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カタールW杯をガチ予想してみた【B組】

もうすぐ、4年に1度のお祭りWord Cup2022カタール大会が開幕します。
各国の威信と誇りをかけた熱い1ヶ月になることは間違いありません。
社会人になって初めて迎えるWorld Cupであってもこれまで通りの熱量で追うつもりです。

かれこれ海外サッカーを10数年追いかけ、欧州以外のサッカーも幅広く追っている筆者のガチ予想含めた、私情込み込みのガイドブックです。

それでは、【Group B】をどうぞ

【下馬評】

大本命は、イングランドで間違いありませんが、曲者が揃いに揃ったグループを簡単に突破できそうにないのが彼らの現状です。開幕戦の独特な雰囲気に飲まれ、攻め続けるも堅守イランの前に先制点が奪えず焦れてしまう姿が容易に想像できます。

対抗は残りの全ての国です。まずはウェールズ。彼らがWCに出場するのは実に64年ぶり(16大会ぶり)。イングランドと最終戦の決戦は互いに突破を懸けた大一番になるはずでまさに死闘になるでしょう。ベイルという最大の飛び道具を活かしきれるでしょうか。

アメリカは2大会ぶりの本大会です。スポーツ大国アメリカ史上最強の呼び声高く、自慢の攻撃陣を揃えますが、どのチームも堅守が売りであるため、簡単な突破は期待できません。組織として分厚い壁を打ち砕けるかが突破の焦点となります。

最後はイラン。今大会アジア勢で最も期待できます。伝統的な堅守を武器に第1戦で勝ち点を持ち帰ることができればいよいよイラン史上初のGL突破が現実味を帯びてきます。今の前線はアズムン、タレミ、ジャハンバフシュと欧州クラスの選手が虎視眈々と伝統国の“クビ”を狙います。

【日程】

①11/21 🇮🇷vs🏴󠁧󠁢󠁥󠁮󠁧󠁿、🏴󠁧󠁢󠁷󠁬󠁳󠁿vs🇺🇸
②11/25 🇮🇷vs🏴󠁧󠁢󠁷󠁬󠁳󠁿、🏴󠁧󠁢󠁥󠁮󠁧󠁿vs🇺🇸
③11/29 🇮🇷vs🇺🇸、🏴󠁧󠁢󠁥󠁮󠁧󠁿vs🏴󠁧󠁢󠁷󠁬󠁳󠁿

イングランド🏴󠁧󠁢󠁥󠁮󠁧󠁿(欧州予選グループI 1位)

●7回連続16回目
●FIFAランキング:5位
●前回成績:4位(最高成績:優勝’66)
●予想フォーメーション:3-4-2-1

3−4~2−1

今大会のイングランドはいつものイングランドとは一味違います。これまでは大会前まで圧倒的な力を見せつけ、優勝候補の一角として挙げられることが本大会前の風物詩でした。しかし、今大会は直近3分3敗と全く結果も内容も伴っていません。代表Weekの6月、9月と勝っていません。テスト色を強めて新戦力を融合させるために、少しばかり結果に目を瞑ることはありますが、新戦力の融合も全く進んでいません。過密日程の国内リーグ終了後であった6月こそ新戦力を発掘するチャンスでした。サウスゲート監督はもう手を加える必要がないと判断したのか、“いつもの”メンバー選考して迎えたその6月、9月以降勝ててないのがなんとも皮肉な話です。

