多くの羨望はビジネス起因である
誰かが営利目的で知恵を働かせるから、いろんなことが起こる。スキーにはカップルで行け、花火はカップルで行け、祭りはカップルで行け、夏は湘南でパーティー、フォロワーは多いほうが良い、SNSだ、つながりだ、云々。
自分は既婚者で、女性経験が多くも少なくも無いのでできるだけニュートラルな観点でいつも考えようと思っているが、そんな私でさえ、「え?金曜日の夜なのに(GWなのに、でもよい)、一人ですか?」という視線は感じる。
ジャニー○事務所で一番人気があるタレントは相当モテるとする。表舞台では、彼を羨望の眼差しで見る。裏舞台では彼は言うかもしれない「一人にしてくれ」「女は中身だ」「そもそもそんなに女に興味がない」
だがビジネス的には、「彼」は「非モテ」の対極に位置し、そのアイドル性を維持しなければならない。この、「ビジネス」的に、を「リアル」と思ってしまうのは、巧妙に作られた食品サンプルが美味しそうに見えるのと似ている。
金のために思ってもないことをNewsなんちゃらで言わされるスタートアップの社長もいれば、なりたくもないYoutuberになってストレスを溜め込む人もいる。全部大体金のためなのだが、昨今の食品サンプルは非常によくできているので、まず間違いなくほぼすべての人が騙され、踊らされるだろう。
よく昔から聞く言葉に「世の中は、使う人間と使われる人間の二種類しかいない」と同様に、「踊らせる人間と踊らされる人間」あるいは、「モテる人間とモテない人間」そして、「無神論は自分を苦しめるだけということに気付いていない人間と、何らかの神を信じる人間」に分類される。
何かがおかしいと思ったら、大抵、金が絡んでいるか、すでに洗脳されているか、のいずれかかもしれない。
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