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育て直し 4月23日(土) 「分かれ」ではなく「覚えて」


【日記】 まだ、自由自在に替え歌を作って歌うのが、マイブームのようだ。👍 今日は、雨だったので、玄関に出て雨に濡れてしょぼくれたコイノボリを見上げながら、鯉のぼりの替え歌を歌っていた。「雨でも泳ぐ、うちのコイノボリ」と繰り返し歌っていた。
 それからしばらくって、私のところにやってきて一言。
「登美彦君のとこは、コイノボリ、家になおすな。」
「うちのはナイロン製で丈夫なの。だから雨でも泳げるの。分かった。」
「ナイロン。」
「だから、片付けなくてもいいの!もう、言わんといて。」
と叫ぶように説明しておいた。全然、納得してない顔だった。👨‍🎓

   👍 【解説】【セリフ】なし  「共感」で褒めてください    
   👨‍🎓 【解説】【セリフ】あり

     🐱 🐱 🐱 🐱 🐱 🐱 🐱 🐱 🐱 🐱 🐱 🐱 🐱 🐱 🐱

【解説】 子どもが納得していないのは、「やりとり」のときに「覚えて」を使っていないからです。「こういう理由、理屈なんだ」と大人の意見を押し付けるとこういう状態になります。
 つい、苛ついて大人がやってしまうことです。必ず、「分かれ」ではなく「覚えて」にしていきましょう。

【セリフ】「やりとり」
「あのね。うちのコイノボリはナイロン製なの(「覚えて」)。だから、雨にも強いし、風にも強いの。だから、毎日毎日片付けなくてもいいの。分かった?」
「分かった。」
「『うちのコイノボリは、雨にも風にも強い』と覚えておいて下さい(「覚えて」)。覚えた?じゃ、1回言ってみて。」
「うちのコイノボリは、強い。」
「そうだね。雨にも、風にも強いんだよ。」

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