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「医師や薬に頼らない!すべての不調は自分で治せる」藤川 徳美

最近興味を持ち始めた糖質制限について調べてると、色々なところでたびたび目にする藤川さんの本。
amazonさんからもお薦めされたこともあって、せっかくなので読んでみたのですがすごく良いですね。
何と言っても内容がとても分かりやすい!!

糖質を過剰に摂取することの何がいけないか、体にどういった不調をもたらすのか、そうしたことがとても丁寧に説明されているので、私のような栄養学初心者にもすとんと理解ができる。
この手の書籍は専門用語が多くて活字を読んでいても目が滑るというか、うまく消化できないことが多いけれど、藤川さんの本は説明が丁寧なので本当に分かりやすい。

何より、この本のタイトルにも通じるところですが、「自分の不調は自分で治しましょうね」という患者さんの自立を促すようなスタンスがすごく良かった。

 病院では病気を治してくれない

 もうひとつ、間違った常識があります。
 それは、病院に行けば病気を治してもらえる、という考えです。医師に病気を治して欲しいと考えている患者さんは、残念ながら思うように病気は治らないのです。
 基本的に、医療機関で行う治療の大半は、対症療法です。病気の治し方を教えてくれるわけではありません。ですから、あなた自身の体のこと、あなたの健康管理を医師に任せている限り、根本的な治療の入り口にさえ立てないということになります。
(P25)
 医師に依存するのではなく、あなたの慢性疾患の治療の主役は、あなた自身であることを認識することが何より重要です。このことについて、私が尊敬する三石巌先生は「健康自主管理」を訴えていますし、米国のオーソモレキュラーの大家、アンドリュー・ソウルは「Doctor Yourself(あなたがあなた自身の医師)」と述べています。
(P26)


著者である藤川先生は精神科のお医者さまなので、精神的な不調(鬱病とか)に関する記述が多いですが、花粉症とかアレルギーとかニキビ、肌荒れなどの疾患についても触れられているため、精神的な不調を感じてない私のような読者にも役に立ちました。
何よりタンパク質と鉄の重要性についてはものすごく勉強になりましたし、さっそくホエイのプロテインとATPセットのサプリメントを購入して実践しています。
(アドオンセットも始めてみようかな!)

 糖質は栄養素ではありません。むしろ「栄養ドロボー」です。体内では糖質を代謝するために必要な主酵素+補酵素(補因子)となるタンパク質、ビタミン、ミネラルを浪費します。
(P94)
 甘いものをやめられないのは、意志が弱いからではありません。糖質を用いたエネルギー代謝ではATPが小量しか生産できず、生きるエネルギーが足りなくなり、懸命にエネルギー源を摂ろうとするからです。ATPを量産できる好気性解糖(クエン酸回路+電子伝達系)が働くようになれば、パンやお菓子などの糖質への欲求に悩まされることはなくなります。
(P180)

16時間断食をきっかけに、甘いお菓子類を食べなくなって4か月くらい経つのですが、今は体調がとても良いです。
「糖質は栄養ドロボー」というのを身をもって実感いたしました。

そして、藤川先生の提唱するATPセットを摂り始めたこともあってか甘いお菓子やケーキ、パン類への欲求も感じなくなり、今では全く食べたくなくなりました。
(好気性解糖が働き始めたのかも!!)
こうして振り返るとよく今まであんなにたくさんお菓子食べてたな、と思いますし、完全に糖質依存だったんやな…と改めて実感する。

主食であるご飯を断つようなストイックな糖質制限はしてないのですが、それでもここまで変化が出るということは、これまでの摂取量が過剰だったんだなと反省中。
糖質を控えた食生活は、これからも続けていこうと思ってます。

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今のところプロテインは1日20g×1回しか摂取してないのですが(寝る前に摂ってる)、朝晩の2回摂取できるようになりたいなーと思ってます。
でも朝からプロテインはちょっと重いんだよなあ…;

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