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セカンドオピニオンは動物たちにも必要かも?

大分日が空いてしまいました。
仕事や趣味に時間を割いてしまい……笑。
日課というほどでもありませんので、これからも気が向いた時に書いていきたいと思います。

まずは病院へ行きましょう

保護猫をお迎えして、まずやること。

病院です!

保護されている間は最低限の治療しかできないらしく、猫風邪を引いていたうちの子はお迎え後すぐに病院へ即行!
※これは施設によるかもしれないです。公共のところだと予算が決まっているので、そういう制限があるのかなって……。

譲渡する時点で病気であることはきちんと申し送りされているので、かかる費用も承知の上です。むしろ、私のケースでは「それでもいいからこの子を引き取りたい」と言った形で譲渡いただきました。
生き物と共に生きるのはお金がかかる。生き物を飼う上で、ある程度の貯蓄は絶対あった方がいいなと思うのは、こうした引き取りの経緯もあるからです。

いつか書こうと思っていますが、本当に色々なケースで獣医さんのお世話になりました。有事の際に「出せるお金がない」「痛い出費で自分の生活の方が危うい」なんてことにならないようにしないとな、なんて意識が高まりました笑。

なお、その時に困っていたことはこんな感じ。

  • 去勢手術

  • ワクチン接種

  • 爪の切り方(試しに切ろうとしたら大暴れ!)

  • 猫風邪

  • 片目の白濁

上二つは「必ずやってね」と言われていることです。ワクチンも去勢手術も実施後に報告をしなければいけないので、いつ行うかを相談しやすいよう、かかりつけの獣医さんを見つける目的もありました。

片目の白濁についてもダメ元で聞いてみることに。

ひとまず行ったのは近所の病院。

爪の切り方を丁寧に教えていただき、猫風邪についてもしっかり治療していただきました!しかし、片目の白濁については「治らないでしょう」ということ・・・。

ダメ元!の気持ちでしたが、やはり落胆する気持ちは拭えません。もっと見えるようになって、元気に駆け回って欲しかったな……。
でも仕方ないことです。獣医さんも万能ではないですから。

白濁としていても、元気に走り回りはしているので、人間側は個性と受け止めてもいいかもしれません。
時々、キャットタワーから足を踏み外すのは心配だけどね。

ダメ元なら違う病院にも行ってみては?

それもそうだな!目から鱗のアドバイス

しかたない。
こればっかりはもうしかたがないよね。

そう思っていたのですが、家族から「違う動物病院にも行ってみないか?」と言われました。
友人の行きつけらしく、こちらもご近所では評判がいい動物病院だそうです。ダメ元なら、そちらでも診てもらったらどうかということだった。「獣医」と言っても専門分野はまた先生によって違うらしいし、もしかしたら猫の病気や治療にもっと詳しい先生かもしれない。
診察してもらうだけしてみてもらって、その時に諦めればいいと。

田舎なので、事前情報というか、口コミは全くなし。でも友人いわく論理的で、でも親身に話を聞いてくださる病院らしい。
家人の話も聞いて、「確かにな」と思いました。人間だってセカンドオピニオンは大切だって言うし。

そんなわけでいざ初診!

嘘をついても仕方がないので、猫風邪で別の動物病院にかかったこと、そこで目の白濁については「治らない」と言われてしまったことを正直に話しました。

先生は子猫の目をみたり、あちこち触診した後で少し考えた様子でしたが「全く治らないわけではないよ」と言いました。

「濁っちゃってから日が経っているみたいだけど、目薬の点眼で今よりは良くなると思う」

とても嬉しい言葉でした!
ただ、やはり「完治はしない」「元通りにはならない」のは間違いないようでした。

それでも、今より視界がクリアになる可能性に賭けずにはいられません。

わたしはすぐ治療をお願いしました。もちろん前の先生が不誠実だったというわけではありません。初めて猫を飼うわたしに、真摯に優しく接してくれました。

しかしこちらの先生は無茶だったかもしれないこちらの要望に対して、可能な限りの治療法を提案してくれた、まさしく「恩人」でした。
かかりつけの先生として、今でもお世話になっています。

きらきら輝く空色の両目を見るのが毎日の日課

完治は無理でも、改善されたことが嬉しかった。

目に関する通院はさほど長くはありませんでした。週1回程度、2ヶ月かからない程度でした。ものすごく効果があったかというと、そうではありません。今でもうちの子は片目がよく見えません。
しかし、眼球が真っ白なものに覆われていた当時に比べれば、劇的に改善されました。少なくとも「真っ白」から「白く濁っている?」くらいには改善されたのです。

天気の良い日なんかは、光に照らされると空色の澄んだ両目に見えます。それは宝石のようにきらきらとしていて、それでいて生命に満ち溢れているんです。
何度見ても飽きない。その瞳に映っているものを覗き込んで、「あぁ、この子は生きているんだな」なんて当たり前のことを考えるのが幸せです。

「前より片目きれいになったんじゃない?」

気のせいかもしれませんが、家人とそうした話で盛り上がるのもまた楽しいのでした。
当の本人(猫は)全く気にしてないようでしたが。

ちなみに、目のせいで足を踏み外すのでは? と考えていましたが、視力はあまり関係なく、当人(猫)のおっちょこちょいが原因とのことでした。

やんちゃ坊主です笑。

通院エピソードにやんちゃエピソードは話せばキリがないので、またの機会に書き残していければと思っています。

今回もお読みいただきありがとうございました。

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