【読書日記】アンガーマネジメント
今日は、Canvaというグラフィックツールを使って、読書感想文を書いていきたいと思います。
アンガーマネジメントという言葉を聞くようになってはおりましたが、なかなか手をつけられずにいたので、マンガでサラリと読みました。
アンガーマネジメントとは何か
怒りを管理、コントロールすることと捉え、読み進めました。
この本は要点が絞られて書かれていますし、マンガもあるので、とても読みやすかったです。
臨場感も満載です。
しおりのアンガーマネジメントはうまくいくのでしょうか。
自分なりに大切だと感じたこと
怒りのメカニズムを知ること
会社員でいると、怒りはネガティブで、悪い感情のような気持ちになるのですが、人間の防衛本能の一つなのだと考えると、素直に向き合えそうな気がします。
大切なこと
振り回されずに上手に付き合うこと
相手に伝える努力をすること
自分と相手の境界を知ること
境界の揺らぎを安定させること
表現の引き出しを増やすこと
怒りは伝染する
喜怒哀楽の感情は周囲に伝染する(情動感染)。
加えて、「怒りは身近な対象ほど強くなる性質がある」とも書かれています。
確かに、家族・知り合い・他人では、怒りの出し方は違いますよね。
身近であろうとなかろうと、そもそも人は自分の思い通りにはいかないもの。
不用意に人を傷つけないよう、怒りのコントロールについて興味が湧いてきました。
怒りを上手に伝える
相手も自分も大切にしたコミュニケーションを目指した自己表現を意識する。つまり、アサーティブコミュニケーション。アサーティブコミュニケーションとは、言いたいことや伝えたいことを我慢しないこと、一方的に意見を押し通したりせず、互いの考え方を伝え、意見を交換できるコミュニケーション手法
ネガティブな思い込みを捨てる
やってもらうことがゴールではなく、わかってもらえることをゴールとする
怒りは二次感情
怒りの裏側には、悲しい、つらい、寂しい、悔しい、不安、心配、困惑といった感情がある(本来伝えたい一次感情がある。)
怒りをやり過ごす「6秒ルール」
怒りを感じた時に、6秒待ち、怒りが頂点に達したときの反射的な行動を防ごうという考え方。
一瞬間違えて理解しそうになりましたが、6秒待てば怒りが消えるわけではなく、あくまでも瞬間的な怒りからくる行動を防ぐ、ということ。
6秒ルールも他にも、コーピングマントラ※の紹介もありました。例えば、
「なんとかなるさ」
「大丈夫、大丈夫」
のようなものです。「手のひらに人を3回かいて飲み込む」というのも一種のコーピングマントラでしょうか。
※ストレスが高まった時につぶやく魔法(?呪文?)の言葉
叱る
「上手に叱る」という章がありました。「叱る」という言葉について深く考えたことがありませんでした。
「望ましい行動」というのは、個人や社会によっても変わる物だと思いますが、自分の思う「望ましい行動」をしてもらうために、相手の意識と行動を変えてもらうということだとすると、怒りと同様「叱る」も重々気をつけなければいけない行動だと感じます。
まとめ
アンガーマネジメントは、「怒らない手法」ではない。
衝動と思考と行動をコントロールし、上手に怒る(相手に伝える)こと。
余談:怒りに対する名言
偉人たちの怒りに対する名言をここにメモして、備忘録にしたいと思います。
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