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最近の記事

タクシーのお話 #19

 今日、仕事終わりに予定があったのだが、仕事が長引いたので電車で行っては間に合わないと思い、ちょっとの距離をタクシーを使おうと思った。  そしてタクシーに乗り、よし、これで間に合うぞ、と思ったのも束の間、あろうことか運転手さんが「すみません、どうしてもトイレ行かせてください」と言っていたのだ。  まあ生理現象なので仕方ないがこっちは急いでいるからタクシーを使っているのである。  お金も時間も無駄になるではないかとは思いつつも  その後、タクシーの運転手さんにはトイレにちゃんと

    • グリーンカード #18

       現在の期間、男子バレーボールのネーションズリーグが開催されている。  その中で新たな試みとして、グリーンカードシステムが導入されている。サッカーでは有名なシステムではあると思うがそれがバレーボールにと入れられたのは初めてである。  グリーンカードはフェアプレーをした際にもらえるカードで、自らのファールや自分に有利な誤審があった時に、その訂正を自己申告すふとフェアプレーと見なされるのだ。  そしてこの大会ではグリーンカードの枚数が1番多いチームに賞金3万ドル(約470万円)が

      • 悪口 #17

         なぜおじさんという生き物は悪口を言うのかについて。  おじさんは何人か集まるとすぐ特定の悪口を言いたがる。たぶん僕の周りだけではないと思う。  おじさんはしゃべりたい生き物だと思う。でもおじさんになってプライベートを語り合うほど仲の良い人間関係の人なんて少ないのだろう。みんなでできる共通の話題といえばみんなが知ってる人の悪口になるのではないだろうか。だから、誰かの悪口を言いたくなるのだ。  それが発展すると矛先は政治家に向かうのではないだろうか。みんなが知ってる有名人の悪口

        • 趣味 #16

           20歳以上年上の職場の上司と2人で釣りに行ってきた。船釣りである。  釣り自体が初めてだったので楽しみだった、夕方の6時から0時くらいまでやっていて、めちゃくちゃ釣れたのでおもしろいもんだなと思った。  5時間くらいは釣り続け、最後、1時間前くらいになると、釣った魚を絞めるという作業をしなければならず、ナイフを使うのだが、絞めようと思って下を向いた瞬間、舟酔ってしまった。  僕は乗り物酔いは全くしないタイプで、上司も釣りが趣味で今まで全く船酔いはしなかったらしいが、念のため

          納税の義務 #15

           公務員に対して、 お年寄りはよく「税金払ってんねんぞ」とおっしゃられます。公務員に対して何を言っても良いと思っておられるのでしょうか。  税金は僕らも同じ額払っています。それなのに、年金があなたよりも少ない額しかもらえないのですよ。  そんな僕らにあんま偉そうに言わないでくださいよ、かなしいなぁ  と思いました

          納税の義務 #15

          聖域 #14

           遅れながらサンクチュアリを見た。 相撲の話である。令和のこの時代、オリンピックではブレイクダンスやサーフィンなどが種目になるなど様々なスポーツが増えている。  そんな中、改めて相撲という競技に焦点を当てた作品というだけも画期的だといえる。  正直、相撲のルールも良さも全く知らないまま見始めた。国技とは言うものの、そう言えば知らないことだらけなんだなぁ、と思いながら見始めた。  ありきたりだが、おもしろすぎて止まらなかった。説明しろと言われるとまた難しいが、相撲という固い規律

          フェルマーの定理 #13

           いま、好きな人がいる。 職場の先輩で少し年上。天然でめちゃくちゃ真面目な人。  僕は昔からノリのいいちょっとチャラい感じの女の子がタイプだったけどもう飽きた。おじさんになったのかもしれない。まだ20代前半なのだが、、  その先輩とは部署も係も違うのにラインを交換して、続けている。正直、全く接点がないのに連絡を取り続けてられているという現状は客観的にみても、嫌われてはない、むしろ良いと思われていると考えても不自然ではない。  来月2回目のご飯の約束もしている。1回目の時にもっ

          フェルマーの定理 #13

          バッハの旋律 #12

           サカナクションが好きだ。独特のリズム感、世の中に対するメタファー、メッセージ性の強いMV。  僕が好きな曲は、 「ネイティブダンサー」と「僕と花」そして「バッハの旋律を夜に聴いたせいです。」  である。  リズムが良いアーティストであることは世間では周知の事実であるが、僕はMVが好きなのだ。  新宝島で心を掴まれ、バッハの旋律で感銘を受けた。  誰しもが、偽りの自分、仮面を被り、自分という何人もの人形を操っている。しかし、彼女が本当に好きになったのは、人形の自分であり本当の

