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957杯目:何に対して感謝をするのか…

人は生きている限り1人では生きていけない。
いくらネットが発達したとか、オンラインで事足りるとか言っても誰の助けも受けずに1人で生きていくことは不可能。

日本人は、他人に迷惑をかけないように生活するように教育されるが、国によっては生きていくということは人に迷惑をかけるということと教えるところもあるくらい。

お世話になった。
助けてもらった。
何かをしてもらった。

そんな経験は誰にもあると思う。
それらに感謝する事が大切ですが、もう一つ掘り起こして何に対して感謝するかを考えてみる。
すると最終的に行き着くところは同じだということに気づく。

他人が自分にしてくれたことに、今まではただただ感謝していたが、本質を考えるとしてくれたことへ感謝するのではなく、それだけの時間を自分に使ってくれたことに感謝するということだと思う。

そう自分に使ってくれた時間なのです。
その相手も1日は24時間しかないし1年は365日しかない。
その人が自分に比べて能力が優れていようが、お金があろうが、社会的に地位が高かろうが、自分と同じ分の時間しか持っていなくて例外な人はいない。

だから誰にでも時間は有限で貴重なものなのである。
その中から10分かも知れないけど、自分に対して時間を使ってくれたことに感謝しなければならない。
だから、感謝をするということは自分に対して何をしてくれたかではないのである。

しかし、意外とそれに気づいている人は少ないような気がする。

相手の人だって、自分を助けようとして行動した事が間違うことだってある。
そんな時、

余計なことをして…
余計な仕事を作りやがって…
やらなくても良いことをして…

なんて、逆に恨んだりする。
それは、してくれたことへ感謝する思考だから。
貴重な時間を自分に使ってくれたと思うと、余計なことをしてくれたなどと思わないはず。
やり方間違っちゃったかも知れないけど、自分に時間を使ってくれてありがとう。
そう思える。

そうなると自ずと『謙虚』にもなる。

これは考え方の問題ではなく、人としての本質的な問題なのではないかと思う。

#感謝 #時間 #人間 #思考 #謙虚 #コラム #エッセイ #日記 #note

貴重なお時間の中、最後まで読んでいただき、ありがとうございました。 駄文ながら一生懸命書かせていただいていますので、またいらしてください。