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書くカウンセリング7回目

昨日は寝る前少し嫌なことがあったが、ちゃんと切り離してすぐに寝付くことが出来た。これもカウンセリングを受けているからなんだろうか。すでにカウンセリングがなくてはならないものになっている。

トラウマと向き合うこと

私が感情の調整力が低いことや、過去のトラウマが今の思考に大きく関わってると思うことを同意したため、さらに詳しい説明が書かれていた。

トラウマというのは、身体的記憶となります。そのメカニズムを簡単に説明すると、これは脳と自律神経系が大きく関わっています。幼少期の発達期に継続して安心できない環境の中で育つと、身体は緊張状態にいることが多いので、過剰に身体が覚醒した状態に行きやすくなります。トラウマを抱えていると、バイオリズムのバランスの取り方が常に過剰気味になっていたり、その真逆の不動化に転じたり、リラックスして安心感のゾーン(大丈夫ゾーン)にいることが少なかったたり、そこに戻りにくかったりします。

カウンセラーさんの言葉一部抜粋

うん、確かにと納得した。というのも、自分はそういうところからおそらく過剰適応気味だし他者の言動に振り回されやすく、結果的に適応障害を繰り返したんだろうなと思ったから。その大丈夫ゾーンにいる時間が多分極めて少ない。そこに戻る力がレジリエンスなのだそうだ。過去に上司から「レジリエンスを高めろ」と言われたことを思い出した。

気持ちの落ち着かせ方

私は大人になってから、他者との関りの中で「自分を肯定してほしい、受容してほしい」という感情がとても強く出るようになった。カウンセラーさん曰く、そうやって過去を今に投影したり反映したりすることは凄く自然なことだと言う。

ただ、その要望を全ての人が受け入れることが出来るわけではないということを諭された。相手も人間で、様々な背景を持っていて、感情の調整力がまた必要だからだ。

その調整の仕方の理由や背景を共有していない中で、勝手にそれぞれがその手法をとることが互いの脅威になるのではということであった。事前に伝えあっておくことが大事だということだ。

自分で自分をケアすること

ケアや適切な関りを他者に求めるのではなく、まずは自分自身が自分の中の痛みに寄り添うことが大切なのではと書かれていた。

「他者の全体性を受け入れることが出来ないんだと思う」と気付いた私の気持ちに重ねて、私自身が自分自身のことも全体を認めていないのではないかと問われた。

そう言われると、自分で自分のことを癒したりケアしたりするという視点があまりない。形式的に、例えば自分がご機嫌になれるネイルをしたり、エステに行ったり、猫を可愛がったりはしているが、本心の奥深い部分で自分を癒すとか許すという発想があまりなかった。

今も正直どうしていいかあまりわからないが、少なくともカウンセリングは自分の癒しに繋がっていると感じている。自分の感情や考えを最大限表出し、それを受容してもらうという体験は癒しやケアであると感じるからだ。

トラウマを回避したいという気持ち

カウンセリングを受けるまで、どちらかというとトラウマを回避したい気持ちが強かった。私の中でトラウマを思い出すトリガーになりやすい出来事がわりと明確なので(地雷が多いトピックス)、そこに意図的に触れない生活が出来ることが優先事項だった。そしたらケアも必要ないわけだし。

今も正直回避できるなら回避して生きていきたいと思っているのは事実だが、他者との生活の中でそれが難しいこともある。それを自覚しているからこそ、カウンセリングを受けるという決断を自らした訳だし。

カウンセラーさんは「あなた自身のトラウマの癒し、トラウマ後の成長がどんなふうに進んでゆくのか、ここには、いろんな可能性が秘めていると感じます」と言ってくださった。(それが楽しみとか個人的な感情を押し付けるようなことを書かないところがいいカウンセラーだと思った。)

これからどうなるかわからないが、可能性を感じてくれている人間がいるというのは、嬉しいことだ。

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