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【週末投稿】つれづれ有用植物#14(コショウ属:関東コショウ育成の近況)

#04 でお伝えしたコショウの続編です。
現在は室内に取り込み、通常種のコショウは写真の様にラッピングして窓際に置き、通常室温の18~20度くらいの気温で管理しています。

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上記環境は家の都合で週末にしか太陽光を当てる事が出来ないのですが、コショウはもともと森の木々に着生して伸びて行く植物のために、耐陰性があり春まで弱りません。時々霧吹きを掛けています。

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次に、ドワーフグリーンペッパーという商品名で購入した矮性コショウです。こちらは上記通常種よりも、PinguBanana の環境では管理が難しく通常種と同じ環境で越冬すると、春までに少しづつ弱ってゆきます。そこで今年度は、積極的に光合成をさせてみました。

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こちらは、植物育成用のLEDで照射しているところです。
夜間は消灯しています。気温は17~18度くらいです。

すると、今までの越冬時には見られない現象として、新葉が出てきました。

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通常この種は、実が出来る穂が現れた後に対で葉が出来るのですが、いまの時期は穂が出てこない様です。

それでもこのドワーフ種は、20度を下回っても光があれば葉を生成する事が判りましたし、僅かでも冬の間に成長ができるれば、自然の状態で穂が発生する梅雨の時期までに十分な樹形ができると期待しています。



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