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【フィンランドの教育から学ぶ】子どもの非認知能力を育てるために大事なこと

今回も、今購読している幼児教育に関して特集している雑誌『FQKids』からの学びを、自分のメモも兼ねてみなさんに共有したいと思います。

『FQKids』ではよく、海外の教育事情に関する取材内容が紹介されています。今回の記事ではフィンランドの幼児教育が紹介されていました。

フィンランドの幼児教育では、

  1. 子供たちが主体となって夢中で遊べるように、安心できる環境を整える
    子供自らどの遊びをしたいか選び、主体的に取り組む。子供3~4人に1人の保育者がつき、ルールや相手を尊重する社交スキルも身につけさせる。

  2. 子供自身の興味ややる気を尊重し、伸ばしてあげる
    子供の一人ひとりをよく観察し、それぞれの興味のあることを探る。たとえば、恐竜が好きな子には恐竜、パズルが得意な子にはパズルなどを入口にして、そこから一人ひとりのやる気を引き出して学習の世界を広げる指導をする。

  3. 学ばせるのではなく、子供自身が主体的に身につけていく
    たとえばアルファベットや数字などを練習したり覚えさせたりするのは6歳まで待ち、それ以下の年齢のクラスでは壁に飾るのみにし、興味を示す子がいたら個別に教える。

  4. 子供の成功体験を積み重ねる
    褒めるときにはポイントがズレないように、保育者は完成した工作や絵について「この作品のできばえはどう?」と、まず本人に自己評価を聞いてから喜びを分かち合うといった、子供の現実的な自己肯定感を育む指導法を実践する。

といった「子供の主体性を育てる」取り組みが実践されているといいます。

今年(2020年)で3年連続「世界幸福度ランキング」1位の国らしく、幼児教育が個人のスキルの向上ではなく、周りの人と良好な関係を築き、主体的に社会へ関わる「豊かで幸福な人生」を目標としていることが、成功の鍵なのではないでしょうか。
『FQKids』Vol.2


子どもの非認知能力や主体性を育むために、うちの家庭でも取り入れたいです。
子どもが何に興味を持っているのかよく観察し、その興味に合わせて環境を工夫して、さらには「すごいね~!」(ついつい言っちゃう言葉。。汗)などと結果や成果物に対して褒めるのではなく、子どもが努力したり工夫したりしたその過程を認めてあげられるような褒め方ができるように、常に意識しておきたいと思います。


最後までお読みいただきありがとうございます。
子どもたちが伸び伸びと育つことができる優しい社会を、ぼくたち大人みんなでつくっていきましょう。

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