愛の暴力性


恋は気まぐれ、愛は暴力。
君に会えた運命は、私が手繰り寄せた必然。
痛みを経血でぬぐったのでもう何も感じないです。私だけが知ってるロマンチックとか絶対教えてあげないから、ラブソングとかで代用しちゃうの。

君に合うと思って、君に会うと思って、前日から用意してたの。
この曲好きだったなって思って検索して聴いちゃうあの感じに似てて、でもそれってもう呪いで執着なのかな。多分もう成長できなくて、あの時この中で君の絵が1番輝いているって言われたのとか未だに大事にしまってる。

全部ほんとだけど、全部うそです。
「初めて」が嬉しいでしょ?って思って言ったりしてますし、この身体で生まれた呪いをずるさでどうにか回収したいんです。

思い出す。それが " I "で、知ってて欲しくて。好きだから敢えて言わない好きの重さとか知ってて欲しくて。 1番可愛い語感で会話するのを大事にしてることとか知ってて欲しくて。
君を守るよの、守るよは具体的にどうやってって私いつも詰めちゃうの。それも知ってて欲しくて。
知っててくれたら、街中で流れるあの曲、好きって言ってたなって思い出すみたいに。私を思い出したりするでしょ。それが愛で。


君に会えてからも悪夢は見るけれど、君に会えてから気まぐれになれたのでそれでいいです。それで。

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