見出し画像

⑤30歳になってから気づいた失敗 【メンタルボロボロになったので、とりあえず本に書いてある通りに自分と向き合う事にした。】

この記事はジェリー・ミンチントン著「うまくいっている人の考え方 完全版」(弓場隆 訳)に書いてある事を元に自分と向き合ってみる・実践してみる記録です。ここに辿り着くまでの経緯・私の脳内思考は下の投稿をご参照ください。

私事だが、つい最近30歳になった。今でも気持ちは26歳ぐらいである。まあ、コロナで普通の暮らしぶりができなかったのもあるので、精神年齢がそれぐらいでもしょうがないであろう。

けれど、30歳を迎えてから、ふと過去の自分の行動を思い返しては

「私・・・思ったより、意地悪だったのではないか」

「いや、人としてその発言はどうだったんだろうか」

「・・・これ恨まれてない?私?」

と過去の自分行動に対して反省する事が増えた。それまでは記憶の1ページとしておさめてあったものが、急に過去の失態として見えてきてしまった

そのひとつに、前回書いたように自分はオープンマインドだと思いこんでいたが、実はそうでもなかったという様な気づきがある。「あ、あの時の私の態度・・・」と、ズーンと落ち込んで心が重くなってしまうのだ。こういった過去の失敗がバババッと脳内にくるのって、30歳の悟りってやつなの?!

仕事や学習中に、失敗をすることや質問をする事に抵抗はない。なんなら、授業が終わってから「すみません、これ、ちょっと理解できないんですが・・・。」と、質問に行ったり、仕事のミスも「あー、間違えた!ごめん!」と、【このミスで誰かが死んでしまうわけではない】という精神で、わりきって片付けられるからだ。

だが、自分の成績や試験などでの失敗から立ち直るのには時間がかかる。

去年私は大枚を叩いて受けた試験に落ちてしまった。言い訳はたくさんあるが、結果落ちてしまったという事実だけが残った。それが今でもコンプレックスとなり、以前より自分に自信が持てなくなった。

私は、なんてダメダメなんだ。英語で、「beat yourself up」というフレーズがある。直訳すると「自分をボコボコにする・うちのめす」だが、「自分を責める・自分を精神的に追いつめる」といった意味で使われる。

まさに私は自分を罵倒するような、そんなメンタルでここ数ヶ月生きていた。この失敗に対するマインドセット、この本にはこう記載されている。

うまくいく考え方 その6
すべての失敗は、学ぶための絶好の機会である。そう考えることが賢明な態度だ。

「うまくいっている人の考え方 完全版」ジェリー・ミンチントン著(弓場隆 訳)


言い換えれば「失敗は成功のもと」

よく考えれば試験勉強で得た知識は、無駄にはなっていないし、試験が苦手だと認識しているにも関わらず受験したという事に意味がある。結果が全てではないのだ・・・と、自分を励ませられたらいいのだが、難しい!

励ますのに便利なのが、アニメ・漫画ネタを用いる手段だ。

「ルフィがクロコダイルを倒すのに何度も失敗したけど、最終的に勝てたじゃん?!」とか、

「あひるの空でも、クズ高は最初から強かった訳じゃないじゃん、あの子達!」

とか自分に言い聞かせると、「確かに。」と心に入りやすい。オタクでよかった、アニメ・漫画ネタは理解しやすい。

この章に書かれている一文で、またもや少し心を打たれたものがある。

「これからは、自分には失敗をする自由があるというように考え方を変えてみてはどうだろう。」

そうだよ、失敗できてよかった。最近私を悩ませている自分の過去の失態も、「ああいう失敗は若い時にしといてよかった」と思えば、少し救われる。

これも自分への教訓として、日常的に言い聞かせないとサブキャラ説の二の舞になってしまう。

脳内の部屋の壁が、ホタルノヒカリ2の主人公の部屋みたいになりそうな予感がする。




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?