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雑記:何か我慢をしてますか? 解消法を模索しましょう

 Twitterをやっていると、人を攻撃するがためにリプで絡む人というのをよく見かけます。別に誰が何を言おうと自由なのですが、言われた側はたまったもんじゃないって感じになるわけですね。

 Twitterは使わなければいいのですが、そうもいかない場面で不快な思いをすることが人生にはたくさんあると思います。簡単に言ってしまえば、それは理不尽な経験・体験という一言になります。例えば家で家族からいわれのない文句を言われる、会社で学校で納得いかないことが起こるなどといった具合に、様々な場面で理不尽な経験をし、それを不快に感じるわけです。なぜ自分が言われなきゃならないとか、なぜ自分がそうされなきゃならないのかと。

 一人気ままにクアラルンプールで生活している私でも、我慢していることがそれなりにあります。ただそれは理不尽というのではなく、単にあることを選択をしないという結果から生じたものであって、自業自得なだけです。
 そういう環境であれば、我慢は格別ストレスになりません。自分が常に決定権を持っているからです。

 一方、会社のイベントなどは自分には参加する・しないしか決定権がなく、場合によってはその決定権すらないことがままあります。例えば部の飲み会などは大抵強制参加になるでしょう。これが自分が好きで参加しているのなら良いのですが、強制的に参加させられていると思うと強烈なストレスになり、そこでさらに不快な出来事、例えば一気飲みやセクハラみたいなことが発生すると、我慢の限界へ一直線で向かっていきます。

 日本社会は特に言いたいことを言えない社会ですから、とかくストレスを抱えがちになり、それがもとで心の病になったり、心身に影響が出てしまうこともあります。それでいいのでしょうか? 嫌ですよね? そんなあなたに生きていく知恵を授けましょう。

1.自分自身をよく考える
 相手側が今どういう状態か分かりますか? 見えますよね? あなた自身はどうですか? 気分よく会話できていますか?
 不快に思っているなら、なぜ不快なのですか? 自分が悪く言われているような気分ですか? 命令されてる感じが嫌ですか? 性的な話をされて嫌な感じですか?
 まずは自分自身を理解することが大切です。何が不快なのかがこれでわかりましたね?

2.相手の立場を考えずに不快だと思うことを述べる
 日本人はこれができない人が極めて多いです。
 アジアでは電車で肌が触れ合うとか当たり前のように起こります。電車で音を出しながらスマホでゲームをやってる人もいます。日本人的には不快な気分になるでしょうけど、アジアでは別になんとも思わない人が多いです。
 場の空気というか文化の違いによる不快さというものが異文化の人には生じることがあります。これは我慢せずに受け入れなければ、あなたはその国や地域で一生不快に思いながら生活をすることになります。
 ところが、悪意のある不快さ、例えば性的な接触のために触られるという行為があったら、これはあなた自身の身体に対する危害ですので、振り払う必要があります。そのときは遠慮なく言えば良いだけです。その時相手が誰か考える必要はないです。あなたの身体はあなたのものです。
 これと同じ考えを日本でも実行したら良いのです。言われて不快なことについては、言われて不快だと思っていると伝えます。相手が誰であってもです。それでさらに不快な言葉を投げかけたり不快な行動をするようであれば、悪意のある危害ですから、受け入れられないことを伝える必要があります。
 危害を加える方が悪いのは当然なのですが、相手側が危害を加えているということを認識させるのはあなたです。それを伝えなければ、その不快さは解消されません。これによって甚大な我慢が発生することになります。これはお互いのために良くないので、不快さを伝えましょう。しつこければ、場を管理している人に相談し、それでは止まらなければその場から相手を追放するか自分が出ていくかの選択をすることになります。

3.与えられた不快さへの代償を取る場合
 例えばセクハラに代表されるハラスメントに遭った場合、まずは証拠を押さえておく必要があります。今のスマホには録音機能がありますので、会話を録音しておくとよいと思います。相手からの承認などとる必要がありません。会話の中に相手の名前を入れながら話せばよいだけです。
 その一連の録音物はクラウドに保存し、消されないようにします。そして、その録音物を相手のチャットや電子メールなどで送付し、これをどこそこへ公開すると伝えます。相手がOKならそれを公開すれば良いだけです。
 迷惑をかけたことを謝罪するようなら、クラウドに録音したものをのこして、スマホ上の録音を消去し、様子を見ます。
 再度同じ状況になったら、新たに追加した録音を含め、2つの録音を相手に送付し、公開することにしましたと一言伝えれば、相手側から条件を出してくることに大抵なります。消去してなかったのかと言われたらファイル復活ツールを使った等適当に言えばOKです。
 相手がおとなしくなって、さらにお詫びの条件を出して来たら、それを受け取って、ファイルはそのままにするので3度目は即座に公開しますと言うだけでOKです。
 条件の交渉は自分からは出してはダメです。脅迫あるいは恐喝になります。あくまで相手が出した条件に対して、それでは納得できないので納得いくような条件を考えて提示して欲しいと言います。金額やものについても自分からプラスなんとかみたいな話をしたらダメです。決定権は自分にあるので、自分を納得させる条件を出せという会話に徹します。

 ここでお気づきと思いますが、解消法というのは、元を断つことです。元を断つには、相手側の誤解を解くとか、相手側の悪意に対するお詫びを要求するとか、場面場面によって解消法が異なります。
 まずは、あなた自身が何に対して我慢させられているのかをよく考える必要があります。それが分かったらあとは行動あるのみです。

 人生の一助になれたら幸いです。
 他にもこんな方法もあると思うことがあったら、Twitter @tomii1029 まで遠慮なくお伝えください。あなたの解消法が項番4になるかもしれません。

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