イングランド代表の問題①~③

問題は山積みで①ストロングポイントであったRSBの怪我人続出。②クラブで出場機会に恵まれずコンディション不足のCB勢、そして極め付けが③最適解が未だ見つからない前線の組み合わせです。
①RSBはTAA(リバプール)、リース・ジェイムズ(チェルシー)、カイル・ウォーカー(マン・シティ)、キーラン・トリッピアー(ニューカッスル)、ベン・ホワイト(アーセナル)、アーロン・ワンビサカ(マン・ユナイテッド)PL上位勢の主力がほぼイングランド人という珍しい状況ですが、現時点(10月末時点)ではトリッピアーかホワイトのみが稼働中という非常事態です。1番手、2番手のジェイムズ、ウォーカーの離脱は痛すぎます。3バックにした際のハーフディフェンダーとワイドバックで戦術の幅を与える重要な役割を担うには彼らのキャラクターが必要でした。このまま3バックを継続するならばトリッピアー1択、4バックを選ぶならホワイトにもチャンスが巡ってくるはずです。
②コンディション不足のCB勢は、チームキャプテンのCBハリー・マグワイア(マン・ユナイテッド)、ジョン・ストーンズ(マン・シティ)のマンチェスター勢の2人のことです。間違いなくWC2018、EURO2020は彼らがどっしりと堅固なDFラインを形成していました。イングランド人CBにしては足元の技術もあり(?)縦パスもスムーズでした。しかし、明らかにクラブでの不調引きずり、心身ともに万全の状態ではありません。元々スピードに欠ける彼らがコンディション不足で自信を失っているのですから、ハイラインなんてできるはずがありません。その影響から間伸びし、選手の距離感も悪くなり、ずるずると全体が下がってしまい、負のスパイラルです。
③最適解はズバリ、CFハリー・ケイン(某クラブ)、RWGブカヨ・サカ(アーセナル)、LWGフィル・フォーデン(マン・シティ)です。このトリオは9月シリーズでvsドイツ(3-3)で2点差を逆転する流れを引き寄せました。CFケインは不動で、サカ、フォーデンともにドリブルが得意であり、ゴールへの意識が高いことから1人で相手DFを剥がすことが魅力です。また、サカは大外に張ってから仕掛けることが多く、フォーデンはインサイドに潜り込んでからコンビネーションで崩すのが魅力であることから、チームへのバンランスをもたらします。彼らの起用は互角の列強国との試合を想定しています。GLではチーム力で劣るウェールズ、イランは引きこもる可能性が高いことから、グリーリッシュの起用も1つです。1番怖いのは監督がフォーデン、サカは途中からでも試合を決める役割を任せられる!という謎の思考からスーパーサブ的に彼らを起用することですが、どの組み合わせを起用するのでしょうか。
※RSBジェームズ、LSBチルウェルは欠場見込み


【攻撃のキーマン】

◆ブカヨ・サカ(RWG)

●2001/09/105 178cm/65kg
●18試合/4得点
●所属:アーセナル🏴󠁧󠁢󠁥󠁮󠁧󠁿
EURO2020決勝では、PKキッカーを務め失敗した印象が強いですが、サッカーの母国イングランドのEURO初優勝の目の前まで連れて行ったのは紛れもなくブカヨ・サカです。21歳にしてPL3番目の若さで20アシストを達成しました。※最も若くして20アシストに到達したのはボクらのアイドルセスク・ファブレガスです。
サカは大外のレーンから仕掛けることもできますし、ハーフレーンに潜り混んでのコンビネーションもお手のものです。スリー・ライオンズでは年齢的にもキャラ的にも末っ子気質でいきなり馴染めるか不安だったそうですが、ライバルクラブの大エースであるCFハリー・ケインが兄貴分としてチームに打ち解けるのに一役買いました。9月vsドイツでは途中出場から3ゴールに絡む活躍で、ゲームチェンジャーとしても有効なカードとしてアピールに成功しました。グーナーにとってはイングランドを背負う存在になる選手の出現を心待ちにしていました。負傷離脱が怖くて仕方がありませんが、昨年EURO決勝の悪夢を払拭してワンランク上の選手になることを切に願っています。

【守備のキーマン】

◆デクラン・ライス(DMF)

●1999/01/14 185cm/80kg
●32試合/2得点
●所属:ウェスト・ハム🏴󠁧󠁢󠁥󠁮󠁧󠁿
2019年に隣国・アイルランド代表からイングランド代表に変更する決断を下した東ロンドンのアイコン。元々チェルシーアカデミー出身でチームメイトだったOMFメイソン・マウントとは大親友でもあります。この東ロンドンのアイコンは今では1億£では足りないと言われており、来季の移籍が確実視されています。現代フットボールに必要な全ての要素を兼ね備えており、プレー強度、パススキル、運動量、タックル、どれをとっても85点以上です。頼りないCBが裸にされないように彼の眼が重要になります。彼がネガティブトランジションで最初に相手の攻撃をストップさせるのか、遅らせれてブロックを組むために下げるのか、その判断に注目です。

