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申し訳なくて早く返事を返したい/036

現在、仕事を探しており、2件面接を受けた。

1つ目は、日本食レストラン。
20%(週8時間)ほど働ける人を募集中のレストランだ。

2つ目はホテルの朝食の仕事。
ダメ元で、送っちゃえ!と思って履歴書を送った場所。そんな思いで送付した場所だったから、まさかホテルから面接の日取りがもらえるとは思っていなかった。

スイスでは、ホテルマネージメントスクールを卒業。できれば、再びホテルで働きたいなという思いが強く、知人にもお願いして履歴書を送ってもらった。しかし、結果は採用されず。悲しい現実に、私が働ける場所は日本人がいる場所なのかなと少しだけしょんぼりとした。

チューリッヒ市内のいくつかのホテルに履歴書を送ったけれど、採用されず、メールが来るたびに「またか」と肩をすくめていた3月前半。

2週間ほどが過ぎて、メールを確認してみると、来ていた。1件面接の日取りを決めるメールが届いていた。やったー!やっと面接までたどり着いた。そう思った。

少し自宅からは遠いけど、通えない距離ではない。通勤方法、出勤時間の確認など確認したいことは盛りだくさん。

とにかく面接を受けてみるのが最優先だと思い、すぐに面接の日取り決めるメールを返信した。

面接は、かなりドキドキしたけれど、HR(ヒューマンリソース)の担当者2名とインターン生の1人が面接官としてやってきた。

面接は英語で行われたから、少し安堵。ドイツ語よりも英語の方が、思いを伝えやすから、英語の面接で少し気が楽になった。

面接から1週間後、内定通知が届き次のステップへ。プロベーションの日取りを決めて、2時間実際に現場に出てみた。

その日は、宿泊客が少なく朝食に来たゲストも30名ほど。仕事の内容を口頭で教えてもらって、2時間が過ぎていった。過去にも朝食の時間には働いたことがある。だから、初めてのことではない。

ロンドンの5つ星ホテルでは、コーヒーや紅茶はスタッフがお客様に直接サービスするスタイルだった。スイスの3つ星ホテルでは、セルフでコーヒーをお客様がセルフで撮りに行くシステムなので、個人サービスは特に要求されないスタイルのようだ。

ここまで来るには3週間以上過ぎている。日本食レストランも、面接をしてプロベーションもして、オファーをもらった。

早く返事をしたいけど、ホテルの仕事はまだ契約書にサインをしていない。私は早く日本食レストランに連絡を入れて、ホテルの仕事が決まったのでと辞退するメールを送りたい。

だけど、夫は契約書にサインをしてからメールすればいいよというのだ。

心の中では、日本食レストランに早く連絡しないければ、申し訳ないという気持ちが強い私。しかし、夫の考えは違う。そういうものなのかなと、モヤモヤしながらも、返信は待機中。

ホテルから契約書が送られてくるのはいつなんだろうか。早く、日本食レストランにメールをしたい。


更新チャレンジ36日目

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