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718杯目:【野球】私の好きなプロ野球観戦の形

先日、715本目のnoteで少年時代のプロ野球観戦の思い出を書いていたら、ちょっと自分のプロ野球観戦への思いをnoteに書いてみようと思いました。

プロ野球観戦の目的は、

ひいきチームの応援。
気に入っている選手の応援。
チーム・選手関係なくプロの野球選手の技を実際に見てみたい。
球場の雰囲気、あの空間を楽しみたい。
お酒を飲んで、みんなと一体になって大きな声を出して応援したい。
など、人によって様々だと思います。
そして、同じ人でもその時の年齢によって野球観戦の楽しみ方も変化してくるでしょう。

自分の少年時代、プロ野球の応援の形は、応援団はベンチの屋根あたりに応援団長またはリーダーのスペースがあり、グランドを背にそこに立って笛や太鼓や横断幕を掲げて応援していました。
だから一体になって応援をするエリアって内野指定席の1塁3塁ベースあたりまでだったのです。
なので、今では考えられないと思いますが、外野席は阻害されたハズレ席みたいな感じでした。
位置的にも気分的にもダイヤモンドが遠かったf^_^;
やはり、チケット争奪戦に勝ってそれなりのチケット代を払わないと、あの空間には入れないんだな!?って感じ。
でも、当時の選手たちは大変だったでしょうね。
ベンチの上で応援されているの。試合展開が良い時ならいいけど、悪い時なんて…f^_^;)

そしていつ頃からか、応援団の位置って外野席になったんですよね。
鳴り物や楽器も増えてエリアも広がって、かなり応援団というのが組織化されてきたような感じがします。
大人は外野席で一杯飲みながら、知らない人たちともすぐに意気投合して大きな声を張り上げて応援。
こういう楽しみもあるでしょう。
しかし、それが自分は苦手なんです。
野球少年だった自分にとっては、純粋に野球が観たいんです。
試合展開関係なく、大騒ぎしているとしか思えない応援形態が…f^_^;)
あと、酔っ払って選手に罵声を浴びせているのを見ているのも嫌だったな…

まっ、そんな事を言いながらも、自分も大人になりプロ野球観戦年に一度くらい行くのですが…お酒も飲める大人になってもやっぱりイマイチ、あの空気感には馴染めないf^_^;

でも野球は好きだし選手たちもいつの間にか自分よりも年下の人ばかりになってしまいましたが、やはり純粋にプロ野球選手の高い技術力を生で見たいという憧れの気持ちは子供時代と変わらず。

今では開催されていませんが、昭和の最後の頃から平成始めにかけて、2年に1回のペースで、メジャーのオールスターチームが来日して日米オールスター戦が開催されていました。

あの日米野球の雰囲気が良かった。
日米野球は、日本では当たり前の鳴り物などを使った応援が禁止。
ひたすら声と拍手、そしてスタンディングオーベーションで選手に声援を送る。
そう、メジャー式の応援なんですね。

ピッチャーが投げる時の静まり返った空気。
キャッチャーがキャッチした時のミットの音。
バッターが撃った時の音。
審判の判定の声。

全てが野球、ベースボールなんですね。
自分の求めていたプロ野球観戦は、純粋に野球を楽しむというこの空間。

そして応援を煽るのは、観客ではなく球場の方。
球場が観客を楽しませてくれるのです。
まさしくボールパーク!!

酔っ払って…応援団の音頭で…みんなで声援を送るのも楽しみかもしれませんが、試合の一挙手一投足で、自然発生的に出てくる拍手やどよめきや声援。
こちらの方が、なんか野球そのものを楽しんでいるような気がします。
自分はメジャー式の野球観戦が好きです。

という事で、当時は日本プロ野球の公式戦は行かなくても、日米野球観戦は欠かさず行きました。
世界一のベースボールプレーヤー、プレーするメジャーリーガーのスピードやパワーや音を生で観るために。
おかげさまで、サミー・ソーサのホームラン、バリー・ボンズのホームラン、ヤンキースのユニホーム…全て生で観ることができました。
ボンズの打球音、ソーサのバッティング練習でのホームランで東京ドームの看板にぶち当てた音。
全てが今でも忘れられません。

ここ2年、日本プロ野球もコロナ禍のため、無観客または鳴り物なしの応援になり、野球の音を純粋に楽しめる空間になっていて、かえってプロ野球観戦に行けないのがとても残念f^_^;)

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貴重なお時間の中、最後まで読んでいただき、ありがとうございました。 駄文ながら一生懸命書かせていただいていますので、またいらしてください。