ウェールズ🏴󠁧󠁢󠁷󠁬󠁳󠁿(欧州予選グループE 1位)

●16大会ぶり2回目、
●FIFAランキング:19位
●前回成績:予選敗退(最高成績:ベスト8 ‘58)
●予想フォーメーション:3-1-4-2(5−3−2)

5−3−2

なんとも運命的なグループに振り分けられました。大激戦の欧州POを勝ち抜いた実力派ホンモノです。それはここ数大会のEUROで証明しています。あの初出場だったEURO2016もグループステージでイングランドと同組でした。ウェールズといえば堅守速攻で粘り強い守備が売りでしたが、今でもそれは変わりません。CBコリンズやCBアシュリー・ウィリアムズのような強面の武闘派メンバーは引退していきましたが、それでもPLやチャンピオンシップで主力を担う、非常なタフな選手が最終ラインには揃いそうです。
ベイル&ラムジーのチームなのは間違いなく、攻撃パターンが限られているのは事実です。単純なサイドからのクロスが生命線で、大巨人CFムーアがボックスの中に待ち構えています。LWGダン・ジェームズや至宝ベイルのスピードで高速のカウンターを繰り出せばチャンスが増えてくるはずです。また、ノッティンガム・フォレストの新星OMFブレナン・ジョンソンもドリブルやスペースの飛び出しに優れており、コンデションに不安のあるOMFラムジーの代役ひいては共存もありえます。しかしながら、攻撃のタレントを増やすと守備のバランスが崩れるというジレンマがあります。Together Strongerを目標に設定しました。最大の武器である団結力を武器に、ベイル&ラムジーと愉快な仲間たちの冒険はどこに行き着くのでしょうか。

【攻撃のキーマン】

◆アーロン・ラムジー(OMF)

●1990/12/26 182cm/76kg
●75試合/20得点
●所属:ニース🇫🇷

世界的な名手が同時期に出現することは小国・ウェールズにとっては奇跡的な出来事です。その世界的な名手はRWGギャレス・ベイルとOMFアーロン・ラムジーです。OMFラムジーが国際舞台で僕らの夢そのものです。17歳からアーセナルに入団し、2009年には若くして足首に大怪我を負いました。あの憎きCBショークロスのタックルです。EURO2016ではキャリアピークを迎え、欧州でベスト4まで勝ち進みました。相変わらず度重なる怪我でトップコンディションをキープすることはなかなか難しくなりましたが、それでもやはりスペースに飛び込むタイミングとボールスキルはピカイチで、ウェールズのカウンターが彼を経由するかどうかでゴールへの期待が変わります。毎度のようには、欧州予選突破が確約されていないウェールズが今大会に懸ける思いは強いはず。特にラムジーはキャリアの終わりが近づいています。盟友ベイルはトップコンディションを維持するために欧州一級線からは身をひき、LAに飛び立ちました。ウェールズの奇跡を体現する彼らのラストダンスを目に焼き付けたいです。

【守備のキーマン】

◆ベン・デイビス(LCB)

●1993/04/24 181cm/76kg
●74試合/1得点
●所属:トッテナム・ホットスパー🏴󠁧󠁢󠁥󠁮󠁧󠁿

若い時は4バックの左を任されていましたが、体を張った守備や機を見た攻撃参加を活かすため、3バックの左角を任されるようになりました。持ち前のスピードで快速WGを封殺します。少々激しすぎるディフェンスでヒヤヒヤしますが、体を張った守備は見方を変えればチームに勇気を与える“ファイト”です。ウェールズの生命線であるサイド攻撃ではWBがサイドのレーンを一任されますが、1人で相手を剥がし、クロスまで持っていける能力があるとは言えないため、周りのサポートが必要です。その時にはLCBベン・デイビスの攻撃参加がアクセントとなるでしょう。WC本大会ではもちろん守備優先でゲームに入るプランが想定されます。サイド攻略にはLCBベン・デイビスの攻撃参加が鍵を握るでしょう。

アメリカ🇺🇸(北中米予選 3位)

