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ずっと "昭和の時代に生まれたかった" と思っていた。

松島の遊覧船。


写ルンです。昭和感が溢れていてとても良い。

小さい頃は、祖父や祖母の昔話を聞いては毎回のように同じ時代に生きたかったと思っていた。

話を聞いているだけでは今よりも自由な気がして、そして個人が強く生きていかなければならない厳しい時代で、私にはそっちが合っているのかと思ったりしていた。

でも今になって思うと、現代がどれだけ自由に溢れていて、選択が出来て、可能性が広がっているのか分かる。

仙台の商店街。


昔から (今でもそうだが) 歳上の方と関わる機会が多くて、「今の子は」とか「昔はこうだった」とか。
そんな言葉が、皮肉混じりによく聞こえてくる。

確かにそう思われても仕方がない。
自分でも、自分も周りの友達も甘いなと思うことが時々ある。

その中でもそれぞれその人なりの軸があって、これだけは譲れないとか、こうだったら私はやらないとか。
今の子にも間違いなくあって、それが理にかなっていて客観的に捉えられていていれば良い。

一括りに「今の子」で括らないで欲しい。歳上の方にも今の時代を理解して欲しい。

もうあなた方の時代は終盤に差し掛かっていて、今は、これからは私たち若者が作っていかなければならない時代で、変化していくべきだと思う。

的屋。


今の時代はとても鮮やかで個々があって、たまに冷たく、なんとなく生きづらく感じる。

それでも今では、この時代に生まれて生きられていてよかったと思う。

でもほんの時々、
この写真のような時代を羨ましく思う。

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