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僕たちは同じ方向を向きたいだけなんだ。

最近、僕が個人的に気になった言葉を紹介します。個人的に気になっただけなので、まだ自分の中でも醸成、昇華できていない言葉なんだけど、

ま、noteに書いてみたら意外に理解が深まるかもしれないし、そんな感じでフランクに読んでください。


フールプルーフ

気になっている言葉というのは、このフールプルーフ。

たぶん、たぶん造語なんだと思うんだけど、その意味は、

失敗できないようにすること、またその工夫

らしいです。あまり福祉現場で使われる言葉じゃないですね。だからこそ気になるんですけどね。

この言葉を単純に分解すると、フール(愚か者…)とプルーフ(防ぐ…)に分けることができて、

どちらもエイプリルフールのフールや、ウォータープルーフのプルーフで、意味は分からなくても聞いたことある単語ですよね。

素直に直訳すると「愚か者から防ぐ」になるのかな、、間違ってたらごめんね。

ま、何にせよ。

この言葉をネット検索すれば、

ブレーキを踏まないと始動しない車のエンジンとか、蓋が閉まっていないと動かない電子レンジみたいな、

正に失敗しないための工夫が代表的な例として紹介されていたりします。


フェイルセーフ

関連しているんですけど、もう1つ気になっている言葉があるんです。

それは、フェイルセーフ。

意味は、

失敗しても安全にすること、またその工夫

だそう。

この言葉もフェイル(失敗...)とセーフ(安全...)に分けることができて、これは簡単に意味が想像できるよね。

具体例は、そうだな、、

停電すると踏切の遮断器が降りたままになることとか、エレベーターの扉に何かが挟まる、もしくは挟まりそうになった時に開くようになっていること

とかがネットには出てるかな。

フールプルーフはミスが起こる前、フェイルセーフはミスが起きた後にする工夫で、似ているようで違う言葉。

でもさ、これには共通している概念というか考え方があって、

ザックリ2つの言葉を紹介したんだけど、実はその言葉の具体例なんかはどうでも良いんだよ。

僕が気になった理由は、

どちらの言葉も人はミス(失敗)するものだという前提から成り立っている

ということ。


人はミス(失敗)するものだ

僕が気になった最大の理由がここにあって、「人はミス(失敗)をするもの」だというこの前提、

この考え方って考えりゃ当たり前なんだけど、めちゃくちゃ理想的だと思いません?

だって、これを拡大解釈すればさ、

ヒューマンエラーはあって当たり前のもので、その責任はエラーを起こした人じゃなくて、エラーを防げなかった、もしくはエラーした後にケアできなかったシステムにあるとも言えると思うんですよ。

いや、人為的なミスで、ミスした人に責任が100%あることもない訳じゃないよ?

でもさ、ミスの責任がシステムにあるって言い切って、責任を人じゃなくてシステムに全振りする考え方もありだと思うんですよ。

そうなりゃさ、

ミス(失敗)を責めたり、貶したり、蔑んだり、悔やんだり、悩んだり、何だかんだしてしまう人の弱さや価値観をガラッと変えて、

誰とでも同じ立ち位置で、同じ方向を見ていられる気がするんですよ。

で、具体的にどうすんねん!

という所までは昇華しきれていないんですけど、そういう意味でも伸びしろを感じますよね。

2つの言葉、フールプルーフとフェイルセーフが気になるというお話でした。

おしまい。

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ほぼ誰もいないんで、盛り上げてくれる人、本当に本当に来てほしい!



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