「ピュアな話やハートフルな話をした」という理由で、ヘイトが集まる ~アニメ「【懺・】さよなら絶望先生」の場合
◆概要
【「ピュアな話やハートフルな話をした」という理由で、ヘイトが集まる】は「コメディシーン、ギャグ」に関するアイデア。
◆事例研究
◇事例:アニメ「【懺・】さよなら絶望先生」(第7話)
▶1
本作の主要キャラの1人・日塔奈美(女子高生)。
ある日、
・Step1:ふいに奈美が言った「あたし、男の人と付き合ったらいつもドキドキしていたい……。そしてたまにサプライズがほしいの❤」。奈美は頬を赤らめ、夢見るような目つきになる「女の子ってそういうものなの❤」。
・Step2:直後、どこからともなく「うぜぇ」という声が聞こえてきた。
・Step3:奈美はカッとする「はぁ!?いまの誰の心の声!?」。
・Step4:傍にいたクラスメイトや担任教師は口々に否定する「誰も何も思ってないよ?」「うざいだなんて思ってませんよ」「思ってない。思ってない、うざいとか」。
・Step5:しかし……彼らのいかにも嘘っぽい口調。奈美は確信した「全員かよ!」。
▶2
奈美が「あたし、男の人と付き合ったらいつもドキドキしていたい……。そしてたまにサプライズがほしいの❤」「女の子ってそういうものなの❤」とロマンチックなことを言うや否や、クラスメイトや教師が心の中で呟いた「うぜぇ」。
「確かにうざい(笑)」「急に何語り出してんだこいつ(笑)」「奈美があまりにもうざいものだから、皆の心の声が漏れ出ちゃったのかな?」「あるいは奈美も自分がうざいことを言っているという自覚があったからこそ、皆の心の声が聞こえた気がしたのかな?(笑)」と思わず噴き出してしまった鑑賞者は少なくないだろう。
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