読書記録「ゴーストハント４死靈遊戯」

〜今日の１冊〜

今日は小野不由美さんの作品を紹介したいと思います。

緑陵高校の生徒会長・安原の懇願を受け、麻衣たちは調査に向かった。校内ではおびただしい数の怪談や怪奇現象が囁かれ、生徒たちは「ヲリキリさま」と呼ばれる奇妙な占いに熱中していた。生活指導教員の松山の高圧的な態度もあり調査は難航。4カ月前に起こった生徒の飛び降り自殺と一連の怪奇事件との関係は?麻衣が見た不思議な夢の意味は?新キャラクター・安原少年が登場。学園パニックホラー&ミステリ。

Amazonより

〜読後の感想〜

緑陵高校で「ヲリキリサマ」というコックリさんのような遊びが生徒たちの間で流行し、呼び出した霊たちが校内に集まることで、様々な怪奇現象が発生。
原因を調べていくと、自殺した一人の男子学生がヲリキリサマを使って、高校の教師を呪っていたことが判明します。
ここまでは、どこにでもある学校の怪談的なお話だけど、学校全体に集まった霊たちがお互いに吸収し合うことで力が強くなっていくという話の流れは面白い話の流れでした。
学校で起こる怪奇現象って怖いというより好奇心が勝ってワクワクしてたタイプだったから個人的にこの話は結構面白かったです。（ちなみにこっくりさんやったことあり…笑）
もちろん面白いだけではなく、しっかり怖さもあります。

ゴーストハント4 死霊遊戯 (角川文庫)