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【週末投稿】つれづれ有用植物#07(ラン科:キンリョウヘン)

皆さまはニホンミツバチをご存じでしょうか。日本原産のハチで、時々西洋ミツバチに交じって、見かける事があります。ニホンミツバチのハチミツはプレミアとして一般のものよりも高額で取引されています。

さて、キンリョウヘンは小型のシンビジュームの仲間で、寒さに強く、乾燥や直射日光にも強く栽培しやすい品種です。何が有用なのかと言いますと、ニホンミツバチを引き付ける力があり、分蜂時期にキンリョウヘンを開花させると、花のフェロモンにより女王蜂をひきつれてやってくる事があります。趣味や養蜂家は、この植物を使って鉢箱に女王の一群を誘導させて鉢箱を増やしてゆく方法を採っている事があります。

キンリョウヘンはいろいろな園芸品種があり、PinguBanana は班入りの常磐錦(ときわにしき)を育成しています。最近はネット販売やホームセンターで花芽付きの株を入手できるようになり、いい世の中になりました。

■ 金稜辺 の紹介(約2分半)
greenlifejp net 様

花芽付きの株を購入したので、今年は簡単に開花できましたが、来年はどうでしょうか。冬越しの環境が大切である程度寒さを経験しないと開花しません。

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          【4/7 花芽が伸びてきました】

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         【5/4 つぼみが出来てきました】

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            【5/11 開花しました】

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            【開花後 株分けしました】

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開花中に、ニホンミツバチがやってきたので、受粉できたのでしょう。

これからは、冬の管理を行います。
以前は、家に取り込んで枯らせてしまいました。
今回はできるだけベランダの霜が当たらない所でそのまま越冬させる予定です。

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