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小さな 小さな お寺 (7)
のんちゃんを玄関先に置いて、毎日近くで眺めたりさわったりしていると、このままずっとここに置いておきたい気持ちになってきました。
あの山際の寂しいところに連れもどされて可哀そうだ、とまで思うようになりましたが、大工さんに
「新しい家ができたんだから、あそこの家に戻ってもらわんと。」と笑われました。
これが新しいおうちに戻られたのんちゃんです。
のんちゃん、居心地はどうですか。
そして、大工さんからの発案で、お堂のまわりをぐるりと川原石(河原に転がっていた角が取れた丸っこい石)で、囲むことにします。
まず、アスファルトを剥がして
セメントを少し加えた左官用の山砂を下に敷き、石を並べていきます。
大工さんはもともとは左官屋さんだったそうで、このへんのことはとても素早く大変うまいです。 そして、お堂と石の間には真砂土(山の土)を敷き詰めます。
土台の石を固めたコンクリートも
上手にかくれました。
手前の石は、上に乗ってしゃがむと丁度、拝むのによい位置に配置されてます。
これで、お堂の修理はほぼ終わりました。
そこで大工さんに、もひとつ頭の中で考えていたお願いを頼んでみました。
畑からお堂に行くための橋を架けたいということです。
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