          バッハの旋律 #12

          マッチングアプリ #11

           最近、仕事柄、出会いがないことからマッチングアプリを始めてみた。  まずはプロフィールを作成する。自分の名前を入力して、写真も何枚か貼り付ける。そして、自己紹介の一言を入力。  その次に何をするかというと、さらに細かいプロフィールを設定するのだ。  身長、出身地から血液型や学歴など様々な項目を選択していく、、、  さて、ここで手が止まる、それは「性格」の項目である。ポジティブ、慎重派、好奇心旺盛などから選ぶのだが、その中に「謙虚」という選択肢がある。  果たしてこの謙虚を自

          マッチングアプリ #11

          そして7秒は長い #10

           友達と口論になり珍しく怒ってしまった。 その話を彼女にすると、 「そういうイラッとした時は心の中で7秒数えるといいよ」という良く聞くアドバイスをされた。  僕はいつもこの話を聞いた時に思うことがある。それは、本当にイラッとした時に人間は果たしてこのアドバイスを思い出すほど、気持ちに余裕があるのだろうかということである。  このことを彼女に伝えると「それはあなたが子供だからだよ」と言われた。全然論点が違うじゃないかと、僕はイラッとしてしまった。  この時すでに僕が心の中で7秒

          そして7秒は長い #10

          偏見 #9

           さて、屋外で音楽を聴くのにはイヤホンは必須である。  さらに音質も求めるならヘッドホンが良いと言える。ヘッドホンはノイズキャンセリングもイヤホンより優れているし耳にも優しい。  しかし、大きな欠点があるのだ。それは、見た目がチャラくさいという点だ。  なぜ今更そんなことを言うのか、それは上司に注意されたからである。  もちろん自宅を出てから会社の前までヘッドホンをつけている。会社の前で外すのだ。たまたま同じ電車に乗り合わせた上司が会社に入った時に声をかけてきた。「見栄えや体

          嘘は常備薬 #8

           大人になってわかったことは常に真実が正しいとは限らないということ。  それを追求しても平和にはならない。時には真実がまぶしすぎて、直視できないことも多々ある。  嘘は常備薬で真実は劇薬なのだ。

          嘘は常備薬 #8

          意味のない夜 #7

           今日は久々に昔の同期と会って焼肉に行った。こういう時って、前に会ってからの間にあった出来事を話すことがスタンダードだと思ってたけど、ただただ最近あったおもろい話をして転げ回った。  この上なく楽しかった。過去なんてどうでもいいんだなと思った。ただただ今が楽しい。それがいかに大事なのかわかった。  今後、悩むことがあってもすぐに忘れてしまうんだと、現在は常に未来のためにあるものだと思いながら、過ごしていきたい。  何が言いたいかというと、意味のない夜こそ最高だ、ということであ

          意味のない夜 #7

          AIロボット #6

           今日は夕食に家の近くのラーメン屋に行った。そこは注文すると最近流行りのAIロボットがお盆にラーメンを乗せて席まで運んでくれるシステムになっていた。  なるほど、これは画期的だ。と感心していたが、それはつかの間の話。  僕の机の前までそのロボットがニコニコしながら運んできてくれたのだが、その後に店員さんが追いかけてきてお盆に乗っているラーメンを僕の机の上に置いたのだ。  そこは自動じゃないんかい 結局、ロボットは運ぶだけでその後ろをついてきた店員が机の上にラーメンを置くことは

          AIロボット #6

          可能性 #5

           確かに俺らは若い。  パワーもあるし体力もあるし頭もボケてない。真っ白やしキャンバスって感じ。いくらでもこれから色々書いていける。  こういう例えは耳が痛いほど聞いてきた。ただ筆も持ってないしそもそも描く気がないんじゃ意味がないんじゃないか、  なんて思ってみた今日この頃

          中学12年生 #4

           2024年5月2日の今日、24歳になった。 中学生で言うと12年生である。 もうお分かりだろう、そう、creepy nutsの「中学12年生」だ。 この曲に出会ったのは高校生くらいの時だと思う、つまり中学5、6年生くらいの時だ。当時はまだまだ先だと思っていた。そー言えば中学12年生は何歳なのかと計算すると、留年していなければ、24歳なのだ。  まさに「あれから10年経ってます 周りはみんな大人になってます 俺は青い春をまだ待ってます 時計はそこで止まってます」状態である。

          中学12年生 #4