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書くカウンセリング6回目

カウンセリングが始まってちょうど1週間。見違えるほどに思考がクリアになって、無駄にぐちぐち悩む時間が減った。本質的に自分が何を大切にして生活を送っていきたいと考えているのかに目を向けられたのがとてもよかった。

6 回目

過去5回は結構ヒアリングがベースだったが、今日の返信は少しずつカウンセラーさんが感じたことや、「こうではないか」という見立てが多く含まれた返信が来ていた。

ここまでしっかり傾聴してもらえたという感覚があるからこそ、助言や見立ても拒絶感なくしっかり私に刺さっていくように感じた。

感情の調整力について

私が気持ちを伝えようと思ったときに感情的になってしまい、うまく話し合いや相談が出来ないということを相談した。

それに対して、「幼少期から感情を我慢する経験が多かったのではないか」と質問を頂いた。(かなり同意した。)そのうえで下記カウンセラーさんの助言を引用させて頂く。

感情の調整力という言葉があります。これは感情を感じなくしたり、出さないようにするような我慢や抑圧とは違い、まずは自分の感じている気持ちを受け止め、その感情を肯定してあげると、自然とその気持ちがスゥーとおさまる。そのおさまるまで待ち、落ち着いたら話す、という練習が、実は小さい子どもには必要なんです。その時に親が一緒に感情を調整してあげること(共同調整)と呼びます。

カウンセラーさんの言葉

感情を調整してもらえなかったり、むしろ怖い気持ち、警戒したり、心配したりが多い中で育ってきたからこそ、トラウマ的な反応がいろんな場面で出てきているのでないかと感じる」と言われ、まさにその通りすぎる…とぶっささった。

また、だからこそ他者の機微に敏感だし、嫌悪感と同時に罪悪感も抱きやすいのではないかということだった。

「多くの方が、この感情の調整に困ってしまうのもよくあることなので、これは大人になってからでも身につけることができる」と書いてくださっていたので少し安心した。

原因が特定できたことに満足するだけにとどまらず、乗り越えるためにも私自身が本当に安心できる関係性と環境を構築してゆくことがとても大事なのだと思い、その為に何が出来ると良いかというステップに視点を向けることが出来た。

他者との関係性の構築について

上記の通り、私が本当に安心できる関係性と環境を構築していくために、他者との関係性に対する助言も書かれていた。

そもそも、関係性の構築とは、相手の良いところだけをみることではなく、お互いの全体を見て、互いにどんなところが得意で、どんなところが不得意で、どんな風に協力しあえて、どんなところが嫌だと思うか、、それを知るプロセスでもあります。嫌なところがある、喧嘩する、傷つく=縁を切る、ではありません。大事なのは、傷つきや、違いがあったときに、どんなふうに話し合えるか、どんなふうに仲直りできるか、です。

カウンセラーさんの言葉

書いてあることは凄く当たり前の事でもあるのだが、自分の体験や思考と重なりとても刺さった。

私は0.100思考がとても強いので、受け入れられないことがあると他者を完全に排除する思考が昔から強かった。私を悪口から守ってくれた凄く仲が良かった友達とも、私を10数年育ててくれた父親とも、とある出来事を境にためらないもなく縁を切り、数年単位で口を効いていない。

この経験で傷ついたからこそ今後傷つきたくない思いが強まり、バウンダリーを意識するがあまりに他者と関係性を築くことに対して回避的になっているのかもしれないと思った。

カウンセラーさんは「互いの全体性を見つめ合える関係性が出来ると心強いのではないか」と助言してくれたが、私は他者の嫌なところをみたくない、見てしまったら受け入れられないと思っているかもしれないという事実に直面した。(そして同時に、私の嫌なところは他者に受け入れてもらえないのではないかと思っている。信頼していないとも言える。)

だからどうしたらいいかという部分は思いつかなかったので、今日はその気付きがあったということをカウンセラーさんに返信して終話した。

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