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AIビジコン最優秀賞受賞!入社1年目社員の強い思いと格闘の旅路:前編【社員インタビュー】

皆さんこんにちは。株式会社ザイナス公式noteです。先日行われたAIビジネスコンテスト「Oita AI Challenge 2023」に弊社の矢野弘晟が登壇し、最優秀ビジネス賞/大分県知事賞を受賞しました。

ということで今回は、賞を受賞された入社1年目、イノベーション事業部の矢野弘晟さんに突撃インタビューをしてみました!躓きながらも強い思いを持って進み続ける矢野さんに心打たれる記事となりました。前編・後編共にぜひ最後までお楽しみください。


過去の自分より、少しでも成長していたい

——まず、最優秀賞を受賞した率直な感想を教えてください。

矢野さん:嬉しいです(笑)何かしらの賞を受賞できたらいいなとは思っていたんですが、まさか最優秀賞をいただけるとは。。

——参加者は何人くらいだったんですか。

矢野さん:総応募数は 29チームで、書類選考を挟んで本選に出場したのが11チームです。

——AIビジネスコンテストに参加しようと思ったきっかけを教えてください。

矢野さん:このコンテストがあるというのを知った時、 ちょうど事業部の方が衛星関係の業務をしていたんです。事業部の会議でその方の話を聞いて、色々なアイデアが浮かんだので出てみようかなと思いました。

——でもコンテストに出ることってかなりハードルが高いと思うんですが、そういうきっかけから参加に踏み切れた理由ってなんだと思いますか。

矢野さん:んーそれは2つあります。1つは、新入社員研修が終わった6月頭に行われた、成果発表会の時の自分と比べて、どれだけ成長したかを知りたかったからです。

実はその成果発表会の後、事業部長の山本さんにコテンパンに言われてしまったんです(笑)「入社当時となんにも変わってない」って。その言葉がもううわーって刺さって。その時の自分からどれだけ成長できたか試したかったんです。

——そうなんですね。今回受賞されて、山本さんはどんな反応をされていましたか。

矢野さん:褒めてもらえました。受賞したことを会社の皆さんに広めてくれていたり、役員会議で「最近あった中で1番嬉しいことがありました。」っていう風に報告をしてくれたみたいで。山本さんにそういう風に言ってもらえただけで、よかったと思いました。もうそれが、受賞したことよりも嬉しかったです。少しは成長できたのかもと実感できました。

堂々と発表をする矢野さん

日々の業務から生まれた、災害への思い

——参加に踏み切ったもう1つの理由はなんですか。

矢野さん:もう1つは 自分のアイデアが社外の人にどういう風に評価されるかが気になったからです。普段はそういう機会が中々ないので。

——なるほど。簡単にどんな内容を発表したのか教えてください

矢野さん:簡単に言うと、衛星から地球の写真を撮影します。その画像を使って、 災害が起きている場所を特定します。それが分かったら、その災害箇所を通らないように避難できる道をAIが自動で選定してくれるというアイデアです。

一生懸命説明をしてくれる矢野さん

——それはどういう思いで発表したんですか。

矢野さん:「災害で逃げ遅れる人を0にしたい」という思いです。こういった仕組みが定着して南海トラフなどの大災害が起きた時、死者を0人にするためのツールの1つになったらいいなと感じています。

災害が起きるのはしょうがないと思うんです。ただ、それで人が亡くなるのが嫌で。

——普段の仕事内容が、その発表に生きてると思いますか。

矢野さん:はい、業務をする中で土砂崩れや災害のいろんな動画を見たので。それまでは災害って言ってもテレビの中の話っていう感じで、あんまり知らなかったですし。イノベーション事業部で仕事をしていなかったら、浮かばなかったアイデアです。

——どんな内容の仕事をしているんですか。

矢野さん:イノベーション事業部の主な事業として「災害情報活用プラットフォームEDiSON」という研究開発があって、その中で僕はAIを使った物体検出というのをしています。 今回の発表内容の仕組みのメインはAIなんですが、AIを使うまでの流れで衛星があった方がいいんじゃないかと思いました。

入社当時、僕はずっとドローンにこだわっていたんです。ただ、ドローンだと雨の日に飛ばせないし、1度に広範囲の地域を見れないので、衛星だったら良いんじゃないかと。

——なるほど、イノベーション事業部で色々な仕事をする中で、衛星の方がいいんじゃないかと気づいたわけですね。

矢野さん:はい、きちんと”選べる”ようになりました。

——すごい、、成長している。。泣

矢野さん:ありがとうございます(笑)

まとめ

常に前のめりの姿勢でいろんなことに挑戦していく矢野さん。新入社員ホヤホヤ時代から見ていたので成長した後輩の姿に、インタビューしながら思わず感動してしまいました。後半は日々の業務や強い思いについて話してくれています。お楽しみに!

✅今回インタビューをした矢野さんが所属されているイノベーション事業部の紹介ページはこちらからご覧ください。

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