●2大会ぶり11回目
●FIFAランキング:14位
●前回成績:予選敗退(最高成績:3位 ‘30)
●予想フォーメーション:4-1-2-3

4−1−2−3

前回大会のロシア大会では失意の北中米予選敗退に終わってしまいました。今予選はカナダが頭ひとつ抜け出し、メキシコ、アメリカ、コスタリカ、パナマと混戦模様の予選でした。最後の3連戦で負けたら終わりの試合である難敵メキシコ、パナマの連戦で1勝1分で乗り切り、最後のコスタリカには敗北しましたが、なんとか本戦ストレートインの切符を掴み取りました。今大会予選から就任したバーハルター監督はこれまで代表を支えてきた選手を外すことを厭わず、スポーツ大国と言われ続けたアメリカがついに本領発揮するだけのタレントが揃いつつあります。
特に、欧州出身の若手タレントを重宝してきました。ブンデスリーガ、オーストリア等を経験している選手が多く、CMFテイラー・アダムス、OMFアーロンソン、LWGプリシックらが主軸を担います。最終ラインから丁寧にビルドアップしていく洗練されたスタイルを標榜しますが、まだまだ本大会仕様とは言い切れません。テストマッチであったvs日本では圧倒的なスピードを武器としたハイプレスを相手に自陣から抜け出すことはできず、前半ボールロストは50回以上ありました。ビルドアップの出口となる中盤がいかに前を向いてボールをレシーブできるかが鍵になりそうです。もう1つの不安材料としてはCFの軸が定まっていない印象です。MSLで暴れまくったCFペビはブンデスに挑戦しましたが本領発揮とは言えず、CFはヘスス・フェレイラになりそうです。新生アメリカは本大会がゴールではなく、北中米開催となる次回大会をすでに見据えており、是が非でも結果を出すためのリアリストになるのではなく、若い勢いに任せて自分達のサッカーを貫くことになるのではないでしょうか。新生アメリカ代表の旅は始まったばかりです。

【攻撃のキーマン】

◆クリスティアン・プリシック(LWG)

●1998/09/18 177cm/73kg
●51試合/21得点
●所属:チェルシー🏴󠁧󠁢󠁥󠁮󠁧󠁿

新生アメリカ代表のシンボルは彼で間違いありません。まだ23歳とは信じられないほど長い間欧州の舞台で名を轟かせてきました。ドルトムントでの活躍後、チェルシーに移籍しましたが、黒黄の時代を越える輝きを放っているとは言い難いのも事実です。そう思わせるのは度重なる怪我の多さがあります。特に筋肉系の怪我が多く、スピードとボールスキルを遺憾なく発揮する彼のスタイルには悪影響でしかありません。ボールロスト後に激しいプレスでカウンタープレスが最もチャンスにつながるであろう新生アメリカ代表の中もスピードに乗った時のボールスキルは目を見張るものがあり、ファイナルサードでは違いを生み出すでしょう。一度勢いに乗せると止まらない彼と新生アメリカは一蓮托生の関係です。新生アメリカが躍進を遂げる時は、間違いなく彼は輝いているでしょう。

【守備のキーマン】

◆マット・ターナー(GK)

●1994/06/24 191cm/79kg
●18試合/0得点
●所属:アーセナル🏴󠁧󠁢󠁥󠁮󠁧󠁿

今夏初上陸した欧州では常時出場とはいきませんが、カップ戦では貴重なセーブを重ねており、それも彼の活躍するクラブは愛するアーセナルです。MLSで確固たる地位を築いていましたが、アーセナルからの2nd GKとしてのラブコールを受け止め加入した経緯もあります。歳下 GKラムズデールへのリスペクトも忘れず、バックアッパーでありながら、正常な競争を促す非常に素晴らしいキャラクターの持ち主でもあります。代表ではマン・シティ所属のGKステファンと定位置を争っており後塵を拝していましたが、本大会ではGKマット・ターナーが正守護神を務めそうです。長い手足を生かした安定的なセービングが光り、苦手だったショートパス、ロングフィードといったGKとしてのプラスワンのスキルも目下成長中です。最終ラインから丁寧にビルドアップを標榜する代表でもその成長の跡を見せることができるはずです。

