📝今まで韓国語とどう向き合ってきたかについて書いてみます(第1弾)

こんにちは☺︎
大学1年生から韓国語を勉強し始めた私ですが、
今振り返ると途中で何度も壁にぶち当たったなぁ
と思うのです。そこで今日は
私は今までこんな感じで韓国語を勉強してきたよという
ストーリーとともに、
これはやってよかった！
と思える勉強法や買ってよかった本や教材についても
お話しできたらなと思っています。
第1弾の今日は、入門〜語学堂5級までの学習期間についてです^^

入門〜初級

大学1年の時に「韓国語初級」という授業を取って初めて韓国語を誰かに教わり始めました。初めは大学から指定された教科書や授業で配られるプリントを使った学習のみで、これといって自発的に勉強法を確立して取り組むといったことはありませんでした。
2年生の前半にハン検4級を受けて合格しました。

初級〜中級

2年次、3年次には「韓国語中級」という授業を取りましたが、週1回授業があるだけでそこまで真剣に取り組んではいませんでした。。。毎週日記を書く課題が出されたのは覚えていますが、履修生の中には韓国留学から帰ってきたばかりの先輩方もいてとてもキラキラして見えたし自分なんて、、と卑下して自信なんて1ミリもない、そんな時期でもありました。かといってそれといった向上心もなく、それでもダラダラとハン検3級を3回も受け、3回とも落ちました🤣🤣
専攻の授業に必死で、韓国語を勉強する気力がなかったというのもあります🫢

中級(？)語学堂留学前

韓国語学習人生において大きな転機が訪れたのは大学3年生の春でした🌸
交換留学の選考試験に挑戦するために、このままじゃヤバいと思ってある本を購入しました🔥
それがこちら！

韓国語リーディング　タングニの日本生活記

ハン研3級に落ちまくっていた私にとってこの本の難易度は高く、とてもじゃないけどスラスラと読める状況ではありませんでした💦だからこそ「もどかしい」という気持ちがやる気に火をつけたのだと思います🔥
この本では韓国から来たタングニさんが日本で過ごす中で感じた文化の違いや様々な発見について書かれていて、韓国語のエッセイを読みながらリーディングスキルを養おうというもので、内容も日本のことなので読みやすくて面白かったです。

すんなり読めないもどかしさを感じながらも内容が面白いので途中で諦めたりすることもなく、和訳の助けも借りながら時間はかかりましたが最後まで読み切ることができました。この時初めて自分で選んだ韓国語の本を一冊読み切りました。
本の中には表現のポイントや、和訳も載っていてかなりボリュームがあります。少なくとも当時の私にとってはすごくボリューミーに感じました。

この本に出会い、もどかしさを感じたことで、留学が終わったらこうなっていたい！という目標の中に「この本をスラスラ読めるようになっている」という項目が追加されました！

語学堂時代(2級〜5級)

無事に交換留学試験に合格し、済州大学に1年間留学することになったのですが、合格したのをいいことに留学が始まるまでの期間、韓国語の勉強はほとんどしませんでした、、、留学が始まったら絶対勉強するだろうから今は日本の大学の勉強に集中しようと、今までになく学部の授業を真剣に聞きました。

留学前にやっておいてよかったと思うことは
「留学前の時点での自分の韓国語の音声を録音」しておいたことです！
私の場合、韓国語の授業で使っていた中級のスピーチ集のようなものがあったので、その中から一つ選んで留学直前に初見で声に出して読んで録音しました。留学が終わった後に同じ文章を読んでどのくらい伸びたか実感したかったからです🫢
ところが、この音声は思いがけず留学中の私を大きく勇気づけることになります。

いざ留学が始まると、周りには自分より韓国語が上手な人がわんさかいて自分と他の人を比べて辛くなった時期がありました。
その頃そんな私を察してか韓国留学を経験した友達が手紙をくれて、その中には「他の人と比べて自分の韓国語はまだまだだって落ち込む時もあるかもしれないけど、比べる対象は他人じゃなくて過去の自分だよ。昨日の自分より伸びてるかどうかが大事だよ。」と書いてありました😭😭😭

あぁ、本当にその通りだと思ってふと留学前に録音したあの音声を聞いてみたんです。そしたら数ヶ月前の自分はこんなに話せなかったのに今はこの時よりはスラスラ読めるようになったし、話すスピードも少しは上がったなと自分の耳で感じました。その時から周りと比べるのはもうやめにしました。

結局は自分との戦いで、限られた留学生活の中で自分がどこまで韓国語と向き合えるかだと気づいて、ブレブレで彷徨っていた勉強の軸をやっと自分の中に戻すことができた気がします。
今でもその音声は残っていますが、とても恥ずかしくて聞けないです🤣

