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#53「中東1人旅<ドバイ編>~体験記シリーズ③~」

こんちゃ!どうもいったーです。
今回は、「中東1人旅<ドバイ編>~体験記シリーズ③~」

まさかこんな早く、第3弾をあげることになるとは思いませんでした。なるべく早く書かないと記憶も薄れていきますからね、、、大学生のうちに、シリーズ完結させたいところです。

卒業旅行は絶対にブラジル、メキシコ、トルコ、エジプトと学生でなければ行くことが難しい国に行きたかったですが、コロナのせいで断念せざるを得ませんでした。ということで、過去、大学生活で訪問した国を紹介しながら、思い出の備忘録として残したいと思います。

ちなみに、、、

第1弾「夢にまで見たノースロンドンダービー」

第2弾「中東1人旅<アブダビ編>」

こちらもよろしくお願いします。

それでは中東1人旅<ドバイ編>本題に入りましょう。
この旅行は2019年2月に訪れたときのものです。

なんで、ドバイなの?

2018年アブダビ編と同様に、アーセナルの試合<ノースロンドンダービー>を見るために再び欧州に上陸することになって、中東経由の方が、直行便、北欧経由等よりも安いということから中東経由にすることになりました。
で、なぜカタール・ドーハにあるカタール航空、アブダビにあるエティハド航空、ではなく、エミレーツ航空を選び、ドバイ経由にしたかというと、いたってシンプルです。アーセナルのメインスポンサーがFly Emirates エミレーツ航空だったからです。
卒業旅行では、Turkish Airline ターキッシュエアラインズを使おうと思っていましたが、コロナのせいで、旅行そのものが実現不可能になってしまいました。

海外旅行経験レベル

 前回、欧州各国・アブダビ含めて約15日海外で一人旅をしたので、とりあえず生きて帰ってこれることが分かり、安心していました。また、インド(2018年9月)も友達3人で経験していたので劣悪な環境もどんとこいという感じです。
 英語力は相変わらず、進歩はせず、英検2級程度のままでした。基本的に日常生活、買い物、サッカー関係とある程度想定できる範囲内での会話の為、特に不都合はありませんでした。と言いたいところですが、今回ドバイでのタクシー移動でトラブりました。

旅行計画

2月17日<夜8時>東京出発←誕生日がまさかの空の上www
↑↓  約10~11時間
2月18日<朝7時>ドバイ到着
↑↓  約30時間滞在(1泊2日)
2月19日<昼13時>ドバイ出発
↑↓  約7時間
2月19日<夜7時~8時>ドイツ・デュッセルドルフ到着

飛行機:Fly Emirates エミレーツ航空

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自分的航空会社ランキング、世界NO.1航空会社。世界のエミレーツということで乗り心地、サービスも最高でした。機内映像もスポンサーを務めている、レアル・マドリー(ESP),ACミラン(ITA),パリ・サンジェルマン(FRA),ベンフィカ(POR)ではなく、アーセナル(ENG)のゴール集がピックアップされており、さすがのハイセンスっぷりでした。

往復値段: 約6万円(飛行機代のみ※空港利用税、その他は別費用でした。)
東京⇆ロンドン(ドバイ経由の場合)

ちなみに、2月はバカンスのオフシーズン?であることからも日本から欧州に行く値段はシーズン通して最安値になると思われます。

Dubai International Airportドバイ国際空港(DXB)

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エミレーツ航空の拠点であり、3つのターミナルからなる世界最大級の“ハブ”空港です。
なんでも、ヒースロー空港を抜いて世界最多の国際線旅客機数であり、欧州とアジア、アフリカ、オセアニアを繋ぎます。
世界最大級のシンガポールのチャンギ国際空港と並ぶくらいの利用者がいるそうです。

基本的に日本からだとターミナル3が到着ターミナルとなります。
エミレーツ航空を利用すれば約200Dh(6000円)でトランク配送サービスがあり指定のホテルまで配送してくれるのでかなり便利で、空港からすぐ観光に向かうことが出来ます。
冬の日本から、灼熱のドバイに到着した僕にとっては、課金したくなるサービスで実際、課金しました。

通貨:ディルハムDh

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ディルハムが現地の通貨です。
Dhで表記され、約1Dh≒30円
くらいです。
国際キャッシュパスポート等、全世界共通のATM口座を開設すれば、どこでも引き出せるので便利です。カード決済も可能なお店も多いですが、中東、東南アジアは露天商とのやり取りも旅行の醍醐味の1つですから、ぜひ現金は所持しときたいところです。