イラン🇮🇷(アジア予選 A1位)

●3大会ぶり6回目
●FIFAランキング:23位
●前回成績:GS敗退(最高成績:GS敗退)
●予想フォーメーション:4-1-2-3

4−1−2−3

イラン史上初のGS突破に向けて舞台は整いました。前回大会まで2大会連続で率いていたカルロス・ケイロス監督がロシア大会後に退任し、最終予選突破では2人の監督がベンチに座りました
が2人目も解任。そしてまさかの3人目の監督が再登板のカルロス・ケイロス監督でした。これまでカルロス・ケイロス監督が目指すサッカーを熟知したメンバーも数多く残っており、むしろ好都合です。ここ2大会は強みである堅守の部分では大いに世界に驚きを与えることとなりました。特に、前々回大会はアルゼンチンを、前回大会はスペイン、ポルトガルをあと一歩のところまで追い詰めました。苦しめることはできても最後に刺すことができなかったのは前線のクオリティにありました。しかし、この4年間で期待のホープであったCFアズムンはゼニトで大爆発し、今やレバークーゼンの主力です。また、CFタレミもポルトで主役となっており欧州で活躍するストライカーの脂が乗り切っています。また、エールディヴッジでも得点王の経験があるRWGジャハンバフシュの存在も大きく、堅守をベースにしたカウンターを多彩にします。もちろんボールは必要ありません。相手が押し込んできた時のシンプルで徹底的なまでのサイド攻撃、そして相手をひっくり返す愚直なまでのロングボール。これがあれば一泡吹かせるだけのポテンシャルはあります。あとはグループの主役イングランドとの初戦でポイントを持ち帰ることができれば、夢物語が現実になる時です。

【攻撃のキーマン】

◆サルダル・アズムン(CF)

●1995/01/01 186cm/81kg
●63試合/40得点
●所属:レバークーゼン🇩🇪

20歳になる前からイラン代表のユニフォームに袖を通していたCFアズムンも27歳と完全に“今が旬”な選手になっています。相棒のタイプを選ばない万能性が特徴でもありますが、やはり一瞬のDFとの駆け引きが抜け出すのが秀逸でワンタッチゴールで仕留めることが大きな魅力です。今季からはゼニト(ロシア)からレバークーゼンに活躍の場を移しながらもコンスタントに結果を出しており、リーグレベルとして少し落ちるロシアだから活躍していた説を一蹴しました。
前回大会もエースとして臨み、あと一歩のところまでスペイン、ポルトガルを追い詰めました。気心知れたケイロス監督が復帰し、長い縦パスの頻度が高くなり、よりCFアズムンのためのチームが加速した印象があります。前線のトリオ(タレミ、ジャハンバフシュ)とのコンビネーションは上向きで難敵ウルグアイに勝利(1-0)、セネガルに引き分け(2-2)と仕上がりは上々です。悲願であるGS突破に向けエースの爆発に期待がかかります。

【守備のキーマン】

◆マジド・ホセイニ(CB)

●1996/06/20 183cm/78kg
●17試合/0得点
●所属:カイセリスポル🇹🇷

前回大会で彼の名前を覚えている方はいらっしゃるだろうか。2強2弱と呼ばれたスペイン、ポルトガル、モロッコとのグループで大活躍したCBです。今大会予選(2次予選、最終予選)では5試合しか起用されず、虎視眈々とスタメン復帰を狙っているでしょう。柔軟なポジショニングが武器でSBやボランチでも起用が可能であるためバックアッパーとしても貴重な存在です。CBモラハミ、カナーニのコンビはWC初出場のため不安があることに加え、追い風になっているのはケイロス監督の就任により逆転での出場もあり得るでしょう。

B組は日本が1番入りたかったグループでもあります。
すなわち、イランにもチャンスがあるということです。
名将?サウスゲートがモンブランにイチゴを乗せるような愚行を犯さなければイングランドが軸であることは間違いありませんが、どんな判断を下すのでしょうか。久しぶりの出場で燃えたぎるウェールズ。自国開催に向けロングランの真っ最中のアメリカと四者四様のグループ、目が離せません。

それではこのへんで、、、

ばいころまる〜〜〜

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