あまりにもダメ・予想以上にダメ(レベルが低すぎる、下手すぎる、劣悪すぎる、アホすぎるなど) ~マンガ「けんもほろろ」の場合
◆概要
【あまりにもダメ・予想以上にダメ(レベルが低すぎる、下手すぎる、劣悪すぎる、アホすぎるなど)】は「コメディシーン、ギャグ」に関するアイデア。
◆事例研究
◇事例:マンガ「けんもほろろ」(第4巻)
▶1
本作の主要キャラの1人・青木(女子高生)。
彼女には親友がいる。村井だ。
2人は「心の友」と呼ぶに相応しいコンビである。
ある日、
・Step1:青木がふいに宣言した「初々しいカップルのマネします!!」。
・Step2:村井が小気味よく応える「『初々しいカップル』!!」。さすがは心の友である、ノリがいい。
というわけで、
・Step3:青木は初々しいカップルのモノマネを披露した。曰く「乳もませて?」。
・Step4:間髪入れずに村井が叫んだ「0点!!」。
▶2
初々しいカップルのマネをすると宣言した青木。で、彼女は言った「乳もませて?」。
「おい、どこが初々しいんだよ!(笑)」「想像を絶するひどさだ(笑)」「ふーむ、『もませて?』とわざわざ断りを入れる点が初々しいと言えなくもない……ってそんなわけあるか!(笑)」「心の友たる村井もさすがにこれには同意できなかったようだ(笑)」と思わず噴き出してしまった読者は少なくないだろう。
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