SUGALABO V 2024.02
はじめに
「SUGALABOV」に伺いました。
紹介制のレストランですが、レストラン予約サイト「OMAKASE」にて一部席を開放したため、思わず予約してしまいました。(笑)
念願の訪問です!
勝手に評価!
総合評価:4.6 凄く良い!
料理・味:4.6
サービス:4.6
雰囲気:4.8
コスパ:4.2
実際に食べたもの
おまかせコースは時期によって変わるとのことでしたが、この日は50,000円(税サ別)でした。
大阪のSUGALABOVでは、Louis Vuittonとコラボレーションされていることもあり、ナフキンホルダーもヴィヴィエンヌちゃん。
可愛いと感嘆をあげていたところ、全種類お見せいただきました!
コース序盤
アミューズから前菜を紹介します。
最初のお品はぽわぁんとお腹が温まるような一品。
大きなハマグリは甘くてミルキー。
セリの清涼感の加わったハマグリのブイヨンに、ほっこり。
オリーブオイルをポイントで付けることで、一口目と二口目と異なる味わいを楽しめて、驚き。
この一品目から勝利を確信しました。
こんなに大きなハマグリは中々お目にかかれないですね。
雲丹は磯感は控えめで、まろやかな甘みが主体。
シソと一緒に頂くことで、爽やかさも加わります。
ふわふわでしっとりとした甘鯛。
いぶりがっこのコリコリ感と燻製感の効いたタルタルソースは単体でも美味しい。
2口で終わってしまったことが、非常に名残惜しかったです。
塩気の効いた生ハムは、口の中で瞬間で溶けるのはもちろん、手でも簡単に溶けてしまいそう。
最後に生ハムでシャリを包んだ物が出てきますが、これには驚きました。
甘みのあるお米により、生ハムの塩気がマイルドになり、旨味が広がります。
これは何個あっても足りませんね(笑)
トラフグは肉厚でコリコリとした心地良い食感。中央にはエンペラもあります。
このトラフグに、柑橘の風味が効いたソース、スライスされたブッシュ蜜柑が驚くほどに合っておりました。
爽やかだけれど、柑橘の風味の主張が強すぎない。
酸味が効いたパン、外はカリッと中はふわっとしています。
美味しかったし、ソースと合うので、沢山おかわりしました(笑)
コブミカンの葉の香りを移したバター(下)と、白味噌と柚子の入ったベシャメルソース(上)で頂きます。
どちらのソースもコブミカンや柚子の風味が効いていて、こてっとしつつ爽やか。
牡蠣はもちろん、ミルキーでプリンプリン。
冗談抜きで、初めて鮑に感動しました。
プリプリな鮑の身は勿論、ソースが絶品なのです。
私は肝のコクや磯感を「強すぎる」と感じることが多いのですが、こちらは鮑の良い所だけが引き出されていると感じました。
パスタと絡めても、クルトンなどに浸しても、最高でした。
こちらのパスタも美味しかったです。
うどんにも似た心地良いコシがあって、ソースともよく絡みます。
他のパスタも頂きたくなります。
コース中盤
魚料理・肉料理・締めを紹介します。
ふわふわな鮟鱇は勿論ですが、こちらもソースに驚きました。
ほうれん草かと思うほどに甘みがある。
贅沢なことにキャビアと絡めると、塩気とコクが加わり幸せな一口となります。
こんなに立派で根っ子のクレソンは初めて見ました。
お隣のLE CAFE Vでご提供されているパンも頂きました。
米粉が入っているのかと思うほどにモチモチで、素朴ながら優しい甘みを感じます。
メインは量をお聞きいただけます。
「余裕です!(笑)」と申しましたところ、大きな牛肉とモリーユ茸は1個増やしてくださいました!!
お肉は柔らかく旨味と甘い脂が口の中でとろけます。
塩漬け黒胡椒が良いアクセントで、最後まで美味しく頂けます。
モリーユ茸は鶏のムース入り。ふわふわなムースと茸の食感のコントラストが楽しい!
そんな牛肉とモリーユ茸を、ヴァン・ジョーヌのまろやかなコクと華やかな甘みの効いたソースと絡めて頂くと幸せの極み。
追いソースまでいただけて、思わず子供のようにはしゃいでしまいました(笑)
メインの付け合わせとして、サラダもご提供いただきます。
柑橘の香りが効いたドレッシングです。
こちらも大盛りに…
銀座大石のカレーとは異なり、こちらはスパイシーでパンチが効いております。
甘みのあるご飯と甘いほろほろな牛肉と相まって、スプーンが止まりません!
ちなみに追いルーまで頂いてしまいました。(笑)
そして、ご厚意でビフカツまでいただきました!!
カツにすることで、弾力がありつつも柔らかな絶妙な火加減に。
贅沢ながら、カレールーに浸して頂いても美味しかったです!!
大食いで本当によかった。
コース終盤
デザートを紹介します。
果肉と果汁の加わったムースと白ワインゼリーと合わせて。
瑞々しく清涼感が口の中で広がり、スパイシーカレーモードが一気にリセットされました!
ミルフィーユ生地は薄いながらも、カリッとバターがぷわ〜んと香ります。
合わせるのは、ふんわりとした生クリーム、ぽってりなカスタードクリーム、ミルキーなバニラアイス、自家製の練乳。
味わいを感じつつも控え目な甘さに仕上げられており、古都華の甘みや瑞々しさもしっかり堪能できる。
お祝いということで、ショートケーキまで頂きました。
どれだけ食べるんだ…
飲み物級のショートケーキ。
生クリームは勿論、スポンジがふわふわ過ぎるあまりに、秒で溶けました。
そして、苺の爽やかな甘みが加わり、口福でしかなかったです。
お腹いっぱいなのに、食べられちゃうのが不思議ですね。
たこ焼きは、キャラメルチョコレートの中に柑橘系アイスクリームが入ったもの。
マドレーヌまで流石に食べきれなかったので、お持ち帰りを。
と、帰宅したら増えている…?(笑)
バター香りつつもしっとりで軽やか。
翌日の夕方ごろに頂いた際は、しっとりした生地がクッキーのようにサクサクとした食感に変わり、これも美味しい!
沢山頂けて幸せでした。
ちなみに、お土産はマドレーヌの他に、シトロンのパウンドケーキも頂きました!
どのお品も一品として完成されているのは勿論、食材一つ一つが特別であることがヒシヒシと感じられる。
最初から最後まで、格別に美味しかったです!!
サービス
高い期待のもと伺いましたが、遥か上回るホスピタリティでした。
ナフキンホルダーに感嘆をあげていたら、さり気なくヴィヴィエンヌちゃんのコレクションをお見せくださったり、
食いしん坊の我々にパンのおかわりは勿論、追いルーなどしてくださったり、
さらには、時間内にデザートを完食できずご迷惑おかけしているところ、カフェスペースのお席への移動をご提案いただいたり。
これ以上ないおもてなしでした。
お値段
おまかせコースにシャンパン2杯、ワインを数杯頂き、約130,000円/2名でした。
人生最大の買い物でしたが、全く後悔はない。
ワインのペアリングがお得のように拝察しましたし、量も調整可能とのことだったので、次はペアリングにも挑戦したいです。
まとめ
お料理、空間、ホスピタリティ、どれも非の打ち所がない。
こんなに素敵なお店を知ってしまったら、後戻りできませんね(笑)
ということで、何が何でも再訪します。
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