女子大生が考える人生の真理
本当は分かっているのです。
挫折のない、失敗もしない、嫌な気持ちをしない。
そんな道がないことを。
人生では何度も選択しなければならない場面に遭遇します。選択をする時に、なんとなくこっちの方がいいかなとか、こっちは選びたくないなとか漠然と想像します。
なんとなくいいかなって感じた選択肢には、無意識的にプラスのイメージを無限に積み上げたくなります。一方で、心のどこかでマイナスの何かがちらつきます。
それでも、それを自分の道だと信じます。
そして、信念を見出します。
それに向かって努力します。
だけど、そこには辛い思いだったり、嫌な思いだったり、目的地を見失ったり、
こんなはずじゃなかった
みたいな感覚を覚え、自分の選択に誤りがないか振り返ります。
人生はきっとこれの繰り返し。
自分が向かう方向は、どうしてもキラキラした道を想像してしまいます。(想像していなくても、心のどこかで良いことが起きるんじゃないかって小さな期待が隠れているかもしれません。)希望に満ち溢れているなんて、確証がなくてもそう信じたいものです。
でも、何かを始めるとなったとき、
必ず、良いこと、悪いこと、応援してくれる人、足を引っ張ってくる人、結果を出せたこと、上手くいかないこと。
どんなに、希望に満ち溢れた道を想像しても、負の側面を避けては通れないのです。
だからどこに行っても、
どの選択肢を選んでも、
良いことも悪いことも必ず起こる。
心の中では分かっているつもりでも、いざ負に立ち向かうとなると、自分の想像とは違うとか、こんなはずじゃないとか思ってしまいます。
この選択肢が間違いだったかもしれない、違う道を選べば良かった。と思っても、その違う道でも結局悪いことは起こる。
完全に良いことしか起こらない。
そんな道はありません。
だからこそ選択肢に迷う時、負の場面に目を向けて、それでも負けない自信があるのか。乗り越えられるだろうか。
キラキラな道ではなく、茨の道として想像してみる。
自分を壊してしまわないように。弱い方の自分に問いかけてみる。
その中で、自分が本当に信念を持って挑めるものなら、大きな苦労を乗り越えられる。ある程度の無理ができる。
そして、大きな苦労を乗り越えた時にはじめて、大きな希望に触れることが出来る。
まずは生きていきたい茨の道にとりあえず飛び込んでみて、話はそれから…。
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