suzu

誰かの何かに刺さる文章を書きたいOL👩‍💼

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最近の記事

人見知りな私が夜の世界で

私は人前で話すこと、人と話すことが苦手です。 ずっとそう思って生きてきたし、なにより自分に自信がないのです。そして、人一倍繊細なのでちょっとしたことで傷ついたり、言葉を深読みしてしまう性格です。 そんな私が大学生の時、アルバイトでラウンジで働くことになりました。 当時は大学生だから、お金もなかったし、ほとんどの時間をダンスに費やして生きてました。 そんな隙間時間で効率良く稼げるのが夜のお仕事でした。バッチリメイクで、綺麗なドレスを着て。 色々な企業のお偉いさんとお話して、も

    • 24歳の自分より。

      小学生の時にみんなで20歳の自分に手紙を書いて、 タイムカプセルに入れて埋めたけど、結局掘り返す機会はありませんでした。 当時の私はどんなこと書いてたのかな、っていまだに気になるけど、、でも少しだけぼんやりと覚えてます。 "完璧主義なところがあるから、自分を追い詰めすぎないでね" 小学生ながら、自分のことは自分がよくわかってると思ってたし、きっと未来の自分も必要以上に自分を追い込んでるだろうから、労わってやろうみたいな気持ちがあったのだと思います。(笑) 小学生の時、失

      • 22歳で感じた’’生き方“についての迷い

        かなり久しぶりですが、自分の生き方を見直す区切りだと思い、執筆しています。 あと一ヶ月ほどで大学を卒業し、社会人として働き始めるわけですが、最近自分の人生において成し遂げたいことってなんだろうと、ふと考えさせられました。 自分にとって働くことはあくまで手段で、なにを目的として生きていくのか。働く行為自体が、生き甲斐となり得るのか。仕事のストレスをどうやって発散するべきか。 私はこの自粛期間で実感したことは、ぼーっとすることがとても苦手だなあと感じました。なんだかとても手

        • いい子は絶対損をする。

          最近ふと思うのです。 いい子にしてても良い事ないなと。 自分で言うことではないのですが、周囲からよく「いい子だね」と言われることが多いのです。 友人、親戚、親にもそう言われて育ちました。 もちろん私の事を良く思わない人はいると思います。 でも、敵を作りにくいタイプだとは思います。 しかし、この歳になってようやく気づきました。 敵を作らない人生格好悪いなと。 日本の教育は個性を潰してる。 ロボット生産機だ、なんてよく言われます。 私はその中で真面目に生きてきました

        人見知りな私が夜の世界で

          オーストラリアでパニック障害をかました話。

          ん?やばい。これは死ぬやつだ。 オーストラリアで死ぬ。それだけは勘弁。 誰か気づいてくれ〜!!!へるぷみ〜!! (最後の力を振り絞って、床に携帯を叩きつけました) 今までの記事で何度も「死」というワードを使っている私ですが、今回は物理的な死ではなく、精神的な死の体験のお話です。 唐突ですが、みなさんはパニック障害という病気を知っているでしょうか? 意外と有名人でもパニック障害の発作を持っている方が多いように思います。 歌手のyuiさん、IKKOさん、キンプリの岩橋さんな

          オーストラリアでパニック障害をかました話。

          運命の人が〇〇になった話。

          みなさんは、運命の人って存在すると思いますか? 私は存在すると信じてきました。 白馬に乗った王子様が。 成人しているのに、ディズニーの観すぎです。 よく運命の出会いをすると、ビビッとくるとかなんとか言いますよね。自分にもいつかそんな出会いがあるのかなあ、なんて期待したりしていました。 もう、なんだか完全に恋愛ポエマーになってしまうのですが、お許しください。 唐突ですが、私にも運命を感じるような人が現れたことがあります。待ち望んでいた運命の出会い。 しかし、彼はとても私

          運命の人が〇〇になった話。

          女子大生が考える人生の真理

          本当は分かっているのです。 挫折のない、失敗もしない、嫌な気持ちをしない。 そんな道がないことを。 人生では何度も選択しなければならない場面に遭遇します。選択をする時に、なんとなくこっちの方がいいかなとか、こっちは選びたくないなとか漠然と想像します。 なんとなくいいかなって感じた選択肢には、無意識的にプラスのイメージを無限に積み上げたくなります。一方で、心のどこかでマイナスの何かがちらつきます。 それでも、それを自分の道だと信じます。 そして、信念を見出します。 そ

          女子大生が考える人生の真理

          意識不明の重体から見えた世界。

          私は意識不明の重体になったことがあります。 致死率50%の状態でした。 生きるか。死ぬか。 心臓と肺は動いていました。 でも、腎臓、肝臓、膀胱などは全く機能していない状態でした。 お医者さんは、植物状態や障害が残る可能性があると言っていたようです。 まだ21歳。私は死ぬところでした。 ここでは原因については割愛させていただきますが、その時の心境を綴らせて頂きたいと思います。 私の人生はノンストップそのものでした。 常に何かに追われています。 呑気に過ごしていたのは小学

          意識不明の重体から見えた世界。

          ハワイの深夜の森で迷子になった女子大生の話。後半。

          ※これは後半編です。 こうして、どこに行くのかわからないバスにひたすら揺られて、2時間先の僻地で、野宿して死を待つのか…と腹を括ることしか出来ませんでした。 私はパニック障害を持っています。この状況は、発作がいつでてもおかしくない。リアルパニックだ。落ち着くことなんて出来るわけありません。 その時、バスに乗っていたのは私と他に男女2人がいました。もうどうすることも出来なくて、その2人に声をかけることにしました。そして事情を説明すると、男の方が運転手に話をつけに行ってくれ

          ハワイの深夜の森で迷子になった女子大生の話。後半。

          ハワイの深夜の森で迷子になった女子大生の話。前半。

          みなさんは、九死に一生を得た経験はありますか? 私は何度もあります。きっと私はそういう星のもとに生まれたのでしょう。その中でも、奇跡中の奇跡の体験をした、ハワイの深夜の森で迷子事件についてお話したいと思います。 突然ですが、私は綺麗な海と、wall art と、Aviciiが好きです。 この三拍子が揃うと、この上ない幸福感に包まれます。そんなこともあって、大学3年生の夏に、よし、1人でハワイに行こう。と決意しました。そう、私は単純な生き物なのです。 飛行機でワイ

          ハワイの深夜の森で迷子になった女子大生の話。前半。