加えて、防犯的にも2重支払いや、データの盗用等のリスクもあるため、カード決済は信用に足る、お店のみの使用に留めています。

ドバイでの移動手段

〇Dubai Metro
〇タクシー
〇バス
〇徒歩

〇Dubai Metro

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安心安全のDubai Metroでした。日系商社が建設に絡んでるらしいです。
個性的な外観の駅で分かりやすく、時間も外国ではきっちり来る方なので予定も立てやすかったです。
但し、アブダビのバス同様、ゴールド車両(日本のグリーン車的な)、女性車両、一般車両で別れているので、間違った車両に乗らないように注意が必要です。

イスラームに基づく休日には注意が必要です。金曜日がそれにあたり、日本の日曜日にあたるものなので、Metro運行時間は午前10時あたりの昼前スタートと遅めです。

〇タクシー
東京ではタクシーは敬遠したくなるものですが、世界最大級の石油産出国UAEは石油はがちで水より安いので、タクシーの値段もリーズナブルで、気軽に乗れます。
外国人労働者がタクシーの運ちゃんをしているので、クセのある英語が車内の共通言語になります。互いにクセの強い発音の会話になりがちでした。

〇バス
路線はある程度充実しているようですが、メイン観光地がDubai Metro沿いから徒歩圏内にあるため、バス移動はしませんでした。屋外でバス停留所で待つのはきついです。暑い。

〇徒歩
帰りたくなるほど暑いです。死にます。歩くならタクシーを。
そもそも、冬の東京からそれよりも寒いロンドンに向かって片手にダウン持ちながら灼熱のドバイ歩くのはたぶん、バカンス楽しんでる人からしたら奇行に映ったでしょう。


Dubai Metroドバイメトロで観光地へ

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Dubai Metro
地下鉄が発達しており、日本のメトロのノリで乗れるくらい庶民的な乗り物です。
Red LineとGreen Lineという2つの路線から成り立っています。

Red Line
シェイク・ザイ―ド・ラインという幹線道路に沿うように、縦にながーーく伸びて約50㎞らしいです。
ちなみに、ドバイ国際空港もターミナル1と3の駅があり、そこが空港の玄関口となります。Palm Jumeirahパーム・ジュメイラ、Burj Khalifaブルジュ・ハリファ等のドバイ観光のランドマークがあります。

Green Line
ドバイ市街地の北部一帯に伸びています。
観光地のGold Souqゴールド・スーク、AL Fahidi Histrical Areaアル・ファヒディ歴史的地区の最寄り駅もあり、Union Sta.ユニオン駅やBurjuman Sta.バージュマン駅にはRed Lineとの乗り換えに便利です。
日本から予約するホテルはおおよそがBurjuman,Union,Baniyas等にあり、飲食店には困りません。(※バカ高いリゾートはRed Lineの海沿いビーチにあります。)

Dubai MetroにはNOL CARDの準備を!

NOL CARD(ノル・カード)なるモノが存在します。
日本で言う、Suica,PASMOみたいなやつです。

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購入場所:駅構内
どこのドバイメトロにも自動券売機が設置されています。学割や長期用カード、旅行者用7daysパスみたいなのは、改札横の窓口の人から直接買うことになります。

ここで長蛇の列になることが多くみられました。並ぶのだるいのでしっかりと準備して事前に情報を仕入れて買うことをお勧めします。

ロンドンのTubeチューブのように、Tierというゾーンが区分されており、違うTierへの乗り入れで料金が変化する仕組みです。交通費なので高額なわけではありませんが、どの駅がどのゾーンで、どの観光地を順序良く回るのか、考えて買えばかなり節約できるのでここで差が出ます。

観光地、訪問リスト

<―午前―>
☆Al Fahidi histrical Area アル・ファヒディ歴史的地区
☆Dubai Frame ドバイ・フレーム
<―午後―>
☆Dubai Marina ドバイ・マリーナ
☆Burj AL Arabブルジュ・アル・アラブ
☆Palm Jumeirah パーム・ジュメイラ
☆The Mall of Emirates エミレーツ・モール
☆Gold Souq ゴールド・スーク
☆Burj Khalifaブルジュ・ハリファ
☆Dubai Mall ドバイ・モール

約9か所を1日のスケジュールを圧縮に圧縮を重ねたプランになりました。
あくまでトランジット入国で1泊ですから。と心に言い聞かせながら。

アラビア語の豆知識

「中東1人旅<アブダビ編>」からよくでてくるAL(アル)って気になりますよね。
これはアラビア語の冠詞だそうで。たぶん英語のTheに該当するものかなって思ってます。ALの発音は冠詞らしくはっきりと発音することがありません。(現地、いったー調べ)

