見出し画像

時期がある、呼吸を整え徳を積め

物事には時期があると感じる、タイミングというべきか。

人それぞれによって、その人に合った時期、タイミングがある。

その時期がいつ訪れるかはわからないが、その時期は必ず来る。

チャンスとも言えようか。

そのチャンスを見逃さないためには、普段から感覚を研ぎ澄まさなくてはならない。

自分を磨くのである。

自分を磨くこと、それを徳を積むとも言い換えられるのではないか。

毎日毎日の積み重ねであり、地味な作業の連続かもしれない。

そしてそのコツコツとした作業は自身にとって意味のある作業でなければならない。

意味のある作業を積み上げることによって徳を積み、それを日々繰り返す。

マンネリとなり、ストレスも溜まるであろう、悶々ともするであろう。

その感情こそが感覚を研ぎ澄ますのではないだろうか。

才能を開花させたい、成果を出したい、という気持ちが積み重なり、願望となる。

その願望が神経を集中させ、精神と重なり、チャンスの目を見定めるのである。

時期、タイミング、チャンス。

これが来るまで徳を積み、手ぐすねを引くように待つのである。

また呼吸も大切である。

リズムカルな間である。

タイミングの呼吸、人との呼吸、行動の呼吸。

これが軽快に交わされることによって、流れにリズムがでる。

リズムが出ることによって、ペースを自分に引き寄せるのである。

ペースを自分に引き寄せれば、チャンスも掴みやすくなる。

その為には抜かりない備えが必要である。

これも自分を磨く作業の一つではないだろうか。

そして徳である。

徳を積み上げることによって、運を蓄えるのである。

見切り発車、前のめり、拙速、匹夫の勇は徳を乱す。

運を逃してしまう。

焦らず、じっくり構え、徳を積み、時期を見計らうのである。

それまではじっくり待つのである。

早熟な人もいれば、晩成型の人もいる。

人の時期はその人に備わった星である。

それはコントロール出来ない。

だからこそ、その時期が来るまで待って、その間は下積みの様に徳を積み、備え、いざと言う時にすぐ動けるよう構えるのである。

気の緩みをしている間はない。

心を研ぎ澄ますし、呼吸に耳を傾け、内面を充実させる。

時期が来るまでその繰り返しである。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?