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【メルボルン奮闘記】1人でピラティスに行ってみた

一度目標を決めると行動しやすいとは本当のことで、noteでメルボルンでしたい事を宣言してから、少しずつ動き始めている。毎度おなじみルフィネタで申し訳ないけど、「海賊王に俺はなる」と何度も言っていたからこそ、彼も動けていたのだろう。

さて、するする詐欺で始めていなかったピラティス。数週間前、ようやく一歩を踏み出した!ニュージーランドで仲良しの同僚が週3(!)でピラティスに行っていたので、前々から興味があったのだ。

ニュージーランドでは、ジムの会員費がとても安かったので、ジムについてるヨガのレッスンにたまに通っていた。せっかくの新生活だし、新しいことでも始めるかという思いで、ピラティスのクラスに申し込んだ。

そこで悩むのが「何を着よう」。ヨガの時は、友達と行っていたし、Yin Yogaというとてもゆっくり動くヨガだったので、ダボダボのTシャツにヨガパンツで通っていた。そもそも、ヨガ・スタジオではなかったので、そこまで本格的に通っていそうな人も少なかった気がする(?)。

今回はピラティス・スタジオだし、なんだか本格的!ちゃんとした服を着ないと、私浮くかも・・・と、以前やらかした経験を思い出す。それに、自己紹介でお話しした通り、私とっても「みんなと一緒がいい病」で、浮きたくない。

けれど、今の私にはこのポニョポニョのお腹を出せる勇気はない〜と、結局ザ・部屋着のようなダボダボTシャツとヨガパンツで出動。部屋着同然なので、化粧だけは多少した。

そして着いたスタジオ、平日のお昼前なのに人が多い!しかも、やっぱりみんなかわいいスポーツブラとヨガパンツ履いてる!なんなら、色揃えてる人ばっかり!!こういう人種って、パンツとブラいつもセットのやつなのか!と、自分のKマートで買った大きいTシャツが恥ずかしくなる。

受付で名前を言って、「it's my first time doing pilates…(ピラティス初めてなんです)」と、伝えると、とっても可愛いインストラクターの人が「 don't worry, welcome to your very first class😊(心配しないで、(あなたの)初めてのピラティスのクラスへようこそ!)」と迎えてくれた。このインストラクターの人、とっても可愛くて、とってもニコニコしてて、癒される。私、メルボルンで推しがどんどん増えていきそうだ

私が今回申し込んだクラスは、ピラティス・リフォーマーと言って、最近ハヤリのマシーンを使ったもの。並ぶリフォーマーの上には、すでに「ピラティスずっとやってます」感が溢れ出ている子たちがたくさん・・・、見えない境界線がある。有名な韓国映画パラサイトにあるような境界線が・・・。(わからない人はここでぜひ読んでみてください。

空気が違うとはこのことか

しかし、実際始めてみると動きはヨガの動きと似ている。それに一時期、ニュージーランドで「もし街中で(有名人の)推しに出逢ったら、可愛いと思われたい」という邪念ダイエットに成功しているので、そこで習得したスクワットやストレッチが混ざったような動きも多い。・・・けど、きつい

すぐ汗ダラダラ。周りを見ると、みんな涼しい顔して細い足伸ばしてる。そんな1人だけ苦しそうな私の元にも、インストラクターの人がちょくちょく来てくれて、「上手上手!」「体幹がしっかりしてて、すごいね!」「その調子!」と、上げてくれる。ちょっと私、チョッパーみたいに「そんなことないよぅ」ってデヘデヘした。

終わってからも、「どうだった?」と聞かれて、調子に乗って「思ったより大丈夫だった!」と少し余裕ぶった。1人だけ部屋の片隅で、汗だくだくだったのだから、プロの目から見て余裕じゃないのはモロバレだったであろう。

帰り道も、生まれたての小鹿みたいに階段で足がガクガク。このまま転けたら、きっと立ち上がれない・・・と、慎重に帰りながら、やっぱりインストラクターや教える側の人のエナジーって大事だなと思った。

習い事・お稽古事たくさんしてきたけど、先生側の人が持ってるエナジーで、「あ、この人から習いたい」っていうのを決めてきた。世の中には色んな人がいるし、教えるのが上手・下手もあるけど、合う・合わないもある。

ピラティスのおかげか、インストラクターの彼女のおかげか、ここ数週間悶々としていたのが少し晴れた。いいオーラ・エナジーを持ってる人ってすごい。メルボルン、これから曇りの多い冬になりそうだけど、太陽みたいな彼女の元でピラティスをしたら、ビタミンD取れそうだ。

そう思って次の週も予約した。


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