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448杯目:【子育て】頭が良いか悪いかは、切り替えが上手か下手かで決まる!?

頭が良いか悪いか…学生時代だと勉強が出来るか出来ないか、テストの成績が良いか悪いかが判断材料だったりするけど、大人になって社会に出てみると勉強が出来るか出来ないかだけが判断材料ではない事に気付いたりします。

自分が学生時代、頭が良いか悪いかというのが、勉強が出来るか出来ないかが判断材料の頃の話です。
高校時代、まさに今頃の時期、甲子園を目指す夏の高校野球県大会が開催されている頃の気付き。
ザックリ言っちゃうと、自分の通っていた高校はあまり頭が良い学校ではありませんでした。
そんな夏の高校野球県大会は全校応援だったため、自分たちも野球部の応援で球場へ。
まだ自分たちの高校の一つ前の試合が行われている頃に球場に到着。
野球が好きな自分は、ちょっと前の試合を覗きに1塁側スタンドへ。
その時、このあとうちの高校と同じ1塁側スタンドで応援していた高校は、県内で一番頭の良い高校でした。俗にいう進学校ですね。

そこで見た光景にビックリ(°_°)
それは、その県内で一番頭が良い高校の応援に…

当時の自分の目に映ったのは、簡単に言っちゃうとバカ騒ぎ。
全校生徒で応援なので、もちろん野球に興味がない生徒もいたと思いますが、男子女子ともやらされてる感がなく、みんなが楽しんで一生懸命応援をしていました。
そのバカさ加減にすごく圧倒されたのです。

『他校も見ている所でこんなバカ騒ぎして恥ずかしくないのかな?』
『意外と〇〇高校ってバカなんだな。』
『普段勉強ばかりしているから溜まってて、鬱憤を晴らしているのかな?』

当時の自分はそう思いました。
あとで、すべての予想が外れている事に気付かされましたがf^_^;

そしてその後の試合、自分たちの学校の応援は、友達に頑張って欲しいと思う気持ちは嘘ではないけど、応援団長の指示通り声を上げて応援するのは恥ずかしい。
こんなところで、さっきの〇〇高校応援団のように大きな声で応援なんて、みっともないし恥ずかしくてできない。

次の日学校へ行った時、野球とは違う種目で全国大会にも出場するほどの部の顧問の先生に、
『昨日の、自分たちの前に試合をしていた〇〇高校の応援、凄かったですねー。
でも、高校生にもなってガキの様なあんなバカ騒ぎして恥ずかしくないのかなー?』
と言ったら、
『それは間違い。頭の良い人は切り替えるのが上手なんだ。
騒ぐ時は騒げる。応援する時は一生懸命応援できる。そして勉強する時は集中して黙々と勉強できる。
お前らみたいに切り替えられないのは全てに中途半端なんだ!』と、ズバリ言われてしまいました。(苦笑)
それを先生から聞いた時、すごく自分の胸にスッと入ってきて納得しました。
以前から思っていた大学生とかの学園祭でのバカ騒ぎの意味も納得できたし。
そっか、そういう事だったのか!!

その時の経験と気付きがあり、自分の頭が良いかどうかはともかく、子供の前でも、自分が親だろうが父親だろうが大人の立場だろうが、ふざける時はふざける、大笑いする時は大笑いする。という姿を見せるようにしました。
未就学児の時から、大学の学園祭にも毎年連れて行きました。
子供たち相手に、幼児研究会で遊んでくれるのも大学生、科学体験で遊びの要素を交えながら科学を教えてくれるのも大学生、体育館でトランポリンやマット運動を教えてくれるのも大学生、模擬店で美味しいものを作ってくれるのも大学生、一瞬引いてしまう様なコスプレをしてキャンパス内を歩いているのも大学生、フィナーレで会場内を大騒ぎしながら意味不明のダッシュをするのも大学生、みんな同じ大学の学生。

子供たちには楽しい思い出と共に、その学生たちはどのように映っていたのでしょうね?
自分は高校でやっと気付いたけど、子供たちにはもっと早く何かに気付いてもらいたいと思いながら、結局子供が高校までの12年間以上、途中からは子供の友達も連れて毎年学園祭に連れて行ってました。
そして、もちろん自分も子供の付き添いとかではなく、お父さんも一緒に笑って騒いで楽しむ姿を子供に見せながら…。

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貴重なお時間の中、最後まで読んでいただき、ありがとうございました。 駄文ながら一生懸命書かせていただいていますので、またいらしてください。