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じゅげむじゅげむ……。名前には願い込めちゃうのよねー。

毎日出る学校の宿題。
音読も毎日。

最近、長男の音読は

じゅげむじゅげむ。

一度は聞いたことありますよねー。

これを暗唱しないといけないらしい。
毎日毎日

寿限無(じゅげむ) 寿限無(じゅげむ) 五劫(ごこう)のすりきれ 海砂利(かいじゃり)水魚(すいぎょ)の水行末(すいぎょうまつ) 雲来末(うんらいまつ) 風来末(ふうらいまつ) 食(く)う寝(ね)るところに 住(す)むところ やぶらこうじの ぶらこうじ パイポ パイポ パイポの シューリンガン シューリンガンの グーリンダイ グーリンダイの ポンポコピーのポンポコナの 長久命(ちょうきゅうめい)の長助(ちょうすけ)

連呼しています。
今ではもうすっかり暗唱しています。

私も何度も聞かされ
言えるようになりました(笑)

この暗唱を始めた頃に

長男がじゅげむじゅげむと
言い、
私が続けて
ごこうのすりきれ、かいじゃりすいぎょの
すいぎょうまつ
と言ってみた。

ここまでは私も覚えていたので。

すると、

「え?ママ?やば!知ってるの?」

何がヤバい??(ー ー;)

「知ってるよ。有名なお話だもん。
 名前のお話でしょ」

「名前?これ名前なの?」

なんと!?!(◎_◎;)
知らずに暗唱?
先生も説明とかしないんだ。

「そうだよ。夜、おはなし読んであげるよ」

と、じゃじゃーん。
いつもの本の登場でーす。

本当に役立つ本です!
一家に1冊。
是非、どうぞ。

親は子の名前を付ける時、
それはそれは悩みます。
私も4人とも私が名付けました。
たくさんの想いを込めて考えて
付けました。

このじゅげむじゅげむの
お母さんも子どもの幸せを
願い。願い過ぎこーんなに長い名前に。

寿限りなしで死ぬことのない「寿限無」、天人が三千年に一度下界に下るたびに衣で巌を撫で、巌を刷り切るのに要する時間が一劫からくる「五劫のすりきれ」、膨大で獲り尽くせない海の幸「海砂利水魚」、衣食住は欠かせず「食う寝る所に住む所」、生命力強靭な藪柑子「やぶらこうじのぶらこうじ」、昔、唐土にあった「パイポ」という国の「シューリンガン」王と「グイーリンダイ」后のあいだに生まれ超長生きした双生児姉妹の名「ポンポコピー」と「ポンポコナ」。長久と長命を合わせて「長久命」、長く助ける「長助」から成る名前です。

わかるわかる。
いっぱい込めたいよねー。

最後のオチは
悪さをして叱ろうと
名前を呼ぶと長すぎて
名前を言い終わった後には
当の本人はもういない。

チャンチャン😆

子どもたちは

「名前長すぎー。長助でいいよね」

「じゅげむで良いよ」

最初か最後かなんだ🤣

「1コ1コ意味があったんだねー」

と、長女。

「そうだねー。どれも大切な意味と願いが
 こもってるよね」


有名な画家のピカソも長い名前で有名ですよね。
パブロ・ピカソで有名ですが、
本名は

パブロ・ディエゴ・ホセ・フランシスコ・デ・パウラ・ファン・ネポムセーノ・マリア・デ・ロス・レメディオス・クリスピン・クリスピアノ・デ・ラ・サンティシマ・トリニダード・ルイス・イ・ピカソ

うん。長い。覚えられん💦

ピカソが生まれたスペインの
アンダルシア地方では、名前が長いほど幸福が宿るとされるため、長くなってしまったそうです。

親が名前を付ける時、
思いがこもり、願いがこもる。
その考えている時がまた楽しい。
悩みながら、あれこれ考えたな〜。
と懐かしく振り返る。

親が最初にあげる
子へのプレゼント🎁
一生残るプレゼントですね。


読んで頂きありがとうございます。
今日もみなさまがhappyな1日を過ごせますように。

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