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転職を考え始めた地方公務員がまず読んだ本

今回から何回かに分けて、最近読んだキャリアに関する幾つかの本について、内容のざっくりしたまとめと、比較をしながら、ご紹介します。

40代の壁と公務員キャリアへの疑問

もともとキャリア本にほとんど興味がなかった自分が、なぜ今回まとめてキャリア本読んだのか。

僕自身はいま30代後半です。
30歳で1社目の民間企業会社から現在の地方自治体へ転職し、その後、結婚、今は子育てに追われる毎日です。仕事は安定しているのですが、最近になって職場で活躍している知人の転職が続いたことや、コロナ禍で働き方も変わる中で、このままの働き方、キャリアを続けるべきかどうか悩みはじめました。
しかし、何から始めたらいいか、誰かに何かを相談する自分なりの仮説すら持っておらず、漠然とした違和感だけを持っている状態でした。

読書で漠然とした違和感の正体をあぶり出す

そんな漠然とした違和感を明らかにするために、キャリア本をいくつか読みました。読んだ本は次のとおりです。

藤原和博さんの信者かってくらいに偏っていますね。。
でも信者なわけではなく、誰か一人の本を複数冊読んでどんな違いがあるかを知りたかったからです。

自分も探り探り読んでいたので、その整理のために、それぞれの本が、「人生のどの段階の読者にとって特に参考になりそうか」、「キャリアのどの部分を対象に書かれた本か」という二軸で整理してみました。次の図です。
あくまで僕個人の主観なので、参考までに。

読んだキャリア本のマッピング

本を読んで気づいた自分の違和感の正体

これらの本を読んだ結論から言うと、今の自分の違和感を一番クリアにしてくれて、自分がまず何をやらなければいけないかということに気づかせてくれたのは、『「40歳の壁」をスルッと越える人生戦略 』でした。

まとめて本を読み始めた最初は、今いる職場を中心として、転職のアプローチやキャリアの考え方が知りたくて読み漁り始めました。
しかし最終的に気づいたのは、実は定年後のキャリアも見据えたキャリアプランを描けていないことに、自分が違和感や不安を抱いていたことに気づきいたのです。

定年後のキャリアも見据えたキャリアプランを描くために必要なのが、「40歳の壁~」で紹介されている「自分業」であり、その種を巻くというアプローチでした。

それでは次回からは、それぞれの本について、本の概要や、今の自分のキャリアに落とし込んでの感想などをお話ししていきます。


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