分だから。
ようやくそのことに気づき、少し受け入れられるようになった。
もちろん病気になったことが、よかったなんて思わないが、適応障害になって、少し違う目線で物事が見られるようになった。
病気にならないと、休職しないと見えなかったものがたくさんあった。
この経験をこれからどう活かすは自分次第である。
自分と向き合うこと、忘れない。
他者からは離れることは出来ても自分とは一生離すことは出来ない。
その為に、少し立ち止まってもいいのだから。
最終的に自分を守れるのは自分だけ。
心身共に大事に。
そのサポートが励みに力になります。1杯のコーヒーが飲める幸せを実感出来ます☺️