のん

小さな 小さな お寺、 始めます。 応援よろしくお願いします。

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最近の記事

小さな 小さな お寺 始めました。(11)

お堂の横に道をつくるため、たちまちは有り合わせのレンガを並べて道筋をつけました。 レンガをどうしたものかと考えていたところ、ふとヒラメキました。 ここに竹を並べたら、いい雰囲気になるんじゃあないかと。 この前、ヒノキの伐採(このヒノキを材料にして畑からお堂にわたる橋を大工さんに作ってもらいます)の見学に行ったとき竹藪を見たことからの発想です。 竹を一本もらってきて、節で切って並べてみました。 これでちょうど竹一本分です。  なかなかいいんじゃないでしょうか。 残りのレン

    • 小さな 小さな お寺  (10)

      お堂側と畑の間には溝があります。 この溝のところを少しきれいにしようと思い、山の裾に転がっている石を敷き詰めることを思い付きました。 井戸からの水が流れ落ちるように造られているあたりから、石を敷き詰めていきました。 いい形の石が見つからなくなって敷き詰めることができなくなったところからは河原の石を敷いていきました。 どうでしょうか ( ^^)  山すそ沿いに作った小道のあたりを裏庭と名づけましたが、今度も、畑とお堂側を区切っているこの溝を境川と名付けました。 川と名

      • 小さな 小さな お寺、 始めます。(9)

        大工さんからヒノキを伐採するので見に来ないかと連絡があり、見学に行きました。 写真の中のお三人のうちのお一人が大工さんです。 ここに写っている切り倒された木は、たぶんスギです。 見学のつもりでしたが、ちゃっかり作業を手伝わされました。 橋の材料となるヒノキは十分確保できました。 近所の製材所で製材するそうです。               ・               ・               ・ さて、お堂の方にもどりますが、お堂横から畑の境のブロック塀までの

        • 小さな 小さな お寺 (8)

          大工さんに、畑からお堂に通うための橋を作ってくれないかと頼んだところ、大工さんも面白がってくれて、OK してくれました。 しかも、ちょうど大工さんのお住いの地区でヒノキの伐採の予定があり、それを使えばいいじゃないかとなって、有難いことに話はうまい具合に進みます。 大工さんと二人三脚で始めたお堂の修理は一旦これで終了します。 畑に植えてあるミカンの木です。 色づき始めてきました。 畑の奥手には、柿の木が植えてあります。 こちらも、そろそろでしょうか。 ミカンの木の後

        小さな 小さな お寺 始めました。(11)

          小さな 小さな お寺 (7)

          のんちゃんを玄関先に置いて、毎日近くで眺めたりさわったりしていると、このままずっとここに置いておきたい気持ちになってきました。 あの山際の寂しいところに連れもどされて可哀そうだ、とまで思うようになりましたが、大工さんに 「新しい家ができたんだから、あそこの家に戻ってもらわんと。」と笑われました。 これが新しいおうちに戻られたのんちゃんです。 のんちゃん、居心地はどうですか。 そして、大工さんからの発案で、お堂のまわりをぐるりと川原石(河原に転がっていた角が取れた丸っこい石

          小さな 小さな お寺 (7)

          小さな 小さな お寺 (6)

          お堂の修理のため、石像の観音様をいったん移動させていただきました。 大工さんのアドバイスによって、きれいに水洗いして自宅の玄関先に設置いたしました。 譲り受けるまでは、気にもしなかったお堂です。何度か中を覗いては「お、なかなかバランスの取れている観音さんじゃない」くらいしか思いは有りませんでしたが、実際にまじかでまじまじと見てみると・・・・ なんと、かわいい!  いや、ものすごくかわいい! 建立された時期はそこそこ昔だと思われますが、どうでしょう、このアニメチックにも見える

          小さな 小さな お寺 (6)

          小さな 小さな お寺。 (5)

          土台の修理、お堂の塗り直し、屋根の修理が終わりましたので、最後に再び瓦を戻していきます。 まずは試し置きしてみます。 四隅の柱には補強の柱を添えて傾き防止を施しました。 お堂の瓦は土葺き(屋根板に土を塗ってその上に瓦を並べる)でしたが、 今回は南蛮漆喰という材料を塗ってその上に瓦を並べます。 どんどん並べていきます。 完成しました。 鬼瓦も調和がとれた良いものを付けていただきました。 さて次は、修理のためお堂から出ていただいているご本尊の観音様を観て頂こうと思います

          小さな 小さな お寺。 (5)

          小さな 小さな お寺、 始めます。(4)

          傷みの目立つ屋根板はすべてを、朽ちが進んだ屋根の桟木も何本か取り替えることにします。 四方に柱を斜めに打ち付けて屋根上での作業を安全にできるようにします。 大工さんが新しく張り直す屋根板などを製作している間に、お堂の塗り直しに取りかかります。  お堂の塗り直しは私が担当しました。 before  だいぶ色あせていたのが、 after ここまで変わりました。 格子も塗りなおしました。 屋根の修理が終わた後、防水シートをはります。 次は、瓦を戻していきます。

          小さな 小さな お寺、 始めます。(4)

          小さな 小さな お寺、始めます。(3)

          大変有難いことに大工さんを紹介してもらうことが出来ました。 大工さんは76歳で現役バリバリの方です。 まったくの素人の私が大工さんの助手となり、2人で始めます。 大工さんに修理方法を検討してもらった結果、まずは土台の崩れを直すためお堂を吊り上げることになりました。 まずは、お堂の上に覆いかぶさっているアカメガシワを修理の邪魔にならないようにロープでひきはなします。 瓦をすべて取り外します。 取り外した瓦はまた再利用して最後に葺きなおします。 ご本尊の千手観音様は一旦移

          小さな 小さな お寺、始めます。(3)

          小さな 小さな お寺、 始めます。(2)

          ひょんなご縁から、小さなお堂のお世話をすることになりました。 だいぶ傷んでいましたので、修理をすることに。 その前にまず手始めに、私のとこの畑と、お堂のある場所を仕切っているネットを一部分取り外し、通り抜けできるようにします。 石垣は崩れ、カオス状態になっています。 残りのネット部分は、この際新しいフェンスに変えることにします。 大変いい感じになりました。 石垣部分は何とか自力でここまで戻しました。 有難いことに、大工さんを紹介していただくことが出来ました。 これ

          小さな 小さな お寺、 始めます。(2)

          小さな 小さな お寺、 始めます。 (1)

          ひょんなご縁から、山の際にある15坪ほどの土地を譲り受け、 その中にある小さなお堂のお世話をすることになりました。 ご本尊は石像の千手観音様です。 お堂はというと、近頃は参拝される方も途絶えてすっかり忘れ去られた ような状態になっていて、また傷みの方もかなり目立ってきています。 お堂の土台はご覧のように、ブロック、レンガ、石片など挟み込み、 なんとか高さを調整しています。 土台の下の土も、かなり流れ出しているようです。 また柱は左の大きく傾いていて、この先お堂の倒壊

          小さな 小さな お寺、 始めます。 (1)