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「空腹」こそ最強のクスリ/青木厚
Amazonさんでベストセラー&ジャンル別ランキング第1位になっていたこともあり、気になって読んでみました。
内容はまさにタイトル通り、空腹の時間を作ることで病気を遠ざけよう的な感じの本。
昨今話題の糖質制限や16時間断食、そしてオートファジーについて全く知識のない人でも、概要をザックリと理解できるようなライトな感じの内容となっています。この分野についての情報を浅く広く拾っている感じなので、糖質制限の入門書としてはぴったりかと。
反面これらについて既に知っている人にとっては、真新しさがないので少し物足りないかもしれない。
でも初心に帰るきっかけになる良書だと思いました。
私も最近気が緩みがちで、つい甘い飲み物を飲んでしまったり(この季節むちゃくちゃレモネードが飲みたくなる。好き)、職場で来客の方から手土産にアイスを頂く機会も増え、糖質の摂取量が増えてきてしまっていたんですよね。
改めて気を付けようと思いました。
(ただ、実際に16時間断食を行ってみて、その効果の高さを身をもって実感した私でさえ、「ちょっと胡散臭いな…?」と思わせる冒頭付近の書き方はどうにかならなかったのかと残念に思いました。
あれはもったいない…;
もしこの本が私が初めて手にする糖質制限についての本だったら、途中で読むのを辞めていた気がする)
専門用語的な難しい言葉を一切使わずに、易しい言葉で解説をしてくれているのでとても読みやすく、良い先生だなと思いました。
専門用語とか漢字がぎっしりだったりする本って、疲れているときに読んでも頭の中に入ってこなかったり、目が滑ったりするんですよね。集中力が必要だし、神経をすり減らして読まないといけないのでますます疲労する。
この本はそういう気合を入れずに軽い気持ちでさらっと読めるのでとても良いです。実家の両親にも送ろうかと思いました。
両親が実際に16時間断食をやるかどうかはさておき、知識として知っておいても損はないのではないかと思いました。
(両親そろって健康おたくだし食いつきそう)
あと、私もまた16時間断食をやりたくなりました。
週に1、2回程度のゆる断食という感じでしたが、それでも実践中は体が軽いというか、頭が冴えた感じがするんですよね。
食生活を通常モードに戻してみるとその違いがとってもよく分かる。
それに断食中の方が肌の調子もすごくいいし。
もう少し涼しくなったら再開しようかな!
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