見出し画像

【社員インタビュー】20代前半の若手社員が語る「面白い仕事」とは。

ザイナスにはAIなど先端技術を活用して開発を行っているイノベーション事業部があります。受託開発だけでなく研究開発も行っており、よくメディアにも取り上げて頂いています。

そんな挑戦を続ける事業部にはまだ20代前半のメンバーもいます。今回はイノベーション事業部でご活躍されているK・Fさんにインタビューしてみました。


研究開発とは

——今の仕事内容を教えてください!

Fさん:ザイナスは基本的に受託開発が多いですが、私は研究開発をしています。様々な自治体や企業様と協力しながら、日本で多発する災害を防いだり、減らしていったり、そして教育学習に繋げて行くような仕組みを支援するシステムを開発しています。

——社会に貢献できる素晴らしい開発ですよね。研究開発の特徴はどんな所ですか?

Fさん:「〇〇をしたい」という最終的な目標はあるんですが、そのためにどうすれば良いかが曖昧な状況の中で形にしていくので、より自分で考えながら開発しなければなりません。私自身、言われたことを完璧にしますというよりも自分で考えながらするのが好きで、、やっていると追求したくなっちゃうので(笑) 模索しながら自分の意見を言ったり、そしてそれが反映されていく所に魅力を感じています。

——どういった流れで進めていくのですか?

Fさん:例えば「Aがしたい」というご要望を頂いたら、まずそれが可能か可能ではないのかを考えます。その”A”という考え方をシステムに落とし込まないといけないんです。その時に何が必要で何が必要ではないかとか、どんな表現をするのが良いかなどを考えていきます。それを踏まえてメリットデメリットをご相談したり、「自分だったらこうします」というご提案をしたりしています。

——受託開発はゴールは決まっていますが、研究開発の場合はかなりゴールが曖昧ということですか?

Fさん:そうですね。最終的なみんなの目指す目標は決まっているのですが、例えば今やっている”防災減災プラットフォーム”だと「災害による被害を抑えたり防ぐ」ということが究極的な目標なんですが、それに近づけるためにどうすれば良いかとなると、あんまりそういうシステムを作っている人がいなくて。

「こういうシステムを作ったら良い」という答えがないので、「こういうのがあったら良いんじゃないか」というアイディアからとりあえず形にしてみてダメだったらその形を変えてみて、またダメだったらアイディアそのものを変えて最初に戻ったり、、っていうのを繰り返しています(笑)

——かなり根気のいる作業ですね、、ダメだったことが続いたら心が折れてしまわないんですか?

Fさん:答えがないモノに取り組む時に、やるかやらないかを議論したら面倒臭かったりやりたくない方にいっちゃったりして、ずっと机上の空論というか。フワフワした論争になり、いつまで経っても進まないんですよ。だったらできるかできないかは後回しにしてとりあえずやってみるっていうのが大事だと思っています。

それでもし失敗したとしても「これだと失敗する」という結果が得られるのでそれはそれで成功なんです。

——そういう風に模索しながら、提案するのは難しいと思いますがニーズ以上のものをご提供するために気をつけていることはありますか?

Fさん:明確なニーズがないので、そのふんわりとしたニーズをなるべくちゃんと形にして出すこと、そしてその形にした理由をきちんともつということを意識しています。時には直感も大事なんですが、何事も”理由”が大事だと思っています。

——答えがない分、”理由や根拠”をもつのは大事ですよね。

ドローンで調査をする渕さん

単純なきっかけから、面白いと思える仕事に

——そもそもFさんがザイナスに入られたきっかけは何だったんですか?

Fさん:元々プログラミング経験はそこまでなかったんですが、とある企業のインターンに行った時にグループでシステム開発をしたんです。メンバーと話しながらいろんなことを共有できるのが楽しくて。そこで人と開発をするのって良いなと思ったのがきっかけです。大分県で働きたいなとも思っていたので、大分県でIT企業を探して、1番しっくりきたのがザイナスだったという単純な理由です(笑)

——単純な理由で入ったわけですが(笑) 今も働き続けている理由はありますか?

Fさん:実は転職を考えたことがあったんです(笑) でもそれはこの会社が嫌になったとかではなくて、経験としていろんな会社で働いて、多様な視点から学んでみたいなという思いがあって。そこでいくつかの会社の説明会を聞きに行ったんですが、その上で「今やってる仕事って結構面白いんだな」っていうのを改めて実感したんです。

——他の企業をみたことで、自分の環境を見直すきっかけになったんですね。改めて今の仕事が面白いと感じたFさんですが、自分らしく働くために意識されていることはありますか?

Fさん:思ったことは大体言うようにしています。提案はもちろん、それは違うんではないかということでも全部言います(笑) 何を言っても受け入れてくださる方々が多いので、そこに働きやすさを感じています。

——より良いモノを作るために、本気で意見を交わすのはとても重要ですよね。

IT業界で大事だと思うこと

——変化のスピードも速いIT業界ですが日頃から勉強をされているんですか?

Fさん:仕事で必要な技術はちょくちょく勉強したりしていますが、あまり勉強が好きではなくて、、(笑) 趣味としてネットサーフィンが好きなので、ネットでいろんな情報を集めていると結果的に仕事に役立っている感じです。プログラムを書く上で一番大事なのは自分で答えを調べられることかなと思っています。

——他にも、この業界で働く上で大事だと感じることはありますか。

Fさん:IT業界は難しいというイメージを持ってる方もいると思いますが、「良い意味で誰にでもできる」職種だと思っています。大事なのは理系的な考え方でも技術力でもなく絶対”コミュニケーション力”です。

——絶対というほどコミュニケーションが大事だなんて意外でした。なぜそう思うんですか?

Fさん:実際に存在するモノがあれば、話さなくてもモノを見せればある程度伝わります。でもシステムってコンピュータの中で作られているものなので分かりにくいんですよ。パソコンの中で起きていることをどううまく伝えられるかが大事だと思います。どういう風に何をしたのかしっかり伝えられるコミュニケーション力が一番大事です。

だから、興味はあるけど「自分は文系だから、、」とか「プログラミングは触ったことないから、、」とかで踏み出せない方がいたら、勇気を出して挑戦してみて欲しいです。

まとめ

ザイナスはより良い社会を目指して、挑戦を続けているということ。そしてそこに年齢は関係はなく、トライアンドエラーを繰り返しながら日々試行錯誤している社員がいるということを知りました。

答えのない中で、より良いモノを生み出すために、もがきながらもこの仕事が面白いと奮闘する姿に勇気をもらいました。



✅より詳しくザイナスについて知りたい方は ✔ こちら
ザイナスで働きたい!そんなあなたは✔️ こちら
ご質問は随時受け付けております。フォームよりお気軽にお問い合わせください♩


この記事が参加している募集