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利島-景色

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海と空と植物、光に囲まれて。心奪われた景色や忘れたくない景色、そのときの感覚を記録します。 写真と役に立たない一文自分がその時の景色を思い出すための備忘録です。
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220718景色 舶地から見る宮塚山
島のお母さんぎ漁船をとめる舶地に連れて行ってくれた。地元の方の顔パスというか、知り合いの少ない私にとっては中々入れない場所である。漁船の名前を息子さんの名前からとったとか 。今は天草漁で海に潜っているとか。1人では知れないことを知れて嬉しい

220401-景色-大島三原山に雪見える

220401-景色-大島三原山に雪見える

寒桜は花を散らせ、大島桜やソメイヨシノが花を咲かせる昨今。

三寒四温 4月1日は吹く風が氷の様に冷たかった。

寒さに身を窄める視線の先には、大島三原山の雪景色があった。

220322-景色-春分翌日寒さ戻る

220322-景色-春分翌日寒さ戻る

麗らかな春の訪れに心ほころんだのは 夢だったのか。

時が戻ったかの様な身のすくみや、物を揺らす風に身を吹かれる今日。

季節は一進一退、でも少しずつ巡っているようだ。

春分過ぎたものの、空を覆う厚い雨雲で西日のささぬ日没時。

目を凝らし宮塚山を望むと、白い霰があらく散りばめられている。

桜が咲いているようだ。

220315-暮らし文化-日の入りを見に行く

220315-暮らし文化-日の入りを見に行く

島のお母さんのご友人がいらしており、居合わせたご縁でご一緒させていただく。

「夕日を見に行くけど、一緒にどう?」

車を走らせ 当日見る予定の場所についた頃は日がまだ高く。5分ほど車を走らせ、空と海が広く見える場所(ゴミ処理施設)に着く頃には、いよいよ沈みそうであった。

この日は霞がかかっており、空と海の境界がなくなり、空と海が溶け合っているような景色。

日が沈むというより、消えていくような

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220227-景色-晴れの日に強風が作る景色 海に虹が浮かぶ

220227-景色-晴れの日に強風が作る景色 海に虹が浮かぶ

伊豆諸島北部風速15m/sの風が吹く。

ひらけたヘリポートの方に歩く。(船は欠航ではあるが、雨は降っておらずヘリは就航)

集落を出て港の方に降りていくと、西から吹き付ける風に押される。身を前傾にして歩くかないと、足もを救われるてしまいそうだ。

集落では椿によって風から守られているのだと、、しみじみ。

海は一面白波で、港は潮に飲まれている。

そんな中、太陽の日が差し込むと

海に虹がうかぶ

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220225-暮らし文化-三原山の山頂に積もる雪が溶ける頃 春の足音を待つ

220225-暮らし文化-三原山の山頂に積もる雪が溶ける頃 春の足音を待つ

2月中旬関東地方にも積雪があった。

この島では雪すら舞わないものの寒気が身に迫り、向かいにある大島の雪の冷たさを思わしてくれた。

積雪から一週間が過ぎ、、

2週間がすぎ、、

三原山山頂の積雪が日を追うごとに溶け、地面が姿を現しはじめていた。

島のお母さんと、寒さの中に温かさを感じる日が増えてきたね〜と話をしていると。

「三原山の山頂の雪が溶ける頃には、春になっているのよ」と教えてくれた

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220212-景色-大島 雪積もる三原山を愛でながら

220212-景色-大島 雪積もる三原山を愛でながら

内地では降雪があったものの、この島では寒さ止まりで舞い散る雪景色すら期待せず、、。雪の予報はテレビの先の他人事であった。

窓の外を見ると、お向かい大島 三原山が白く染まっていた。目には白い色としか見えてないが、あちらに行けば寒さの中に広がる銀世界が広がっているのだろう。

場所と時間を変えて愛でる。アップの写真撮らぬ自分に後悔(^_^;)

「海を隔てる」と、隣の町や山が 「隣」という様に、「自

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220105-景色-一周道路 ごみ処理施設への道中 1640目に納めておきたい夕暮れの写す世界

220105-景色-一周道路 ごみ処理施設への道中 1640目に納めておきたい夕暮れの写す世界

スマホでは収まりきれない、きれいな色の世界。富士山や空のグラデーション、背景への溶け方、

何もない贅沢だ。

220104-景色-風が強い日の桟橋

220104-景色-風が強い日の桟橋

本日は、東京からの船が欠航した。

夕方、風が吹く中散歩する。マフラーが風に強く引っ張られる、、。予報だと風速8メートル程度。

たつ波で海面が白くみえる。

桟橋を通りかかる

上手いタイミングにシャッターきれないものの、、「ザッァ バァーーーーーーーーーーーーン」海の塊が堤防に打ち寄せ、波の破片が堤防を飲み込んでいる様子が時おりみられた。

風が強い日は、これ以上海に近づかないようにしよう。

2112012-暮らし文化-椿の仕事をする人の表情に映る景苔むす畑には花が落ち、光舞う中たなびく煙

2112012-暮らし文化-椿の仕事をする人の表情に映る景苔むす畑には花が落ち、光舞う中たなびく煙

島の営みを映しとった絵画のような風景を目の当たりにした。季節も自然も、人の営みも、全てが合わさることで生まれる景色だ。

畑沿いに歩いていると、椿の花に彩られた畑が広がっていた。

畑でお仕事をしている方に、畑の写真撮っていいですかと尋ねると。

「せっかくなんだから、畑の中に入って撮っていいのよ^^」相手を招き入れる心意気か、有難い。

「平日は、勤先の仕事があるけど、椿の仕事をしているとこの景

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2191023-景色-窓から見える風景 電線入ったいて映えないが、、大島と島の上にある雲 気象が身近に見てとれる1630

2191023-景色-窓から見える風景 電線入ったいて映えないが、、大島と島の上にある雲 気象が身近に見てとれる1630

肌寒さを感じるようになった昨今

雨がふり、寒くなり、風が吹き、そして晴れる。

窓から見える風景 大島の上にあるこんもりとした雲 これはもしかして、空気中の水滴が山に影響を受けて雲になったのか?

気象学や自然科学への理解はないけれど、、

むしろ、無いにもかかわらず その景色の理由に思いをはせる。

島が見せてくれる景色は素晴らしい。