ところで私の留学生活は、語学堂2級からスタートしました。今はどうかわからないのですが、当時交換留学生は語学堂生とは別途で交換留学生クラスに振り分けられ、最初は1級か2級の2クラスしかなかったんです(極端😇)。私のレベル的には2級クラスがピッタリでしたが、TOPIK4、5級を持っている子でも交換留学生という理由で2級クラスに入るしかなかったのでクラス内のレベル差が結構あった気がします。そういった環境も相まって、余計に自分と他の人を比べてしまったのだとも思います🥲
2月から留学生活が始まりましたが、5月に初めて受験したTOPIKで5級に合格することができました！
ちなみに、語学堂2、3級の時に使っていた教材は延世の教材でした。延世の教材はめちゃくちゃ有名で、王道というか基本に忠実な教材っていうイメージです。語学堂を振り返ると、2級の内容を疎かにして先には進めないなと思うくらい2級の内容って本当に全ての核になるので大切だったなと思います。

留学の後半(語学堂では4、5級クラス)はソウル大の教材を使いました。

こっちの教科書は延世のものよりはスピーキングに重きを置いたような内容で、より実践的な内容だった記憶があります。

語学堂の授業を受けるうえで、留学当時から実践して役に立ったと思うことは、
・物怖じせずに先生に質問する
→留学の醍醐味は実践できること、ネイティブにその場で聞ける環境に身を置けることだと思います。同じお金払ってるならたくさん聞いてたくさん学んで身に着けたもん勝ちです🔥

・例文を３つ考えてこいと言われたら５つ考えてみる→実際に提出するのは３つだとしても、こんな感じでやれと言われたことより少しプラスする習慣をつける。こういう積み重ねで他の人と差がつきます。

・その日の汚れはその日のうちに
→その日わからなかったことはその日のうちに解決するように心掛けました。特に２，３級の頃は予習より復習に力を入れました。

・わからない単語は走り書きでいいから別途ノートにまとめておく
→教科書や先生の言葉の中でわからない単語や表現がでてきたときはわからない単語をメモする用のノートにさっとメモして後から調べられるものは調べるようにしていました。これは大学院の授業中にもやっていました。

・韓韓辞典をたくさん引く
→留学前までは韓日辞典か日韓辞典しか引いていませんでしたが、韓国語を韓国語で理解するためには韓韓に変換する力も必要です。語学堂にはいろんな国の学生がいるので、当たり前ですが先生はわからない韓国語の単語の説明も韓国語でしてくれます。韓韓辞典を引くと、Aという単語の意味が知りたくて辞書を引いたのに説明文の中にまたわからないBという単語が出てきて、そのBという単語を調べるとCという新出単語が出てきます。こんな感じで気が済むまで辞書を引いていく作業を続けるとだんだん力がついていきます。

・好きなビューティー系ユーチューバーのしゃべり方を真似る
→シャドーイングのトレーニングにもなるし、好きなユーチューバーなのでコンテンツとしても楽しめるしで一石二鳥です。私は当時연두콩ちゃんの動画にハマっていたのですがヨンドゥコンちゃんの動画には韓国語字幕が付いているものが多く、学習者の立場からするととっておきの教材でした。

5→6級の壁

留学中にTOPIK6級に合格することが目標だった私ですが、5級→6級の壁にぶち当たります。

夏休みに語学堂とは別に開かれたTOPIK対策講座なども受講しましたが、10月、11月に受けたTOPIKでも6級の点数は超えられず結局目標は達成できないまま帰国しました😭当時6級合格に拘っていた私は、貴重な留学期間のほどんどを机に向かう形で過ごしました。なので寮の部屋や自習室に引き篭もる時間が多く、寮と語学堂の行き来だけで、チェジュならではの秋のススキも紅葉も楽しまないまま冬を迎えました笑笑

今思うと、もっと外に出て遊べばよかったのにと思ったりもしますが、資格試験にあんなに熱中できた過去の自分にも頑張ったねと褒めてあげたい気持ちです。

結果としては留学中に6級には合格できませんでしたが、1学期が終わる頃には明らかにスピーキングが伸びていることを実感しました。留学当初はコンビニのおばちゃんが何を言ってるかも聞き取れず、聞き取れないので外で買い物するのも怖くて引きこもりがちだった私が、一人で普通に買い物もできるようになって、日本語を介さず韓国語として発話できるようになったと感じ始めたのは1学期が終わる6月頃でした。留学が終わる12月には、韓国語で話すことに特に不便を感じることはないくらい話せるようになりました。

そして帰国後の4月に受験したTOPIKでやっと6級に合格することができました。
5→6級の勉強法、通大受験〜在学時の勉強法、社会人になった今韓国語とどう向き合っているかについてはまた第2弾、第3弾と分けて紹介したいと思います✨

最後まで見てくださりありがとうございました！

ずみ。