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Webライターがマーケティング視点を持つべき理由。マーケ脳になるための4つの手法

僕はフリーランスとしてWeb広告ライターをしています。

普通のWebライターというと、Google検索時にいかに上位表示をさせるかというSEOライターが多いと思います。

僕がやっている仕事はインスタやTiktokなどで表示される広告です。
いわば「無理やり見せる」記事です。

こういうことからも、僕の仕事はマーケティングに直結しています。

  • どうやったら興味を持ってもらえるか

  • どうやったら最後まで読んでもらえるか

  • どうやったら信用して買ってもらえるか

こういった視点です。これはWebライター全員が持っておいて損はない知識だと思います。

この記事では僕が実際に役立ったマーケ脳になる方法をご紹介します。Webライターとしてさらにキャリアアップの役に立ててください!

💡マーケ脳とは何か?

そもそも「マーケティング」って何?

調べてみると定義はさまざまです。ここでは一旦「売れる仕組み」として解釈しましょう。

売れる仕組みを考える脳を持つべきという話です。

マーケティングは世の中に溢れています。身近なスーパーでもそうです。

例)
入口に目玉商品の格安野菜を置く

効果)
お客さんが集まる→人気店に見える。
商品1つだけでは悪い気がして他の商品も買う
ついでに晩御飯も買って行こう、となる

など、実は目玉商品を売りたいのではなく裏に狙った効果があるのです。むしろ、格安野菜は赤字価格だったりもします。

肉を切らせて骨を断つ的な感じでしょうか。

✍️Webライターの仕事内容

クラウドワークスなどで募集されている内容は、主にSEOライターに関しての募集が多いです。

検索でいかに上位表示させるか、というのはマーケティングとはちょっとテクニックが違います。

例えば、「ダイエット 大豆」のようなワードで上位を取りたいときはh2タグに「ダイエット 大豆」を必ず入れましょう。など。

内容ももちろん重視されるのですが、こういったテクニックやドメインの強さを駆使して上位表示をさせます。

なので、最近は検索結果がウザい記事ばかりあがってくることが多くないですか?これはSEO攻略の末路だと感じています。

クライアントからこういったことが求められることが多いのでしょうがないのですが、Webライターとしてマーケ脳を持てばもっと魅力的な記事になります。

冒頭でどんなワードを入れたら興味をひかれるか。

例えば
「年間10万円ジムにつかって痩せなかった私が、1袋100円の大豆を買い始めたら服のサイズがLL→Mまでなってしまったんです。おかげで服を買い直すために10万円使ってしまいそうです。」など。

意外性やストーリーを混ぜて興味をもたせる、それがマーケティングの一歩目です。

✍️マーケ脳になるための手順

それでは実際にマーケ脳になるための手順を紹介します。これは僕が実際に効果があったなというものです。

もし、試せそうなものがあればぜひ試してみてください。

クライアントにヒヤリング

商談をする機会にクライアントに直接ヒヤリングしてみましょう。これは商品を作ってる側の狙いも聞けるチャンスです。

聞くポイントは2つ。

  • 目的、ターゲット

  • 実際に売れている層

この2つを聞いておけば、まずは土台はOKです。

商品を開発する際、「この年齢のこの悩みに対して商品を作れば売れるだろう!」という風にスタートします。
その後の売れ行きが想定通りなのか、はたまた全く違う層に売れているのかは重要です。

また、商品の特長なども具体的にヒヤリングしましょう。担当者も必死に仕事をしているので、いろいろ教えてくれます。

「海外ではこれがトレンドで〜だからこの商品は〜!」など言いたいことは腐るほどあるのです。

それをどう表現したら読者が読んでくれるか?と考えるのがWebライターです。

お客さんの悩みを考える

次に商品を買う人(消費者、お客さん)の悩みを考えます。

ダイエットがしたい!というのは人類全員の悩みですが、その悩みの深さは人それぞれ違います。

・健康診断で数値が悪かった
・彼氏に太ってるねと言われた

この2つは同じダイエットでも悩みの深さが全く違います。

自分が売るべき商品は、どんな人にとって魅力的だろうか?ということをなん度もなん度も考えるべきです。

ここでやってはいけないことは、自分でターゲットを決めてしまうことです。

💬
「こんな人に売るにはこう表現すべきだ!」という考えになると、嘘の情報や誇大表現になりがち。最近は薬機法なども厳しいのでこの点は気をつけましょう。

商品の性能はどんなマーケティングでも変わりません。あくまでも商品そのものが持っているパワーで勝負するのです。

なので、極論「売れないものは売れない」です。これはマジ。

ストーリーを考える

ストーリーを考えるというのはお客さんの背景を考えるということです。

何も自分が担当している商品で考える必要はありません。今日、外を歩いていて出会った人のストーリーを妄想してみるだけでいいんです。

スーパーにもいろんな人がいますよね。

  • サラリーマン

  • OL

  • 主婦

その人たちがどんなものを買うかでストーリーを想像します。

💬
例えば、金曜日にOLさんがビールとスナック菓子とケーキを買っていた。としたら「きっと明日は休みだろう。多分一人暮らしだろう」などと考えてみます。

そうしたときに、この状況でどんな商品を見せたら欲しがってくれるでしょうか?
常々そんなことを考えていると、Webライティングの仕事のときにも役立ちます。

考えたストーリーは勿体無いのでストックするようにしましょう。

仮説を立てる

先に紹介した3つを利用して、仮説を立てます。

最初はなんでもいいんです。綺麗である必要はないです。
結果的に間違っていたとしても、それでOK。仮説は間違っていた、がわかることが収穫です。

  • こういう悩みを持っているはずだから、こういう言い方をしてみよう。

  • 40代だから、こういう言い方をしてみよう。

  • ボタンは緑にしてみよう。

ざっくりこんな感じで大丈夫です。

そして、しっかりと検証期間を決めることが大事です。

自分が手を加えた日の前後1週間を比べるとかで大丈夫です。良くなったか悪くなったかだけを見ます。

💬
数値を見るためにもGoogleアナリティクスなどツールはしっかり導入するようにしておきましょう。

自分で見れない、設定できない時は人にお願いすることも大事です。人にものを頼めることもスキルです。

まとめ

今回はWebライターはマーケ脳を持つべきということについてお話ししました。

マーケティングは仕事に役立つ!などはさておき、単純に面白いです。DJ社長も言ってましたが、世の中ビジネスで成り立っています。

💬
目の前に広がるもの、すべてがマーケティングです。あなたの部屋にあるものは、誰かのマーケティングによって買わされたものです。

マーケ脳を会得して、さらに魅力的なWebライティングができることを祈っております。

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また次のnoteでお会いしましょう!

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