「老害」 改めてみるとすごく悪意のある字面である。 老害とはつまり、若手の活躍を妨げてしまうような方々や事象のことをさす。このような負の言葉はできれば使いたくないのだが、先日どうしてもそようにしか表現できないものに出くわしてしまったので、記録してみることにした。 相談内容は以下のようなものである。 相手は地元のとある酒蔵さん。私たちが生まれる前よりお酒を造り続けている地元の有力者さんである。春に行われる酒蔵開きではそれなりに多くのお客さんが訪れるのだが、その酒蔵開きの出店を
メンタルが強い人はストレスを「自分を成長させてくれるもの」と認識し、共存しているらしい。 ストレスをただの害ととらえるか、筋肉痛のようなものとして受け入れるか。これがメンタル強弱を分かつ一つの要素である。 過度なストレスは良くないが、適度な、ちょっと負荷がかかるくらいのストレスが無ければ人は成長することができない。これは感覚としても納得できる。 締め切りやら、目標やらがないと人は動かないのだ。 人は基本的に怠惰なものという認識にまず立ち返らなければならない。 こんなこ
久しぶりに幼馴染と会った やったことと言えば風呂入ったり飯食ったりと他愛もないことだ 彼は1年に一度くらいで会う学生時代からの友人の一人 昨年は会えず2年ぶりの再会となってしまった 定職に就かずフラフラしていた彼だが、この2年間でついに就職したらしい 看護学校を経て看護師となっていた ただ仕事のことで彼の口から出てくる言葉は残念ながらあまり褒められたものではなかった 完全な指示待ち&他責思考 彼にとってはまだ社会人一年目。少々仕方のない部分ではあるのだが、共にデスクを
契約社員は5年経てば正社員にしなければならない。 無期労働契約になるだけなので正確に言えば正社員じゃなかったり、本人からの申請がなければ適用されなかったり等、色々ある詳細は省くが、とにかく会社による「雇い止め」を解消するためのルールである。 何でこんな話をするかというと、お手伝いしているとある企業さんがこのルールに直面しているからだ。 次年度で5年を迎える職員が正社員化を希望している。本人からの申請がある以上、上記のルールに向き合わねばならないのだが、相当に困っているらし
今日は午前中の予定が消滅したので、少しダラダラしてしまった。 ちょっと後悔している。 時間は誰にでも平等に与えられる世界で唯一のリソースと言われる。 時間をうまく活用できるか否かが人生を左右するといっても過言ではない。 「時間を大切に」 多くの社会人が有する意識であるが、実際に実行できているだろうか。 むしろこの意識を有する以前の方が、無垢で無知だった時の方が時間を大切にできていたような気がする。 例えば小学生の時、呼び方は地方により異なるらしいが、私たちの学校には「中
不平不満を抱くことそのものは至極自然なことである。 ただ、そこに自身の意志が存在しないものであれば残念ながら、それはノイズとなってしまう。 先日、給与・責任範囲に対して文句をいう人間がいた。 なるほど彼は不平不満を抱いているようだ。 大変気の毒である。 ただ、彼の理想とすり合わせを行わなければ不平不満はなくならない。 なので、彼はどうしたいのか、自分は尋ねてみた。 自分の適切な業務内容はどれくらいと考えているのか。 それに対する適切な給与はどれくらいか。もしくはいくら欲し
新年早々、流行り病にかかってしまった。 それなりにしんどかった。うなされたのは久しぶりである。 10日ほど療養し、ようやく解放。私の1年はここから始まるのだ。 とはいったものの、それなりに深刻な問題が。 それは「やる気」問題である。 病気明けというのは何ともやる気が湧いてこない。 動けるようになったとは言っても体は重く、咳は出る、味覚はおかしいし、頭がぼーっとする。 慣らし運転のつもりで夕方くらいまでせっせと働いてはみたものの、どうもイマイチだった。 まぁ1週間もすれば
成長するというより経験をつむことは刺激中毒につながるのではないかと最近、感じている。 この数カ月かなり忙しく動いた。 まさに目の回るくらい忙しかった。とりあえず今のところ、人生で一番忙しかっただろう。 それがひと段落ついたので、打って変わって今週は暇になった。 というわけで久方ぶりにnoteを更新している。 忙しかった時は切望した休みなのにいざ迎えてみるとどうも落ち着かない。 まるで体が刺激を求めているかのようだ。 かつてのようにほどほどに働いていた時はこのような感覚は