実際にアル・アイン、アル・ジャジーラ、といったサッカーチームのユニフォームを買う時に感じました。誰もが知っているサッカークラブをシンプルに「アル//アイン」「アル//ジャジーラ」と発音しても、何度か発音しなければ意思疎通できない状況でした。

例)※外国語のカタカナ表記には無理があるのは承知で…
Al Ain・・・「アッライン」“ラ”が1番強い音になります。
Al Jazira・・・「アッジャジーラ」“ジャ”が1番強い音になります。
Al Fahidi・・・「ファヒィディ」“ヒィ”が強くなりアルはほぼ無音でした。

好きなチームの1つであるAl Hilal(サウジアラビア)は「ヒィラァル」のようにこちらもアルは無音となります。

Al Hilal(サウジアラビア)が日本にACL決勝vs浦和レッズ(2-0〇)で埼玉に来た時には、ユニフォームを着て応援に行きました。そこで遥々サウジアラビアからやって来たサウジアラビア人サポーターと話した際に、Al Hilalの発音を誉められたのは、この1人旅が活きたなって思いました。そもそも日本にAl Hilalサポーターがいることに驚いており、アジアチャンピオン決定後に一緒に勝利を分かち合いたかったです。

話が脱線しすぎて、メインの観光地の話が遅くなりました…
午前までにまわったAl Fahidi Histrical Areaアル・ファヒディ歴史的地区&Dubai Frameドバイ・フレームについて書いて、残りの7か所は「中東1人旅<ドバイ編>後編」で書きたいと思います。

☆Al Fahidi HistricalAreaアル・ファヒディ歴史的地区

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アル・ファヒディ歴史的地区は、ドバイが金融都市として発達する前の、ドバイに住むアラブ人の生活を残している歴史的に重要な地区です。

場所:オールド・ドバイと呼ばれるバスタキア地区
ドバイ・クリークの空港の対岸に位置します

最寄り駅:Al Fahidi Sta.アル・ファヒディ駅から徒歩15分程度

1時間くらいで見て回れるということで、空港に朝ついて、他の観光地が動き出す前に見ておきたいこの歴史的地区を最初の観光地に選びました。
ドバイの街が発展していく最初の地とも言われており、かなりの期待を膨らませていましたが、わりと出オチというか。最初のインパクトが最大値でした。

この、砂や藁、石膏でできた“ハウス”と呼ばれる、建物は一見の価値があるのは間違いありません。どちらかと言えば、中東を想像すると、このような建物を想像する方も少なくないでしょう。近代都市化した摩天楼ドバイの景色も良いですが、ドバイ・クリークがバックに流れ、風情を感じさせるオールド・ドバイの景色もまた一興です。

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ラクダのはく製もありました。

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壁画も描かれており、青空と太陽光とで写真を撮りたくなるような1枚

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本来であれば、abraと呼ばれる渡し舟のようなもので、ドバイ・クリークを渡り、対岸のゴールド・スークがある地区にわたるのが定番だそうですが、風景だけ楽しんで、とっとと次に行ってしまったこと結構後悔しています。

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次回行ったときは、外観、触りだけの博物館ではなく、詳細までしっかりと満喫して対岸までabraで渡るところまでしっかりと満喫したいと思います。
まあ、次はいつになるやらって感じですが。

☆Dubai Frame ドバイ・フレーム

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2018年1月にオープンしたドバイの新たな観光地の目玉として建設されました。高さ150m幅93mとゴージャスで大きな世界一大きな額縁です。
平屋の多い市街地の中に異質な存在感をはなちます。元々のランドマークとなっているブルジュ・ハリファやドバイ中心街が収まるように、まるで巨大な額縁のような風景を写真に収めることができるようなスポットです。

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入場料250Dh
少し高いですが、内部のミュージアムもセットでみれるので、古くからの暮らしからドバイの近代化をテーマにした展示物を見学できるので、オススメです。

最寄り駅:ADBC Metro Sta. ADBCメトロ駅から徒歩15分以上/Al Jafiliya Sta.

