日本昔話(≒民話)において、異類婚姻譚は、異類婿/異類女房かかわらず、またその異類の種類に関わらず、『異類と人間の婚姻は破局しがち』だと言われているようです。 そ…
「蛇物語百」を作ろうと思ったきっかけのひとつが、2019年の夏に手に取った神道の解説書籍で言及されていた「夜刀神(やとのかみ/やつのかみ)」という蛇神の伝承でした。 …
…と、石井正巳氏が著書「現代に共鳴する昔話 異類婚・教科書・アジア」で挙げられていた柳田國男のこの定義(太字赤線)が、今日を生きる現代日本人の使っている異類婚姻…
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蛇物語百〜蛇にまつわる日本の昔話
2023年1月9日 13:30
日本昔話(≒民話)において、異類婚姻譚は、異類婿/異類女房かかわらず、またその異類の種類に関わらず、『異類と人間の婚姻は破局しがち』だと言われているようです。そんな中でも少なかれ、異類と人間の婚姻成立ENDを粘り強く(?)語り継いだ人たちというのはチラホラいたもようです。ここでは、「蛇物語百」でトークノベル化した蛇婿(入)譚のなかで、「異類と人間の婚姻が成立して幕引き」となったお話を紹介し
2022年12月13日 13:43
2022年12月8日 15:18
「蛇物語百」を作ろうと思ったきっかけのひとつが、2019年の夏に手に取った神道の解説書籍で言及されていた「夜刀神(やとのかみ/やつのかみ)」という蛇神の伝承でした。この時はまだ、日本の思想史や民間説話の文脈のことなどまったく知らず、(蛇婿譚や異類女房譚のことも知らなかったです。記紀神話の三輪山神婚譚についてはかろうじてうっすら認識していたくらいで)古代の日本人が、「蛇」という動物をややも一
2022年12月7日 00:31
2022年12月6日 22:55
…と、石井正巳氏が著書「現代に共鳴する昔話 異類婚・教科書・アジア」で挙げられていた柳田國男のこの定義(太字赤線)が、今日を生きる現代日本人の使っている異類婚姻譚の認識が包摂されている感があって、一番適当なのかな…と思いました。柳田はこのあと、「日本昔話名彙集」にてもう少し詳細に定義を行い、それがさらに後続の研究者たちによって細分化されていくようですが…(その過程で「異類求婚譚」「異類相婚
2022年12月6日 21:58
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