📝今まで韓国語とどう向き合ってきたかについて書いてみます(第2弾)

2024年4月4日 20:45

TOPIK５級→６級の壁

TOPIKを受検したことのある方であれば、一度はこの壁にぶつかったことがあるのではないでしょうか。
私は済州大学に留学していた時に初めて受験したTOPIKで5級に合格し、その後受けた試験でも5級止まり、帰国後日本で4月に受けた試験で6級に合格しました。

읽기(リーディング)はこう鍛えた

鉄板ですがとにかく過去問を解きまくりました。ただ、過去問を解くときはメリハリをつけるために必ずタイマーで時間を計りながら解き進めました。じゃないと緊張感がなくだらだらと解いてしまうからです。

リーディングは全50問を70分で解きますが、パートごとに解き終わったらタイムを紙の右上に記入しました。それを毎回続けていると、このパートは〇〇分経過時点では解き終わってないと最後きつくなるな、とか、このくらいのスピード感で解けばこのくらい時間が余ってこのくらい見直しができるな、とかそういう感覚が身についていきます。リーディングは時間勝負なので、過去問を解きながら時間の感覚を肌で身に着けていったことで試験本番でも緊張せず解くことができるようになったと思います。

듣기(リスニング)はこう鍛えた

リスニングはYouTubeの動画を使ってトレーニングしました。ただでさえいやな勉強、できるだけ教材は開かずに勉強を始めるハードルを下げたかったからです。

紙とペンだけ用意して、こういう動画を使って寝っ転がりながらリスニングの勉強をしていた記憶があります。解答も動画の中に載っているので、答え合わせも楽ちんです。

쓰기(ライティング)はこう鍛えた

TOPIKの難関といえばやはりライティングですよね。私は一番最初に受けたTOPIKでは53番まで解くのがやっとで、54番(600-700字作文)には一文字も書くことができず悔しい思いをしました。

まず、53番はとにかく過去問の模範解答を書き写して表現を習得する、出題パターンを覚える、これにつきます。ライティングは50分しか時間がないので、時間配分としては
51番～52番→5分(できれば3分くらいで解きたい)
53番→10分(できれば10分切りたい)
54番→30分は欲しい
見直し→5分
という目標を立てて取り組みました。でも実際の試験では53番に手こずって54番に25分くらいしか使えず見直す時間もないままギリギリ字数超えて終了ということの方が多く、未だかつて自分が納得のいく形でライティングを終えられたことはありません🔥

ライティング54番もとにかく過去問の模範解答を書き写して使えそうな表現を習得していったのと、答案の書き方(数字は１マスに２つ入れるとか)を完璧に覚えること、高得点を狙えるような単語選び(漢字語を多めに使う)などを意識して数をこなしました。

公式の過去問以外には、HANAの作文完全対策のこの緑の本を使っていました。

こちらには作文の全文に対する日本語訳が載っているのと、作文を考える上でのポイントがまとまっていてすごく役に立ちました。
通大の受験対策にも活用できたのでおすすめです。

個人的には、ある程度の語学力がついた状態(5級に合格するレベル)でのTOPIK対策は、専門の教材を使って細かく取り組むよりは、とりあえず過去問と答案用紙を印刷して実際に解いてみながら、過去問に出てきた新出単語や表現を都度覚えていく方法が6級合格への近道じゃないかなと思います。

ライティングは過去問だけだと限界があるので、ライティングに特化した教材も併せて使うのが私には合っていました。

ただ、6級に合格してもまだまだ知らない韓国語はたくさんあって、当時最高級を取れたことに達成感はありましたが、この後私は通大の対策をする中で自分の力不足を痛感することになりました。

今私は韓国語を使って働いていますが、自分が韓国語を使って働くなんて勉強を始めた当時は想像すらできませんでした。こうやって少しずつステップアップしてこれたのはこの5級→6級の辛く孤独な時期を乗り越えられたからだと思います。通大で卒業試験に落ちて再試験の勉強をしていた時期も辛かったですが、この5→6の時期もめちゃくちゃ辛かったです。

ありきたりな勉強法の紹介になってしまったかもしれませんが、次回は通大の受験対策〜通大時代の勉強法について書きたいと思います〜

ずみ。

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