ここは移動手段をミスりました。アル・ファヒディ歴史的地区からちょうどいいバスがドバイフレーム付近まで出ていたので、メトロではなくバスがベストです。

完成から1年もなく、最高のきれいな状態でドバイを一望できました。
両サイドにオールド・ドバイ/ニュー・ドバイが見えるようになっており、1度に昔ながらの景色と先進的な近代都市の景色を見ることが出来ます。

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スカイウォークを体感することもできます。ガラスで地上が見える状態になっているため、高さを感じながらドキドキの恐怖心を体感できます。地上の噴水や幾何学的な模様が綺麗でした。

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地上の噴水もスケールがでかかったです。

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ドバイ・フレームの関係者っぽいカンドゥーラ(UAEの男性民族衣装)を身に付けたおじさんが話しかけてきました。珍しい東アジア人の顔つきをした僕に興味を持ったのでしょうか。

ここでも日本のこと、特にサッカーについてずっと喋っていました。アーセナルのこともPLの中では好きということで、特に、チェコの天才/リトル・モーツァルトことトマス・ロシツキーが好きだったらしく話が弾みました。

UAEでは、やはりアル・ジャジーラが人気だそうで、CFマブフートのすごさも話し、日本では彼、マブフートに対する評価を聞く機会がなかったので、めちゃ嬉しかったです。そのあとも、館内を案内してくれ、ラッキーでした。

ちな、アーセナルのドバイキャンプの時にドバイ・フレームに訪れており、僕の旅行の聖地巡礼してたのかなって思いました。

ADBCMetro駅からドバイ・フレームまで歩いて移動しました。市街地の中やスーパー等何も考えずに歩いたため、よりリアルなドバイに住んでいる人たちの暮らしぶりを見ることができ、興味深かったです。イスラーム教徒が多く、すぐ近くにモスクがありついつい癖で写真を撮ってしまいました。

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碁盤の目状に道路がクロスしており、まっすぐな道路が多く、建物、住居自体もどれも同じような作りだったため、道順を覚えるのに苦労しそうです。

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散歩も趣味なので、少しばかり遠い距離でも歩くことが多いですが、がちでドバイは暑いのでオススメしません。快適さと時間をお金で買った方がいいです。

散歩は歩かないといけないという固定概念に囚われてしまうと散歩がストレスになりますし、僕にとってはタクシーを使っても、自転車を使っても散歩ですから。

ってことで次のスポットであるDubai Marinaドバイ・マリーナまではタクシー移動することにしました。ドバイ・フレームからの最寄り駅までまた15分近く歩くことになるので。

タクシーも散歩のうち

ドバイ・フレームは人気の観光地であるため、駐車場、タクシー乗り場、シャトルバス駐車場等賑わっていました。となりに4車線、4車線の大きな道路もあるので車も便利かもしれません。

そこでタクシーを拾って、Dubai Marinaに行くのですが、2つ移動手段がありました。

①バス→メトロ→徒歩で約60分
②タクシーで20分です。

現地のタクシーも比較的安全ですし、ぼったくられないし、日本より安いし、タクシーも散歩の1つだしってことで、「タクシーで20分」を選択しました。

行先をタクシーの運ちゃんに「Dubai Marina」と告げて出発しました。
メーター付きタクシーで正常に作動していることからも、大丈夫と思いましたが、備えあれば患いなしということで、Googleマップを見ながらタクシーの行き先をチェックしながら後部座席に座っていました。

タクシー内の会話は「どこから来たの?中国?」といった出身の話で定番のくだりをしました。日本の良さとか、ドバイのおすすめスポット、たくさん話しましたが、クセの強い発音は相変わらずで、Terminalを一般的には「ターミナル」と表記、発音しますが、「テルミナル」みたいなインドっぽい発音に近かったです。

順調そうに見えるこのタクシーでしたが目的地から徐々に離れていきます。

「ん?」「もしや、無駄走りして金巻き上げようとしてんな?」

と疑いの目を向けながら、「あの~目的地から離れてますよ?」と恐る恐る尋ねましたが、

「いや、こっちであってるよ。」みたいな見事なまでのはぐらかし様です。

これもまあ経験のうちだし、ちょっと泳がせてみて、最悪日本語で怒鳴れば、わんちゃんぼったくり分は、取り戻せるやろな。と超絶楽観主義でいました。

しかし本格的にDubai Marinaから離れて観光者が見当たらないゾーンまで来ちゃったのでもう話をまともに聞いてくれないので、「ストップ!降ります!降ります!」とはっきりと意思表明をして幹線道路の横に付けてもらいました。

まあ値段は予想以上でしたが、タクシーも散歩のうちで、タクシーから見るドバイ中心街の景色も新鮮だったので、全然耐えでした。

正直Dubai Marinaがピンポイントの場所ではなく、地区一帯の名前ということに到着して気付いたのですが、タクシーの運ちゃんも悪意があって移動してなかった説が浮上しましたが、真相は誰にも分かりません。たぶん、運ちゃんと僕の意思相通のギャップかなと。

これにて「中東1人旅<ドバイ編>~体験記シリーズ③~」はいったん切りたいと思います。<午後>以降に訪れた観光スポットDubai Marinaからは次回以降更新してきたいと思います。

それではこのへんで、、、

ばいころまる~

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