先日、地元に取引先が来たので久しぶりに飲み交わした。 相手の仕事は地方創生関連。単純に楽しく、有意義な時間であった。 そこで印象的だったのが、相手の熱量・知識量が地方の、自分が属しているコミュニティ内のものを遥かにに超えていたことだ。 自分でいうのも何だが、おそらく自分は地方の若造の中では地方の課題についてnoteやらvoicyやら「新しい」仕組みを取り入れつつ、日頃から勉強している方で、かつ、それらで実践できるものは可能な限り手を出しており、それが故に地元のコミュニティ
この2か月ほど忙しすぎて休みをとれていない。 唯一の癒しは10日に1回ほど行っている近所の風呂である。 そこにはサウナがあるのだが、これがすごく効く。 超汗かきの自分はこれまでサウナなど使ったことがなく、世間でブームになった時もどこか遠い世界のように感じていたのだが、いざ使ってみるとこれがまた良いものなのである。 とにかく脳がすっきりする。それもちょっとすっきりするとかいうレベルでなく、明らかに頭が軽くなる。脳に貯まったゴミをごっそり捨てるような感覚だ。 これのカラクリ
やる気に満ち満ちているのなら2.5人前は働けるものだと思う。多分。 時間的に考えてもそうだ。5時から12時までで1人前、そして12時から7時までで2人前、さらに7時から11時まで半人前だ。 これが健康的かはとりあえず置いといて、人から強制されるものではなく、自発的に作り上げていくものに取り組む時、文字通り朝から晩まで動いても苦にならないことがある。 ただ、雇われでやっている時はこのような状態になることは稀だろう。恐らく病気になるので、2人前以上働くときは注意すべきだ。当た
小商いを始めた。 形態は飲食業、キッチンカーだ。 飲食業は未経験。料理もここ2年くらいで始めた。 ただ、とにかく外的要因に左右されない、自分の事業を作りたいと思い始めてみた次第だ。 結論から言うと、まだ稼働させて間もないが、これがすこぶる良い。 経済的には厳しいが、何というか、それに携わっている内はエネルギーに満ち満ちているのを感じるのだ。 現時点では早朝から遅くまで一人で働くセルフブラック形態だ。時間に換算すると収入は大したことないだろう。ただ、それに携わる自分は確実
コンサル先で少々困った社員さんがいる。所謂「お局」で周囲に高圧的な態度で接し、それにより後続がバンバン辞めていく。3年連続で1年以内に「いじめ」を理由に職員が退職している様子から、その異常さがわかるだろう。 よって組織を改善するためには彼女の処遇を考えねばならないのだが…私も甘いもので、どこか可哀そうだと尻込みしている節がある。 昨年、彼女は離婚。子供二人を一人で育てている状態だ。契約が延長されないとなると少々困ることになるだろう。このようなことは言いたくないが、職場の態
事業を営む家に生まれた人に根付いた商売人魂はすさまじいものがあると感じた話。 本日、とある福祉施設のイベントに参加した。 自分は100食分のカレーを調理し、先方が指定する価格で提供することを依頼されていた。ただ、イベントの客足は思ったより伸びなかったようで、60食程度しか売れなかった。 まぁそもそもお客さんいなかったから仕方ないよねと思いながら片づけをしていた矢先、先輩が手伝いにやってきた。この先輩は地元で有名な飲食店の息子さんで、つまりバリバリ商売人の家系の者である。そ
「忙しい、忙しい」と皆、口にする。 実際そうである人も多いだろう。ただ、実はそれほどでもない人もいるというのはよくある話である。 とにかく程度は異なるが、人は忙しくあろうとする傾向にある。何故か。その理由は主に2つあると思う。 一つは忙しいという状態そのものが周囲へのアピールへとつながるからだ。できる人には仕事が舞い込んでくる。仕事が舞い込んでくるということは忙しくなる。つまり忙しいという状態そのものが自分のステータスを周囲に知らしめるものとなるのだ。 もう一つの理由、
生まれて初めてクライアントワーク以外で収益を上げた。 平たく言うとカレーを作って売った。 朝から晩まで働いて2万円ちょいほどしかならなかったが、すごく刺激になった。 お金に色はない。 ただ、今回のは何となく稼げた2万円より価値がある…気がする。 これが生きているということなのかもしれない。 時間:5分