イランの家庭料理で温まる(白カブのお粥)
前回書いた「イランの家庭料理でほっこりする」は自分の備忘録だったにも関わらず、たくさんの方に気に入っていただけて、嬉しかったです。
またパートナーがおいしいイラン料理を作ってくれたので、自分でも再現できるようにメモしておこうと思います。今回はAshe Shalgham という、直訳すると「白カブのお粥」という体が温まる料理です。
3種類のお豆と羊肉と白カブの入った「スープ」ですが、お米も入れるので、「お粥」と言った方が近いかもしれません。冬にぴったりの体の中から温まれる一品です。
材料:
3種類の豆(レンズ豆、緑豆、Black eye beans)1カップずつは前日の晩から一晩水につけておく。
長い米(バスマーティライスやタイ米など)1カップ
羊肉の背中 1塊
ターメリック 小匙2分の1
胡椒 小匙1
白カブ 4つ
ネギ 1本
パセリ
作り方:
1) 3種類の豆を器に入れる。豆は前の晩から水につけておく。
2) 野菜を準備する。
3) カブのお尻と頭を切り落とす。皮は剥かない。カブを一口大より少し大きめに切る。ネギも切る。
4)羊肉の塊を大き目に切って、玉ねぎと一緒に炒める。途中でターメリック小匙2分の1と胡椒小匙1を加える。しばらくしたらお湯を1リットル加えて、30分ぐらい煮る。
5)肉がまあまあ柔らかくなったら、そこにカブと野菜と豆とお米をいれて、さらに1リットルのお湯と塩小さじ1を加える。柔らかくなるまで弱火にして1時間以上煮込む。
体の内側から温まる、ほっこりする料理です。日本のカブから水分を抜いたような、密度の濃いカブがいつまでも熱さを保っていて、ホックホクです。そして3種類の豆とお米のおかげで、スープもトローリとしています。だから食べ応えがあります!
羊肉はやわらかくなっていて、それ自体も美味しいのですが、スープに羊の味が溶け込んでいて、そちらが更に美味です。胡椒が結構多めで、少しピリッとしていて、それがまた体を温めてくれます。
ということで、これから冬に向かうにあたって、よくお世話になるであろう料理でした。今日はnoteのおかげで頑張ってメモしたので、今度は自分でも作れそうです😃
ドイツで冬が来ると、寒くて長くて憂鬱なのですが、こういうホッとできるものがあると生きる活力が湧いてきますね。
今日もここまでお付き合いくださり、どうもありがとうございました^ ^
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