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夢のある話やロマンティックな話かと思いきや、そうではなかった ~マンガ「けんもほろろ」の場合

霜村「時の流れを感じる……」
丹野「なんかロマンチックじゃん?どしたの?」
霜村「今朝カツ丼食べたのにもうお腹すいてる」

マンガ「けんもほろろ」(第4巻)


◆概要

【夢のある話やロマンティックな話かと思いきや、そうではなかった】は「コメディシーン、ギャグ」に関するアイデア。


◆事例研究

◇事例:マンガ「けんもほろろ」(第4巻)

▶1

本作の主要キャラの1人・霜村(女子高生)。

彼女はいつも明るく元気で、そしてなかなかどうしてアホな少女である。


ある日、

・Step1:霜村がふいに言った「時の流れを感じる……」

・Step2:霜村の言葉に、友人の丹野はキョトンとする。しかしすぐに頬を紅潮させると「なんかロマンチックじゃん?どしたの?」


すると

・Step3:霜村は答えた「今朝カツ丼食べたのにもうお腹すいてる」

・Step4:丹野が呆れる「ちょっとときめいたのに……」


▶2

「時の流れを感じる……」と霜村。丹野は「なんかロマンチックじゃん?」と興奮するが、何のことはない。霜村曰く「今朝カツ丼食べたのにもうお腹すいてる」。

「ロマンティックな話かと思ってせっかく胸をときめかせたのに……丹野ががっかりするのも無理ないよ(笑)」「しかしまぁ、霜村はロマンティックなことを言うキャラじゃないよね。カツ丼がお似合いだよ(笑)」と思わず噴き出してしまった読者は少なくないだろう。


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