一生に一度は、映画館でジブリを!

コロナによる休業で平日が休みになる日が多いです

先日、そんな休みを利用してずっとやってみたかった一日中映画館で映画を観るということを体験してきました!

『風の谷のナウシカ』
朝一番で観たのはこの映画です。
1984年公開で36年も前の作品だそうです
子供のときから何度も観てきた作品ですがどこか今の世界と繋がるような雰囲気があります

マスクをしないと外の世界では死に直面する
大国の思惑が複雑に絡む人と人との争い

真剣になって見入ってしまいました。

漫画もあるそうですが私は読んだことなく映画だけの知識しかないです。
お気に入りのキャラクターはトルメキアのクロトワとマイナーだと思いますが、ペジテのナウシカの身代わりとなってくれた女の子です。
あの腹の中では何を考えているのか分からないタヌキが昔から好きなんです、おじさんに見えるけど年は27歳だそうで私とほぼ同い年……えぇ、マジすか

ペジテの身代わりの子は見た目が好きです(笑)

『もののけ姫』
20分ほどの休憩をはさんで二本目
1997年公開でいまから23年前、約四半世紀も前なんですね
古き日本が舞台で神々と人が共存という形で暮らしている話

難しい言葉が出てきて小さい頃はよく分かっていなかったが大人になって見てみると意味を理解して再発見できることが多い

タタラ場のおトキさんが最後の方に言う台詞が好きです。

シシ神が首を取り返そうと黒い液体で襲いかかりタタラ場が燃えてしまいます。
黒いドロドロの液体に触れると植物も人も死んでしまうが水と相性が悪いらしく動きが遅くなるので湖に逃げるよう言われます。
主人公アシタカの言葉にすぐ反応し病人と怪我人がそれぞれを助け合って湖に向けて逃げるよう指示をして自分も病人を担いで行きます。
ドロドロの液体がタタラ場を飲み込み鉄を精製していた炉がある大屋根を飲み込み炎上するのを見て旦那である甲六が「もう駄目だ、タタラ場が燃えちまったら何もかもおしまいだ」と言いますが、ここでおトキさんが言いはなった台詞がこちらです

「生きてりゃなんとかなる!」

生活の基盤であったタタラ場が目の前でなくなっていくのを見ながらも命さえあったらどうにでもなるという力強さを感じました。
毎回テレビで見るたびに鳥肌が立つ台詞なのですが、映画館で観た瞬間、涙が出てきました。

失敗しても死ななければ何度でもやり直せる、そんな勇気をもらえた気がしました

『千と千尋の神隠し』
三本目、本日最後の映画は2001年公開のこちらです
これも約20年前なの?と驚きました

千尋が成長していく様子を見る映画ですが、なんといっても絵が綺麗!
建物の外観や内部まで細かく描写されていてすごい!

私は社会人一年目で台湾に旅行に行き、舞台となった九份を見てきましたが千と千尋の世界が本当にそのまんまでした

この映画では千(千尋)のお世話係りである先輩のリンさんが好きです。
口が悪く当たりも強いけど姉御肌の面倒見のいい人です

カオナシが千に金を出して気を引こうとするも、「あなたに私の大切なものは出せない」と全否定されてしまいます、ここがなにか分からない感情なのですが自分の中に刺さりました。

ゲド戦記も見たかったんですが時間的にどうしても無理でした

人生ではじめて映画館でジブリを観て、しかも朝から夕方までずっとです
満足な一日を過ごしました

ジブリには生きる活力が沸いてくる気がします。
明日も無理のない範囲で頑張っていきたいと思えました!

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